The社史

長期視点を普及するサイト

音響・その他電機

3

日本の音響・その他電機産業は、オーディオ・映像機器・楽器・照明などの領域で世界市場を形成してきた。ヤマハはピアノ製造から出発し、楽器世界首位に加えて音響機器・半導体・バイクまで展開する独自の多角化企業に成長。JVCケンウッドはビクターとケンウッドの統合で誕生したが、民生用AV機器市場の縮小に苦しみ、車載機器・業務用通信機器への軸足移動を進める。カシオ計算機は電卓から出発してG-SHOCKで時計市場に革命を起こし、電子辞書・電子楽器まで「小型電子技術」を軸に独自の製品群を築いた。オムロンは制御機器のBtoB企業でありながら、血圧計で家庭用医療機器の世界ブランドとなった。業界全体として、かつての「ハードウェア量産」から「ソフトウェアとサービスを組み合わせた付加価値型」への転換が共通テーマであり、中国・韓国メーカーとの棲み分けが経営課題となっている。

トップに戻る