三井住友FGの決断社史:経営の意思決定を振り返る

更新:

決断

三井住友は、金融危機で他社が売却した事業を取得して広げてきた。2006年10月に公的資金を前倒しで完済し、2009年3月期に純損失3,734億円を計上した直後の同年5月、経営難の米シティグループの傘下から日興コーディアル証券などを5,450億円で取得した。2012年4月には、過払い金返還と規制強化で収益基盤が崩れた消費者金融大手のプロミスを株式交換で完全子会社化し、個人向け金融をグループへ収めた。一方で海外の投資銀行業務は自前で築かず、2021年に米ジェフリーズへ出資して提携で補った。2004年度までに不良債権を集中処理して資本の余力を早く戻したことが、買収を重ねる条件になった。

免責事項およびポリシー