第4章 年〜年

サントリーホールディングス:佐治信忠の持株会社化とOrangina・Beamの買収

2001年〜売上3兆円の構想と、純粋持株会社制への移行

2001年3月、佐治信忠氏がサントリーの代表取締役社長に就任した。いとこにあたる鳥井信一郎氏は会長に移り、佐治敬三氏の長男が4人目の社長となった。佐治信忠氏は就任前の会見で、ビール・発泡酒のシェアを5年で20%に上げ、業界2位以内を目指すと表明した。就任後に示した構想は、連結売上高1兆4,000億円から3兆円への倍増。内訳は酒類と食品で1兆円ずつ、残りを医薬・バイオ・外食などの多角化部門が担う設計である。海外売上も倍増の5,000億円を目標とし、どの分野も5年以内に業界2位を必達事項に据えた。目標を事業別と地域別の両方に割り付けた時点で、国内の酒類だけでは達成できない水準が示されていたとみられる。

  • サントリーホールディングス 有価証券報告書 第8期(2016年12月期)【役員の状況】
    • [1]佐治信忠の略歴。2001年3月サントリー㈱代表取締役社長就任、2002年3月代表取締役会長兼社長就任
  • 日経ビジネス 2001年3月19日号
    • [2]鳥井信一郎社長(63歳)の後を受け3月27日付で故佐治敬三前会長の長男・佐治信忠副社長が社長に就任、4人目の社長。鳥井社長は会長に。9日の会見でビール・発泡酒シェアを5年で20%に拡大し業界2位以内を目指すと表明
    • [3]鳥井信一郎社長(63歳)の後を受け3月27日付で故佐治敬三前会長の長男・佐治信忠副社長が社長に就任、4人目の社長。鳥井社長は会長に。9日の会見でビール・発泡酒シェアを5年で20%に拡大し業界2位以内を目指すと表明
  • 日経ビジネス 2002年6月10日号
    • [4]2001年3月の社長就任後、連結売上高1兆4000億円を3兆円に倍増させる構想。酒類と食品が1兆円ずつ、残りを医薬・バイオ・外食などの多角化部門。海外も倍増の5000億円が目標。「どの分野も5年以内に業界2位。これは必達事項」
    • [5]2001年3月の社長就任後、連結売上高1兆4000億円を3兆円に倍増させる構想。酒類と食品が1兆円ずつ、残りを医薬・バイオ・外食などの多角化部門。海外も倍増の5000億円が目標。「どの分野も5年以内に業界2位。これは必達事項」
    • [6]2001年3月の社長就任後、連結売上高1兆4000億円を3兆円に倍増させる構想。酒類と食品が1兆円ずつ、残りを医薬・バイオ・外食などの多角化部門。海外も倍増の5000億円が目標。「どの分野も5年以内に業界2位。これは必達事項」

佐治信忠氏の海外観は、米国での事業経験から形づくられた。1979年に米国法人サントリーインターナショナルの社長に就任し、ウイスキーの販売原資をメロンリキュールのミドリに移した。当時の米国でのウイスキー販売は、年1,000ケースに満たなかった。1980年10月にはペプシコのボトラーであるペプコムを約200億円で買収し、以後の米国戦略は買収を軸に組まれた。社長就任の翌年の取材で、佐治信忠氏は国内市場の総量に限りがある点を挙げ、『海外事業は国内事業を補完する役割ではなく、もっと重要な位置を占めるようになる』と語った。それまでの買収先は各社単独の採算を求められ、グループとしての相乗効果は経営の目標に置かれていなかった。国内の縮小を海外の買収で補う発想は、社長就任より20年以上前に米国で得た経験に根を持っていたと考えられる。

  • 日経ビジネス 2002年6月10日号
    • [7]1979年サントリーインターナショナル社長に就任。米国でのウイスキー販売は年1000ケースに届かず、販売原資をメロンリキュールのミドリへ移す。80年10月ペプシコのボトラー、ペプコムを約200億円で買収。以降米国戦略はM&A中心
    • [8]1979年サントリーインターナショナル社長に就任。米国でのウイスキー販売は年1000ケースに届かず、販売原資をメロンリキュールのミドリへ移す。80年10月ペプシコのボトラー、ペプコムを約200億円で買収。以降米国戦略はM&A中心
    • [9]1979年サントリーインターナショナル社長に就任。米国でのウイスキー販売は年1000ケースに届かず、販売原資をメロンリキュールのミドリへ移す。80年10月ペプシコのボトラー、ペプコムを約200億円で買収。以降米国戦略はM&A中心
    • [10]1979年サントリーインターナショナル社長に就任。米国でのウイスキー販売は年1000ケースに届かず、販売原資をメロンリキュールのミドリへ移す。80年10月ペプシコのボトラー、ペプコムを約200億円で買収。以降米国戦略はM&A中心
  • 日経ビジネス 2002年10月28日号
    • [11]国内市場はパイが限られシェアの取り合いになる。海外事業は国内事業を補完する役割ではなくもっと重要な位置を占める。これまでのM&Aはグループのシナジーを重視せず、それぞれ独立して儲けを出せればよいと考えてきた
    • [12]国内市場はパイが限られシェアの取り合いになる。海外事業は国内事業を補完する役割ではなくもっと重要な位置を占める。これまでのM&Aはグループのシナジーを重視せず、それぞれ独立して儲けを出せればよいと考えてきた

佐治信忠氏が就任前に掲げた目標の一つは、ビール・発泡酒のシェアを5年で20%に引き上げることだった。2003年、サントリーは高価格帯のビールとしてザ・プレミアム・モルツを発売した。欧州産のアロマホップと天然水での醸造を特徴に据え、原料と製法の水準で既存の銘柄との差を示した商品である。ビール事業はこの銘柄の伸長に支えられ、市場参入から46年目の2008年に初めて黒字に転じた。2010年12月期にはザ・プレミアム・モルツの販売数量が1,450万ケースとなり、7年連続で過去最高を更新した。参入以来の赤字を、価格の安い発泡酒ではなく高価格帯の1銘柄で解消したことは、数量より単価で採算を確保する方針への転換だったと推測される。

