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百貨店・アパレル

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日本の百貨店・アパレル産業は、高度経済成長期に黄金時代を迎えたが、バブル崩壊以降は構造的な衰退に直面している。百貨店業界の売上高は1991年の約9.7兆円をピークに半減し、三越伊勢丹HD・J.フロントリテイリング(大丸松坂屋)・高島屋の3グループへの集約が進んだ。2023年以降はインバウンド需要と富裕層消費の回復で都心店舗が好調だが、地方店舗の閉鎖は止まらない。アパレル分野ではファーストリテイリングが「ユニクロ」でSPA(製造小売)モデルを確立し、売上高3兆円超・時価総額15兆円超でZARAのインディテックスに次ぐ世界2位のアパレル企業に成長した。一方、オンワードHD・ワールドなど従来型アパレルは百貨店チャネルの縮小とEC化への対応に苦戦。ファッション産業の構造変化は「百貨店の衰退」と「SPA・ECの台頭」の二極化として進行している。

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