- 創業
- 名鉄が創業の年とするのは1894年6月、名古屋に馬車鉄道を敷く目的で設けられた愛知馬車鉄道である。個人の創業者の名は残っていない。いまの法人は1921年の設立で、1935年に愛知電気鉄道を合併して名古屋鉄道の商号となった。創業家から社長が出た例は確認できない。
- 登用
- 直近20年の社長は日本銀行出身の木下栄一郎氏に始まり、以後は山本亜土氏・安藤隆司氏・髙﨑裕樹氏と新卒入社の生え抜きが3代続く。1982年から2009年までは日本銀行と運輸省から迎えた社長が4代のうち3代を占めていたが、その系譜は途切れている。3人はいずれも早稲田大学の出身である。
- 任期
- 中興の祖は1961年から10年務めた土川元夫氏で、博物館明治村の開村など鉄道の外へ事業を広げた。直近3代は山本亜土氏6年、安藤隆司氏6年、髙﨑裕樹氏が6年目と、いずれも6年でそろう。中期経営計画を2本任せる区切りに合わせているように見える。
- 含意
- 社長は管理か不動産の畑を通った生え抜きから出て、外から名前を持ち込む主体がいない。2020年に置いた指名・報酬諮問委員会は6名のうち4名が社外だが、委員長は社長本人が務め、答申を受けて決めるのは取締役会である。取締役10名のうち社外は4名にとどまる。
歴代社長1945年195019601970198019902000201020202026年
1945〜1954年※・約9年/外部出身
1954〜1961年※・約7年/生え抜き
1961〜1971年※・約10年/生え抜き
1971〜1981年※・約10年/生え抜き
1981〜1987年※・約6年/外部出身
1987〜1993年※・約6年/生え抜き
1993〜1998年※・約5年/外部出身
1998〜2005年※・約7年/外部出身
2005〜2009年※・約4年/外部出身
2001年入社
2009〜2015年※・約6年/生え抜き
1971年入社2001年取締役
2015〜2021年・6年/生え抜き
1978年入社2008年取締役
髙﨑裕樹現任
2021年〜現在・6年/生え抜き
1983年入社2012年取締役2019年執行役員
※ 退任年を資料で確認できていない代。期間は次の代が就任した年(最終代は上場廃止年)までで、実際の在任はこれより短いことがある。
髙﨑裕樹
たかさき ひろき
就任前の売上 4,816億円
直近の売上 6,916億円
安藤隆司
あんどう たかし
就任前の売上 6,094億円
退任時の売上 4,816億円
山本亜土
やまもと あど
就任前の売上 6,650億円
退任時の売上 6,094億円
木下栄一郎
きのした えいいちろう
就任前の売上 7,908億円
退任時の売上 6,650億円
木村操
きむら みさお
就任前の売上 8,510億円
退任時の売上 7,908億円
箕浦宗吉
みのうら そうきち
就任前の売上 —
退任時の売上 —
谷口清太郎
たにぐち せいたろう
就任前の売上 1,191億円
退任時の売上 1,477億円
梶井健一
かじい けんいち
就任前の売上 888億円
退任時の売上 1,191億円
竹田弘太郎
たけだ こうたろう
就任前の売上 302億円
退任時の売上 888億円
土川元夫
つちかわ もとお
就任前の売上 100億円
退任時の売上 302億円
千田憲三
せんだ けんぞう
就任前の売上 50億円
退任時の売上 100億円
神野金之助
かみの きんのすけ
就任前の売上 34億円
退任時の売上 50億円
※ 退任年を資料で確認できていない代。期間は次の代が就任した年(最終代は上場廃止年)までで、実際の在任はこれより短いことがある。