  • 日経ビジネス 2001年3月19日号
    • [13]3月9日の会見でビール・発泡酒のシェアを5年で20%に拡大し業界2位以内を目指すと表明
  • サントリー ニュースリリース「新『ザ・プレミアム・モルツ』発売」(2023年1月12日)
    • [14]「ザ・プレミアム・モルツ」は欧州産ファインアロマホップの使用や天然水醸造など素材・製法にこだわったブランドで、2003年の発売以来20年
    • [15]「ザ・プレミアム・モルツ」は欧州産ファインアロマホップの使用や天然水醸造など素材・製法にこだわったブランドで、2003年の発売以来20年
  • 日本食糧新聞 2014年11月26日 11103号
    • [16]ビール市場参入から46年目となる2008年の事業黒字化と、2014年10月1日のサントリービール㈱始動に至る躍進を支えたのが「ザ・プレミアム・モルツ」
  • サントリーホールディングス 有価証券報告書 第2期(2010年12月期)【業績等の概要】
    • [17]「ザ・プレミアム・モルツ」はマーケティング活動を強化し、7年連続で過去最高となる1,450万ケース

2009年2月、サントリーは株式移転によりサントリーホールディングスを設立した。同年4月には飲料や酒類、健康食品などの事業を分割して事業会社に承継させ、純粋持株会社制に移行。旧サントリーはサントリー酒類に商号を改めた。同年11月、サントリーホールディングスは欧州のOrangina Schweppes Holdingsを買収した。2002年に佐治信忠氏が描いた将来像は、『日本を母体とした、機能分散型の多国籍企業になっていくと思います』というものだった。2010年12月期の有価証券報告書は、国内外の飲料事業を1社の下に置き、グローバルな競争力を高める方針を課題に挙げた。事業ごとに会社を分けたことで、買収した海外企業を各事業会社の下に組み入れる構造が整ったと推察される。

  • サントリーホールディングス 有価証券報告書 第17期(2025年12月期)【沿革】
    • [18]2009年2月サントリー㈱の株式移転により設立。2009年4月事業を吸収分割・新設分割でサントリー食品、サントリーワインインターナショナル、サントリープロダクツ、サントリーウエルネス、サントリービア&スピリッツ等に承継し、サントリー㈱はサントリー酒類㈱に商号変更、純粋持株会社制に移行。2009年11月欧州のOrangina Schweppes Holdingsを買収
    • [19]2009年2月サントリー㈱の株式移転により設立。2009年4月事業を吸収分割・新設分割でサントリー食品、サントリーワインインターナショナル、サントリープロダクツ、サントリーウエルネス、サントリービア&スピリッツ等に承継し、サントリー㈱はサントリー酒類㈱に商号変更、純粋持株会社制に移行。2009年11月欧州のOrangina Schweppes Holdingsを買収
    • [20]2009年2月サントリー㈱の株式移転により設立。2009年4月事業を吸収分割・新設分割でサントリー食品、サントリーワインインターナショナル、サントリープロダクツ、サントリーウエルネス、サントリービア&スピリッツ等に承継し、サントリー㈱はサントリー酒類㈱に商号変更、純粋持株会社制に移行。2009年11月欧州のOrangina Schweppes Holdingsを買収
    • [21]2009年2月サントリー㈱の株式移転により設立。2009年4月事業を吸収分割・新設分割でサントリー食品、サントリーワインインターナショナル、サントリープロダクツ、サントリーウエルネス、サントリービア&スピリッツ等に承継し、サントリー㈱はサントリー酒類㈱に商号変更、純粋持株会社制に移行。2009年11月欧州のOrangina Schweppes Holdingsを買収
  • 日経ビジネス 2002年10月28日号
    • [22]海外展開について「日本を母体とした、機能分散型の多国籍企業になっていくと思います」
  • サントリーホールディングス 有価証券報告書 第2期(2010年12月期)【対処すべき課題】
    • [23]2011年1月1日付吸収分割により国内外の飲料事業をサントリー食品インターナショナルの傘下に配置し、グループ内でシナジーを発揮しグローバルな競争力の強化を図る
参考文献[1]-[23]
  • サントリーホールディングス 有価証券報告書 第8期(2016年12月期)【役員の状況】
    • [1]佐治信忠の略歴。2001年3月サントリー㈱代表取締役社長就任、2002年3月代表取締役会長兼社長就任
  • 日経ビジネス 2001年3月19日号
    • [2]鳥井信一郎社長(63歳)の後を受け3月27日付で故佐治敬三前会長の長男・佐治信忠副社長が社長に就任、4人目の社長。鳥井社長は会長に。9日の会見でビール・発泡酒シェアを5年で20%に拡大し業界2位以内を目指すと表明
    • [3]鳥井信一郎社長(63歳)の後を受け3月27日付で故佐治敬三前会長の長男・佐治信忠副社長が社長に就任、4人目の社長。鳥井社長は会長に。9日の会見でビール・発泡酒シェアを5年で20%に拡大し業界2位以内を目指すと表明
    • [13]3月9日の会見でビール・発泡酒のシェアを5年で20%に拡大し業界2位以内を目指すと表明
  • 日経ビジネス 2002年6月10日号
    • [4]2001年3月の社長就任後、連結売上高1兆4000億円を3兆円に倍増させる構想。酒類と食品が1兆円ずつ、残りを医薬・バイオ・外食などの多角化部門。海外も倍増の5000億円が目標。「どの分野も5年以内に業界2位。これは必達事項」
    • [5]2001年3月の社長就任後、連結売上高1兆4000億円を3兆円に倍増させる構想。酒類と食品が1兆円ずつ、残りを医薬・バイオ・外食などの多角化部門。海外も倍増の5000億円が目標。「どの分野も5年以内に業界2位。これは必達事項」
    • [6]2001年3月の社長就任後、連結売上高1兆4000億円を3兆円に倍増させる構想。酒類と食品が1兆円ずつ、残りを医薬・バイオ・外食などの多角化部門。海外も倍増の5000億円が目標。「どの分野も5年以内に業界2位。これは必達事項」
    • [7]1979年サントリーインターナショナル社長に就任。米国でのウイスキー販売は年1000ケースに届かず、販売原資をメロンリキュールのミドリへ移す。80年10月ペプシコのボトラー、ペプコムを約200億円で買収。以降米国戦略はM&A中心
    • [8]1979年サントリーインターナショナル社長に就任。米国でのウイスキー販売は年1000ケースに届かず、販売原資をメロンリキュールのミドリへ移す。80年10月ペプシコのボトラー、ペプコムを約200億円で買収。以降米国戦略はM&A中心
    • [9]1979年サントリーインターナショナル社長に就任。米国でのウイスキー販売は年1000ケースに届かず、販売原資をメロンリキュールのミドリへ移す。80年10月ペプシコのボトラー、ペプコムを約200億円で買収。以降米国戦略はM&A中心
    • [10]1979年サントリーインターナショナル社長に就任。米国でのウイスキー販売は年1000ケースに届かず、販売原資をメロンリキュールのミドリへ移す。80年10月ペプシコのボトラー、ペプコムを約200億円で買収。以降米国戦略はM&A中心
  • 日経ビジネス 2002年10月28日号
    • [11]国内市場はパイが限られシェアの取り合いになる。海外事業は国内事業を補完する役割ではなくもっと重要な位置を占める。これまでのM&Aはグループのシナジーを重視せず、それぞれ独立して儲けを出せればよいと考えてきた
    • [12]国内市場はパイが限られシェアの取り合いになる。海外事業は国内事業を補完する役割ではなくもっと重要な位置を占める。これまでのM&Aはグループのシナジーを重視せず、それぞれ独立して儲けを出せればよいと考えてきた
    • [22]海外展開について「日本を母体とした、機能分散型の多国籍企業になっていくと思います」
    • [14]「ザ・プレミアム・モルツ」は欧州産ファインアロマホップの使用や天然水醸造など素材・製法にこだわったブランドで、2003年の発売以来20年
    • [15]「ザ・プレミアム・モルツ」は欧州産ファインアロマホップの使用や天然水醸造など素材・製法にこだわったブランドで、2003年の発売以来20年
    • [16]ビール市場参入から46年目となる2008年の事業黒字化と、2014年10月1日のサントリービール㈱始動に至る躍進を支えたのが「ザ・プレミアム・モルツ」
  • サントリーホールディングス 有価証券報告書 第2期(2010年12月期)【業績等の概要】
    • [17]「ザ・プレミアム・モルツ」はマーケティング活動を強化し、7年連続で過去最高となる1,450万ケース
  • サントリーホールディングス 有価証券報告書 第17期(2025年12月期)【沿革】
    • [18]2009年2月サントリー㈱の株式移転により設立。2009年4月事業を吸収分割・新設分割でサントリー食品、サントリーワインインターナショナル、サントリープロダクツ、サントリーウエルネス、サントリービア&スピリッツ等に承継し、サントリー㈱はサントリー酒類㈱に商号変更、純粋持株会社制に移行。2009年11月欧州のOrangina Schweppes Holdingsを買収
    • [19]2009年2月サントリー㈱の株式移転により設立。2009年4月事業を吸収分割・新設分割でサントリー食品、サントリーワインインターナショナル、サントリープロダクツ、サントリーウエルネス、サントリービア&スピリッツ等に承継し、サントリー㈱はサントリー酒類㈱に商号変更、純粋持株会社制に移行。2009年11月欧州のOrangina Schweppes Holdingsを買収
    • [20]2009年2月サントリー㈱の株式移転により設立。2009年4月事業を吸収分割・新設分割でサントリー食品、サントリーワインインターナショナル、サントリープロダクツ、サントリーウエルネス、サントリービア&スピリッツ等に承継し、サントリー㈱はサントリー酒類㈱に商号変更、純粋持株会社制に移行。2009年11月欧州のOrangina Schweppes Holdingsを買収
    • [21]2009年2月サントリー㈱の株式移転により設立。2009年4月事業を吸収分割・新設分割でサントリー食品、サントリーワインインターナショナル、サントリープロダクツ、サントリーウエルネス、サントリービア&スピリッツ等に承継し、サントリー㈱はサントリー酒類㈱に商号変更、純粋持株会社制に移行。2009年11月欧州のOrangina Schweppes Holdingsを買収
  • サントリーホールディングス 有価証券報告書 第2期(2010年12月期)【対処すべき課題】
    • [23]2011年1月1日付吸収分割により国内外の飲料事業をサントリー食品インターナショナルの傘下に配置し、グループ内でシナジーを発揮しグローバルな競争力の強化を図る

