- 創業
- 1907年10月に小林一三氏が箕面有馬電気軌道を設立したが、当初は社長を置かず、小林一三氏は専務取締役として実権を握った。社長に就いたのは20年後の1927年で、1934年には会長へ退いている。創業家出身の社長は三男の小林米三氏と孫の婿の小林公平氏の2人にとどまり、1993年6月で途切れた。
- 登用
- 直近20年の社長3人はいずれも阪急電鉄へ新卒で入り、入社から30年から35年をかけて昇った生え抜きである。2006年に阪神電気鉄道を統合してから20年近くたつが、阪神出身者が持株会社の社長に就いた例はない。阪神プロパーの久須勇介氏は代表取締役副社長と阪神電鉄社長を兼ねる位置にいる。
- 任期
- 角和夫氏は2003年6月から14年社長を務め、2017年6月に会長グループCEOへ移ってからも指揮を執り、トップの座は通算21年に及んだ。2005年の持株会社移行と阪神統合を主導した実績が長期政権を支えたと思われる。続く杉山健博氏は5年9か月、2023年3月就任の嶋田泰夫氏は4年目に入った。
- 含意
- 社長がグループCEOを兼ねたのは2024年12月20日、角和夫氏が健康上の理由で会長を辞した日である。それまで7年半、社長は最高経営責任者ではなかった。取締役会の議長は社長が務め、後継を論じる指名・報酬委員会にも、会長が空席のいまは社長本人が座っていると思われる。
歴代社長1946年195019601970198019902000201020202026年
1946〜1950年※・約4年/生え抜き
1950〜1958年※・約8年/生え抜き
1958〜1968年※・約10年/創業家
1968〜1977年※・約9年/生え抜き
1977〜1986年※・約9年/生え抜き
1986〜1992年※・約6年/創業家
1992〜1998年※・約6年/生え抜き
1998〜2003年※・約5年/生え抜き
2003〜2017年※・約14年/生え抜き
1973年入社2000年取締役
2017〜2023年・6年/生え抜き
1982年入社2005年取締役
嶋田泰夫現任
2023年〜現在・4年/生え抜き
1988年入社2019年取締役
※ 退任年を資料で確認できていない代。期間は次の代が就任した年(最終代は上場廃止年)までで、実際の在任はこれより短いことがある。
嶋田泰夫
しまだ やすお
就任前の売上 7,462億円
直近の売上 1兆2,035億円
杉山健博
すぎやま たけひろ
就任前の売上 7,368億円
退任時の売上 7,462億円
角和夫
すみ かずお
就任前の売上 4,862億円
退任時の売上 7,368億円
大橋太朗
おおはし たろう
就任前の売上 —
退任時の売上 —
菅井基裕
すがい もとひろ
就任前の売上 —
退任時の売上 —
小林公平
こばやし こうへい
就任前の売上 —
退任時の売上 —
柴谷貞雄
しばたに さだお
就任前の売上 691億円
退任時の売上 1,151億円
森薫
もり かおる
就任前の売上 204億円
退任時の売上 691億円
小林米三
こばやし よねぞう
就任前の売上 54億円
退任時の売上 204億円
和田薫
わだ かおる
就任前の売上 48億円
退任時の売上 54億円
太田垣士郎
おおたがき しろう
就任前の売上 —
退任時の売上 —
※ 退任年を資料で確認できていない代。期間は次の代が就任した年(最終代は上場廃止年)までで、実際の在任はこれより短いことがある。