2010年〜飲料子会社の上場と、米Beam Inc.の買収

2010年2月、サントリーホールディングスはキリンホールディングスとの経営統合交渉を終了した。統合比率をめぐる両社の隔たりが埋まらず、構想した新会社を実現できる見通しが立たなかった。2011年1月、サントリーホールディングスは海外の食品事業をサントリー食品に承継させ、サントリー食品インターナショナルと改称した。2012年12月期の売上高1兆8,515億6,700万円のうち、日本の顧客向けが1兆4,683億1,300万円を占めていた。2013年7月、サントリー食品インターナショナルは東京証券取引所市場第一部に上場した。上場後最初の通期の説明会では、配当性向の目安を、のれん償却前の当期純利益の30%以上に定めた。売上の8割を国内に置いたまま海外の買収を重ねるには、外部の株主から資金を調達できる飲料会社が必要だったのだろう。

  • サントリーホールディングス ニュースリリース「キリン社との経営統合交渉の終了について」(2010年2月8日)
    • [24]キリンホールディングスとの経営統合交渉を終了。統合比率をはじめキリン社との間に認識の相違があり、追い求める新会社の実現は難しいと判断
    • [25]キリンホールディングスとの経営統合交渉を終了。統合比率をはじめキリン社との間に認識の相違があり、追い求める新会社の実現は難しいと判断
  • サントリーホールディングス 有価証券報告書 第17期(2025年12月期)【沿革】
    • [26]2011年1月当社の海外食品事業部門の事業をサントリー食品㈱に承継させる吸収分割を実施、サントリー食品㈱がサントリー食品インターナショナル㈱に商号変更。2013年7月サントリー食品インターナショナル㈱が東京証券取引所市場第一部に上場
    • [28]2011年1月当社の海外食品事業部門の事業をサントリー食品㈱に承継させる吸収分割を実施、サントリー食品㈱がサントリー食品インターナショナル㈱に商号変更。2013年7月サントリー食品インターナショナル㈱が東京証券取引所市場第一部に上場
  • サントリーホールディングス 有価証券報告書 第4期(2012年12月期)【関連情報】
    • [27]2012年12月期の地域ごとの売上高。日本1,468,313百万円、欧州137,890百万円、アジア・オセアニア175,112百万円、米州70,251百万円、合計1,851,567百万円
  • サントリー食品インターナショナル 2013年12月期 決算説明会 主な質疑応答
    • [29]配当性向はのれん償却前当期純利益に対して30%以上を目安。2013年度の配当は普通配当53円と上場記念特別配当5円をあわせて58円

2014年1月、サントリー食品インターナショナルはGlaxoSmithKlineから譲り受けたLucozadeとRibenaの事業を始めた。のれんは約100億円で、年5億〜6億円程度の償却費を見込んだ。残りは商標権として約1,800億円を資産に計上し、耐用年数が長いブランドとして償却しない処理とした。2014年初めの計画では、売上高860億円、営業利益80億円程度の寄与を想定していた。結果は、売上がほぼ計画どおりで、営業利益は計画を少し上回った。同年夏の説明会では、オランジーナとLucozade、Ribena、アジアのTEA+を挙げ、ブランド数は当面足りるとの認識を示した。買収額の大半を償却しない商標権に置き、ブランド価値が損なわれれば一度に損失が表れる構造を抱えたと思われる。

  • サントリーホールディングス 有価証券報告書 第17期(2025年12月期)【沿革】
    • [30]2014年1月サントリー食品インターナショナル㈱が、GlaxoSmithKline plcから譲り受けた「Lucozade」「Ribena」の製造・販売事業をLucozade Ribena Suntory Limitedにおいて開始
  • サントリー食品インターナショナル 2013年12月期 決算説明会 主な質疑応答
    • [31]ルコゼード・ライビーナ(LRS)ののれん計上額は約100億円で年間5〜6億円程度の償却費。その他は商標権として約1,800億円を資産計上。歴史ある強いブランドで耐用年数は長く、会計上は償却しない
    • [32]ルコゼード・ライビーナ(LRS)ののれん計上額は約100億円で年間5〜6億円程度の償却費。その他は商標権として約1,800億円を資産計上。歴史ある強いブランドで耐用年数は長く、会計上は償却しない
  • サントリー食品インターナショナル 2014年12月期 決算説明会 主な質疑応答
    • [33]年初にルコゼード・ライビーナ・サントリーは売上高で860億円、営業利益で80億円程度の貢献を見込んでいたが、売上はほぼ計画通り、営業利益は計画を少し上回った
    • [34]年初にルコゼード・ライビーナ・サントリーは売上高で860億円、営業利益で80億円程度の貢献を見込んでいたが、売上はほぼ計画通り、営業利益は計画を少し上回った
  • サントリー食品インターナショナル 2014年12月期 第2四半期決算説明会 主な質疑応答
    • [35]ブランドの数は、オランジーナ、買収によって獲得したルコゼード、ライビーナのほか、アジアで評価されているTEA+もあり、まずは十分と考えている

2014年1月、サントリーホールディングスは米国の蒸留酒会社Beam Inc.の全株式を、1株83.50ドルの現金で取得することで合意した。純有利子負債の引き受けを含む総額は約160億ドルで、直前の終値66.97ドルに25%を上乗せした価格である。買収は同年5月に完了した。Beam Inc.の社長兼CEOだったマシュー・J・シャトック氏は留任し、同月からサントリーホールディングスの取締役も兼ねた。買収の発表後、サントリー食品インターナショナルは投資家から親会社の借入増の影響を問われ、『親会社の借金が増えたからといって、親会社の意向で配当性向を上げたり、ロイヤリティを増やしたりすることはない』と答えた。同年10月には、ローソンの会長だった新浪剛史氏がサントリーホールディングスの社長に就任し、佐治信忠氏は会長に移った。買収先の経営陣を残し、外部から社長を迎えた人事は、事業を止めずに統合する方針の表れと読み取れる。

  • Suntory Holdings・Beam Inc. 共同プレスリリース「SUNTORY HOLDINGS TO ACQUIRE BEAM IN $16 BILLION TRANSACTION」(2014年1月13日)
    • [36]Suntory HoldingsがBeam Inc.の全株式を1株US$83.50の現金で取得することで合意。純有利子負債の引き受けを含む総額約US$160億、2014年1月10日終値$66.97に対し25%のプレミアム
    • [37]Suntory HoldingsがBeam Inc.の全株式を1株US$83.50の現金で取得することで合意。純有利子負債の引き受けを含む総額約US$160億、2014年1月10日終値$66.97に対し25%のプレミアム
  • サントリーホールディングス 有価証券報告書 第17期(2025年12月期)【沿革】
    • [38]2014年5月米国のBeam Inc.(現Suntory Global Spirits Inc.)を買収
  • サントリーホールディングス 有価証券報告書 第9期(2017年12月期)【役員の状況】
    • [39]Matthew J. Shattockの略歴。2011年10月Beam Inc. Director, President & CEO就任(現任)、2014年4月Beam Suntory Inc. Chairman就任、2014年5月当社取締役就任
  • サントリー食品インターナショナル 2013年12月期 決算説明会 主な質疑応答
    • [40]サントリーHDがビーム社の買収を発表したが、サントリーBFに与える影響は。親会社の借金が増えても親会社の意向で配当性向やロイヤリティを上げることはない。株の売却も現時点ではないと聞いている
  • サントリーホールディングス 有価証券報告書 第8期(2016年12月期)【役員の状況】
    • [41]新浪剛史の略歴。2005年3月ローソン代表取締役社長CEO、2014年5月同社取締役会長、2014年10月当社代表取締役社長就任。佐治信忠は2014年10月当社代表取締役会長就任
参考文献[24]-[41]
    • [24]キリンホールディングスとの経営統合交渉を終了。統合比率をはじめキリン社との間に認識の相違があり、追い求める新会社の実現は難しいと判断
    • [25]キリンホールディングスとの経営統合交渉を終了。統合比率をはじめキリン社との間に認識の相違があり、追い求める新会社の実現は難しいと判断
  • サントリーホールディングス 有価証券報告書 第17期(2025年12月期)【沿革】
    • [26]2011年1月当社の海外食品事業部門の事業をサントリー食品㈱に承継させる吸収分割を実施、サントリー食品㈱がサントリー食品インターナショナル㈱に商号変更。2013年7月サントリー食品インターナショナル㈱が東京証券取引所市場第一部に上場
    • [28]2011年1月当社の海外食品事業部門の事業をサントリー食品㈱に承継させる吸収分割を実施、サントリー食品㈱がサントリー食品インターナショナル㈱に商号変更。2013年7月サントリー食品インターナショナル㈱が東京証券取引所市場第一部に上場
    • [30]2014年1月サントリー食品インターナショナル㈱が、GlaxoSmithKline plcから譲り受けた「Lucozade」「Ribena」の製造・販売事業をLucozade Ribena Suntory Limitedにおいて開始
    • [38]2014年5月米国のBeam Inc.(現Suntory Global Spirits Inc.)を買収
  • サントリーホールディングス 有価証券報告書 第4期(2012年12月期)【関連情報】
    • [27]2012年12月期の地域ごとの売上高。日本1,468,313百万円、欧州137,890百万円、アジア・オセアニア175,112百万円、米州70,251百万円、合計1,851,567百万円
  • サントリー食品インターナショナル 2013年12月期 決算説明会 主な質疑応答
    • [29]配当性向はのれん償却前当期純利益に対して30%以上を目安。2013年度の配当は普通配当53円と上場記念特別配当5円をあわせて58円
    • [31]ルコゼード・ライビーナ(LRS)ののれん計上額は約100億円で年間5〜6億円程度の償却費。その他は商標権として約1,800億円を資産計上。歴史ある強いブランドで耐用年数は長く、会計上は償却しない
    • [32]ルコゼード・ライビーナ(LRS)ののれん計上額は約100億円で年間5〜6億円程度の償却費。その他は商標権として約1,800億円を資産計上。歴史ある強いブランドで耐用年数は長く、会計上は償却しない
    • [40]サントリーHDがビーム社の買収を発表したが、サントリーBFに与える影響は。親会社の借金が増えても親会社の意向で配当性向やロイヤリティを上げることはない。株の売却も現時点ではないと聞いている
  • サントリー食品インターナショナル 2014年12月期 決算説明会 主な質疑応答
    • [33]年初にルコゼード・ライビーナ・サントリーは売上高で860億円、営業利益で80億円程度の貢献を見込んでいたが、売上はほぼ計画通り、営業利益は計画を少し上回った
    • [34]年初にルコゼード・ライビーナ・サントリーは売上高で860億円、営業利益で80億円程度の貢献を見込んでいたが、売上はほぼ計画通り、営業利益は計画を少し上回った
  • サントリー食品インターナショナル 2014年12月期 第2四半期決算説明会 主な質疑応答
    • [35]ブランドの数は、オランジーナ、買収によって獲得したルコゼード、ライビーナのほか、アジアで評価されているTEA+もあり、まずは十分と考えている
    • [36]Suntory HoldingsがBeam Inc.の全株式を1株US$83.50の現金で取得することで合意。純有利子負債の引き受けを含む総額約US$160億、2014年1月10日終値$66.97に対し25%のプレミアム
    • [37]Suntory HoldingsがBeam Inc.の全株式を1株US$83.50の現金で取得することで合意。純有利子負債の引き受けを含む総額約US$160億、2014年1月10日終値$66.97に対し25%のプレミアム
  • サントリーホールディングス 有価証券報告書 第9期(2017年12月期)【役員の状況】
    • [39]Matthew J. Shattockの略歴。2011年10月Beam Inc. Director, President & CEO就任(現任)、2014年4月Beam Suntory Inc. Chairman就任、2014年5月当社取締役就任
  • サントリーホールディングス 有価証券報告書 第8期(2016年12月期)【役員の状況】
    • [41]新浪剛史の略歴。2005年3月ローソン代表取締役社長CEO、2014年5月同社取締役会長、2014年10月当社代表取締役社長就任。佐治信忠は2014年10月当社代表取締役会長就任

2015年〜統合後の計画修正と、売上3兆円の達成

2017年12月期の決算説明会で、サントリー食品インターナショナルは2030年に売上2.5兆円という長期の目標を示した。自力の成長だけでは届かないとして、『オーガニック成長のみでは2030年に2兆円くらいと見ており、M&Aが必要になる』との見方を添えた。同時に、2018年から2020年の営業利益を年平均で1桁台半ば以上伸ばす中期経営計画を掲げた。2020年12月期の第2四半期には、年間の業績見通しを一旦取り下げた。次の中期経営計画は2023年までに営業利益率10%を目標とし、2021年の実績は9.3%だった。この間に、事業の組み替えとしてフレッシュコーヒー事業の売却も決めた。売上の目標を買収前提で組んだため、買収が実現しない年月が続くと、計画の主な目標は売上の規模から利益率の改善へ移ったとうかがえる。

  • サントリー食品インターナショナル 2017年12月期 決算説明会 主な質疑応答
    • [42]長期経営戦略でAspirationとして掲げた「2030年売上2.5兆円」。オーガニック成長のみでは2030年に2兆円くらいと見ておりM&Aが必要。中期経営計画で「2018-2020年の営業利益で平均年率1桁台半ば以上の成長」
    • [43]長期経営戦略でAspirationとして掲げた「2030年売上2.5兆円」。オーガニック成長のみでは2030年に2兆円くらいと見ておりM&Aが必要。中期経営計画で「2018-2020年の営業利益で平均年率1桁台半ば以上の成長」
    • [44]長期経営戦略でAspirationとして掲げた「2030年売上2.5兆円」。オーガニック成長のみでは2030年に2兆円くらいと見ておりM&Aが必要。中期経営計画で「2018-2020年の営業利益で平均年率1桁台半ば以上の成長」
  • サントリー食品インターナショナル 2020年12月期 第2四半期決算説明会 主な質疑応答
    • [45]年間計画取り下げについて。現時点では一旦業績見通しは取り下げる
  • サントリー食品インターナショナル 2021年12月期 決算説明会 主な質疑応答
    • [46]中期経営計画「2023年までに営業利益率10%達成」に対し、2021年は営業利益率9.3%で着地。事業ポートフォリオを継続的に見直す中でフレッシュコーヒー事業の売却を決断
    • [47]中期経営計画「2023年までに営業利益率10%達成」に対し、2021年は営業利益率9.3%で着地。事業ポートフォリオを継続的に見直す中でフレッシュコーヒー事業の売却を決断

買収翌年の2015年1月、サントリー酒類はサントリースピリッツに改称した。2017年にはビールとワインの事業会社がサントリーBWSを設立し、サントリー酒類も子会社に加えた。2022年7月、サントリースピリッツはBWS、ビール、ワイン、酒類の4社の事業を吸収合併し、サントリーと改称した。社長に就任した鳥井信宏氏は、2025年3月にサントリーホールディングスの社長となった。2024年4月にはBeam Suntory Inc.がSuntory Global Spirits Inc.へ改称。サントリー食品インターナショナルもオセアニアでBeam Suntoryと酒類RTDの協業を進め、2025年7月の開始を予定した。酒類会社を一社に戻し買収先の名も外した再編は、統合の単位を国から事業へ移す作業と解釈できる。

  • サントリーホールディングス 有価証券報告書 第17期(2025年12月期)【沿革】
    • [48]2015年1月サントリー酒類㈱がサントリースピリッツ㈱に商号変更。2017年3月サントリービール㈱及びサントリーワインインターナショナル㈱がサントリーBWS㈱を株式移転により設立、2017年4月サントリーBWS㈱がサントリー酒類㈱の全株式を取得し子会社化。2022年7月サントリースピリッツ㈱がサントリーBWS㈱、サントリービール㈱、サントリーワインインターナショナル㈱及びサントリー酒類㈱の事業を吸収合併で承継しサントリー㈱に商号変更。2024年4月Beam Suntory Inc.がSuntory Global Spirits Inc.に商号変更
    • [49]2015年1月サントリー酒類㈱がサントリースピリッツ㈱に商号変更。2017年3月サントリービール㈱及びサントリーワインインターナショナル㈱がサントリーBWS㈱を株式移転により設立、2017年4月サントリーBWS㈱がサントリー酒類㈱の全株式を取得し子会社化。2022年7月サントリースピリッツ㈱がサントリーBWS㈱、サントリービール㈱、サントリーワインインターナショナル㈱及びサントリー酒類㈱の事業を吸収合併で承継しサントリー㈱に商号変更。2024年4月Beam Suntory Inc.がSuntory Global Spirits Inc.に商号変更
    • [50]2015年1月サントリー酒類㈱がサントリースピリッツ㈱に商号変更。2017年3月サントリービール㈱及びサントリーワインインターナショナル㈱がサントリーBWS㈱を株式移転により設立、2017年4月サントリーBWS㈱がサントリー酒類㈱の全株式を取得し子会社化。2022年7月サントリースピリッツ㈱がサントリーBWS㈱、サントリービール㈱、サントリーワインインターナショナル㈱及びサントリー酒類㈱の事業を吸収合併で承継しサントリー㈱に商号変更。2024年4月Beam Suntory Inc.がSuntory Global Spirits Inc.に商号変更
    • [52]2015年1月サントリー酒類㈱がサントリースピリッツ㈱に商号変更。2017年3月サントリービール㈱及びサントリーワインインターナショナル㈱がサントリーBWS㈱を株式移転により設立、2017年4月サントリーBWS㈱がサントリー酒類㈱の全株式を取得し子会社化。2022年7月サントリースピリッツ㈱がサントリーBWS㈱、サントリービール㈱、サントリーワインインターナショナル㈱及びサントリー酒類㈱の事業を吸収合併で承継しサントリー㈱に商号変更。2024年4月Beam Suntory Inc.がSuntory Global Spirits Inc.に商号変更
  • サントリーホールディングス 有価証券報告書 第16期(2024年12月期)【役員の状況】
    • [51]鳥井信宏の略歴。2022年7月サントリー㈱代表取締役社長就任、2025年3月当社代表取締役社長就任。新浪剛史は2025年3月当社代表取締役会長就任
  • サントリー食品インターナショナル 2023年12月期 第2四半期決算発表説明会 主な質疑応答
    • [53]Beam Suntoryとの協業において、設備投資の投資主体はFrucor Suntory、SBF。RTDカテゴリーは今後も成長が期待でき、メリットがはっきりすれば他エリアでも検討
  • サントリー食品インターナショナル 2024年12月期 決算発表説明会 主な質疑応答
    • [54]APACの非経常項目はオセアニアにおける酒類RTD製造販売の準備費用。酒類RTD製造販売は25年7月1日から開始予定

2025年12月期の売上収益は酒税込みで3兆4,324億8,300万円で、2001年に掲げた3兆円を上回った。米州・欧州・アジア・オセアニアの合計は1兆6,873億5,200万円で、海外5,000億円の目標の3倍を超えた。2024年末の非流動資産4兆2,184億6,300万円のうち、2兆4,343億2,900万円が米州に置かれていた。2025年末ののれんは1兆1,545億7,500万円である。サントリー食品インターナショナルは2026年2月、従来の中期経営計画の利益成長率目標は達成が厳しいとの認識を示した。同年5月には、サントリーホールディングスによる第一三共ヘルスケアの買収について、協業を前向きに検討すると答えた。売上の規模は買収で構想を超えた反面、のれんに見合う利益の伸びが次の経営陣の課題に残ったといえる。

  • サントリーホールディングス 有価証券報告書 第17期(2025年12月期)【連結財務諸表注記】
    • [55]地域別に関する情報。外部顧客からの売上収益(酒税込み)2025年12月期 日本1,745,129、米州581,234、欧州519,292、アジア・オセアニア586,826、合計3,432,483(百万円)。非流動資産(2024年12月31日)日本645,671、米州2,434,329、欧州848,855、アジア・オセアニア289,606、合計4,218,463(百万円)
    • [56]地域別に関する情報。外部顧客からの売上収益(酒税込み)2025年12月期 日本1,745,129、米州581,234、欧州519,292、アジア・オセアニア586,826、合計3,432,483(百万円)。非流動資産(2024年12月31日)日本645,671、米州2,434,329、欧州848,855、アジア・オセアニア289,606、合計4,218,463(百万円)
    • [58]地域別に関する情報。外部顧客からの売上収益(酒税込み)2025年12月期 日本1,745,129、米州581,234、欧州519,292、アジア・オセアニア586,826、合計3,432,483(百万円)。非流動資産(2024年12月31日)日本645,671、米州2,434,329、欧州848,855、アジア・オセアニア289,606、合計4,218,463(百万円)
  • 日経ビジネス 2002年6月10日号
    • [57]2001年3月の社長就任時の目標として海外も倍増の5000億円
  • サントリーホールディングス 有価証券報告書 第17期(2025年12月期)【連結財政状態計算書】
    • [59]連結財政状態計算書ののれん。2024年12月末1,147,490百万円、2025年12月末1,154,575百万円
  • サントリー食品インターナショナル 2025年12月期通期 決算発表説明会 主な質疑応答(2026年2月12日)
    • [60]25年実績、26年予想を踏まえると、従来中計の利益成長率目標の達成は厳しいと認識。27年以降の計画は精査中
  • サントリー食品インターナショナル 2026年12月期 第1四半期決算発表説明会 主な質疑応答(2026年5月13日)
    • [61]サントリーホールディングスによる第一三共ヘルスケアの買収による影響は。協業がお客様への新たな価値提供につながるのであれば、前向きに検討していきたい
参考文献[42]-[61]
  • サントリー食品インターナショナル 2017年12月期 決算説明会 主な質疑応答
    • [42]長期経営戦略でAspirationとして掲げた「2030年売上2.5兆円」。オーガニック成長のみでは2030年に2兆円くらいと見ておりM&Aが必要。中期経営計画で「2018-2020年の営業利益で平均年率1桁台半ば以上の成長」
    • [43]長期経営戦略でAspirationとして掲げた「2030年売上2.5兆円」。オーガニック成長のみでは2030年に2兆円くらいと見ておりM&Aが必要。中期経営計画で「2018-2020年の営業利益で平均年率1桁台半ば以上の成長」
    • [44]長期経営戦略でAspirationとして掲げた「2030年売上2.5兆円」。オーガニック成長のみでは2030年に2兆円くらいと見ておりM&Aが必要。中期経営計画で「2018-2020年の営業利益で平均年率1桁台半ば以上の成長」
  • サントリー食品インターナショナル 2020年12月期 第2四半期決算説明会 主な質疑応答
    • [45]年間計画取り下げについて。現時点では一旦業績見通しは取り下げる
  • サントリー食品インターナショナル 2021年12月期 決算説明会 主な質疑応答
    • [46]中期経営計画「2023年までに営業利益率10%達成」に対し、2021年は営業利益率9.3%で着地。事業ポートフォリオを継続的に見直す中でフレッシュコーヒー事業の売却を決断
    • [47]中期経営計画「2023年までに営業利益率10%達成」に対し、2021年は営業利益率9.3%で着地。事業ポートフォリオを継続的に見直す中でフレッシュコーヒー事業の売却を決断
  • サントリーホールディングス 有価証券報告書 第17期(2025年12月期)【沿革】
    • [48]2015年1月サントリー酒類㈱がサントリースピリッツ㈱に商号変更。2017年3月サントリービール㈱及びサントリーワインインターナショナル㈱がサントリーBWS㈱を株式移転により設立、2017年4月サントリーBWS㈱がサントリー酒類㈱の全株式を取得し子会社化。2022年7月サントリースピリッツ㈱がサントリーBWS㈱、サントリービール㈱、サントリーワインインターナショナル㈱及びサントリー酒類㈱の事業を吸収合併で承継しサントリー㈱に商号変更。2024年4月Beam Suntory Inc.がSuntory Global Spirits Inc.に商号変更
    • [49]2015年1月サントリー酒類㈱がサントリースピリッツ㈱に商号変更。2017年3月サントリービール㈱及びサントリーワインインターナショナル㈱がサントリーBWS㈱を株式移転により設立、2017年4月サントリーBWS㈱がサントリー酒類㈱の全株式を取得し子会社化。2022年7月サントリースピリッツ㈱がサントリーBWS㈱、サントリービール㈱、サントリーワインインターナショナル㈱及びサントリー酒類㈱の事業を吸収合併で承継しサントリー㈱に商号変更。2024年4月Beam Suntory Inc.がSuntory Global Spirits Inc.に商号変更
    • [50]2015年1月サントリー酒類㈱がサントリースピリッツ㈱に商号変更。2017年3月サントリービール㈱及びサントリーワインインターナショナル㈱がサントリーBWS㈱を株式移転により設立、2017年4月サントリーBWS㈱がサントリー酒類㈱の全株式を取得し子会社化。2022年7月サントリースピリッツ㈱がサントリーBWS㈱、サントリービール㈱、サントリーワインインターナショナル㈱及びサントリー酒類㈱の事業を吸収合併で承継しサントリー㈱に商号変更。2024年4月Beam Suntory Inc.がSuntory Global Spirits Inc.に商号変更
    • [52]2015年1月サントリー酒類㈱がサントリースピリッツ㈱に商号変更。2017年3月サントリービール㈱及びサントリーワインインターナショナル㈱がサントリーBWS㈱を株式移転により設立、2017年4月サントリーBWS㈱がサントリー酒類㈱の全株式を取得し子会社化。2022年7月サントリースピリッツ㈱がサントリーBWS㈱、サントリービール㈱、サントリーワインインターナショナル㈱及びサントリー酒類㈱の事業を吸収合併で承継しサントリー㈱に商号変更。2024年4月Beam Suntory Inc.がSuntory Global Spirits Inc.に商号変更
  • サントリーホールディングス 有価証券報告書 第16期(2024年12月期)【役員の状況】
    • [51]鳥井信宏の略歴。2022年7月サントリー㈱代表取締役社長就任、2025年3月当社代表取締役社長就任。新浪剛史は2025年3月当社代表取締役会長就任
  • サントリー食品インターナショナル 2023年12月期 第2四半期決算発表説明会 主な質疑応答
    • [53]Beam Suntoryとの協業において、設備投資の投資主体はFrucor Suntory、SBF。RTDカテゴリーは今後も成長が期待でき、メリットがはっきりすれば他エリアでも検討
  • サントリー食品インターナショナル 2024年12月期 決算発表説明会 主な質疑応答
    • [54]APACの非経常項目はオセアニアにおける酒類RTD製造販売の準備費用。酒類RTD製造販売は25年7月1日から開始予定
  • サントリーホールディングス 有価証券報告書 第17期(2025年12月期)【連結財務諸表注記】
    • [55]地域別に関する情報。外部顧客からの売上収益(酒税込み)2025年12月期 日本1,745,129、米州581,234、欧州519,292、アジア・オセアニア586,826、合計3,432,483(百万円)。非流動資産(2024年12月31日)日本645,671、米州2,434,329、欧州848,855、アジア・オセアニア289,606、合計4,218,463(百万円)
    • [56]地域別に関する情報。外部顧客からの売上収益(酒税込み)2025年12月期 日本1,745,129、米州581,234、欧州519,292、アジア・オセアニア586,826、合計3,432,483(百万円)。非流動資産(2024年12月31日)日本645,671、米州2,434,329、欧州848,855、アジア・オセアニア289,606、合計4,218,463(百万円)
    • [58]地域別に関する情報。外部顧客からの売上収益(酒税込み)2025年12月期 日本1,745,129、米州581,234、欧州519,292、アジア・オセアニア586,826、合計3,432,483(百万円)。非流動資産(2024年12月31日)日本645,671、米州2,434,329、欧州848,855、アジア・オセアニア289,606、合計4,218,463(百万円)
  • 日経ビジネス 2002年6月10日号
    • [57]2001年3月の社長就任時の目標として海外も倍増の5000億円
  • サントリーホールディングス 有価証券報告書 第17期(2025年12月期)【連結財政状態計算書】
    • [59]連結財政状態計算書ののれん。2024年12月末1,147,490百万円、2025年12月末1,154,575百万円
  • サントリー食品インターナショナル 2025年12月期通期 決算発表説明会 主な質疑応答(2026年2月12日)
    • [60]25年実績、26年予想を踏まえると、従来中計の利益成長率目標の達成は厳しいと認識。27年以降の計画は精査中
  • サントリー食品インターナショナル 2026年12月期 第1四半期決算発表説明会 主な質疑応答(2026年5月13日)
    • [61]サントリーホールディングスによる第一三共ヘルスケアの買収による影響は。協業がお客様への新たな価値提供につながるのであれば、前向きに検討していきたい

2001年〜2026年の業績

決算期 区分 売上高 営業利益経常利益純利益 主な投資
億円 YoY 億円 億円 億円 利益率
2001年12月期 単体 n/a n/a n/a n/a n/a n/a n/a
2002年12月期 単体 n/a n/a n/a n/a n/a n/a n/a
2003年12月期 単体 n/a n/a n/a n/a n/a n/a n/a
2004年12月期 単体 n/a n/a n/a n/a n/a n/a n/a
2005年12月期 単体 n/a n/a n/a n/a n/a n/a n/a
2006年12月期 単体 n/a n/a n/a n/a n/a n/a n/a
2007年12月期 単体 n/a n/a n/a n/a n/a n/a n/a
2008年12月期 単体 n/a n/a n/a n/a n/a n/a n/a
2009年12月期 連結 15,507 n/a n/a 818 327 2.1% n/a
2010年12月期 連結 17,424 +12.4% 1,067 1,008 400 2.3% n/a
2011年12月期 連結 18,028 +3.5% 1,142 1,090 626 3.5% n/a
2012年12月期 連結 18,516 +2.7% 1,077 1,031 366 2.0% n/a
2013年12月期 連結 20,402 +10.2% n/a 1,206 1,956 9.6% n/a
2014年12月期 連結 24,552 +20.3% n/a 1,538 384 1.6% n/a
2015年12月期 連結 26,868 +9.4% 1,851 1,563 452 1.7% n/a
2016年12月期 連結 26,515 ▲1.3% 1,980 1,758 1,215 4.6% n/a
2017年12月期 連結 24,203 ▲8.7% 2,536 n/a 2,114 8.7% n/a
2018年12月期 連結 25,173 +4.0% 2,509 n/a 1,402 5.6% n/a
2019年12月期 連結 25,692 +2.1% 2,596 n/a 1,409 5.5% n/a
2020年12月期 連結 23,676 ▲7.8% 2,170 n/a 1,004 4.2% n/a
2021年12月期 連結 25,592 +8.1% 2,475 n/a 1,140 4.5% n/a
2022年12月期 連結 29,701 +16.1% 2,765 n/a 1,362 4.6% n/a
2023年12月期 連結 32,851 +10.6% 3,172 n/a 1,727 5.3% n/a
2024年12月期 連結 34,179 +4.0% 3,289 n/a 1,762 5.2% n/a
2025年12月期 連結 34,325 +0.4% 2,212 n/a 866 2.5% n/a
2026年 n/a n/a n/a n/a n/a n/a n/a n/a

出典・参考

26件
出典・参考
  • サントリーホールディングス 有価証券報告書 第2期(2010年12月期)【業績等の概要】
  • サントリーホールディングス 有価証券報告書 第2期(2010年12月期)【対処すべき課題】
  • サントリーホールディングス ニュースリリース「キリン社との経営統合交渉の終了について」(2010年2月8日)
  • サントリーホールディングス 有価証券報告書 第4期(2012年12月期)【関連情報】
  • サントリー食品インターナショナル 2013年12月期 決算説明会 主な質疑応答
  • サントリー食品インターナショナル 2014年12月期 決算説明会 主な質疑応答
  • サントリー食品インターナショナル 2014年12月期 第2四半期決算説明会 主な質疑応答
  • Suntory Holdings・Beam Inc. 共同プレスリリース「SUNTORY HOLDINGS TO ACQUIRE BEAM IN $16 BILLION TRANSACTION」(2014年1月13日)
  • サントリーホールディングス 有価証券報告書 第8期(2016年12月期)【役員の状況】
  • サントリーホールディングス 有価証券報告書 第9期(2017年12月期)【役員の状況】
  • サントリー食品インターナショナル 2017年12月期 決算説明会 主な質疑応答
  • サントリー食品インターナショナル 2020年12月期 第2四半期決算説明会 主な質疑応答
  • サントリー食品インターナショナル 2021年12月期 決算説明会 主な質疑応答
  • サントリー ニュースリリース「新『ザ・プレミアム・モルツ』発売」(2023年1月12日)
  • サントリーホールディングス 有価証券報告書 第16期(2024年12月期)【役員の状況】
  • サントリーホールディングス 有価証券報告書 第17期(2025年12月期)【沿革】
  • サントリーホールディングス 有価証券報告書 第17期(2025年12月期)【連結財務諸表注記】
  • サントリーホールディングス 有価証券報告書 第17期(2025年12月期)【連結財政状態計算書】
  • 日経ビジネス 2001年3月19日号
  • 日経ビジネス 2002年6月10日号
  • 日経ビジネス 2002年10月28日号
  • 日本食糧新聞 2014年11月26日 11103号
  • サントリー食品インターナショナル 2023年12月期 第2四半期決算発表説明会 主な質疑応答
  • サントリー食品インターナショナル 2024年12月期 決算発表説明会 主な質疑応答
  • サントリー食品インターナショナル 2025年12月期通期 決算発表説明会 主な質疑応答(2026年2月12日)
  • サントリー食品インターナショナル 2026年12月期 第1四半期決算発表説明会 主な質疑応答(2026年5月13日)

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