決断
借りていた看板と免許を、順に自前へ置き換えてきた。2003年6月、同じソフトバンク・ファイナンス傘下のイー・トレードを合併してオンライン証券を手にし、2006年から2008年にかけて証券会社をSBI証券1社へ集約した。2005年7月には商号をSBIホールディングスへ改め、翌2006年8月にソフトバンクとの資本関係を解消した。認可の要る機能も並べ、2007年8月に私設取引システムのSBIジャパンネクスト証券が運営を始め、同年9月には住友信託銀行との折半出資で住信SBIネット銀行を開業し、2008年には損害保険と生命保険も開業した。北尾吉孝氏は銀行と保険をグループ内の機関投資家と位置づけ、預金と保険料の運用を投資部隊へ委ねている。投資収益だけで動いていた損益に口座数へ比例する手数料と保険料が加わり、相場の振れを内側で吸収できるようになった。
2023年8月 「ゼロ革命」で手数料無料化
SBI証券の営業収益とオンライン国内株式委託手数料の比率2023 2024 2025 営業収益(億円) 1,751 2,034 2,389 うちオンライン国内株式率(%) 11.2 6.8 0.7 2021年9月 新生銀行の連結子会社化
2019年9月 島根銀行との資本業務提携
関連会社への投資と取込損益2019 2020 2025 関連会社への投資の帳簿価額(億円) 261 154 3,341 当期利益の当企業グループ持分(百万円) -1,116 997 30,468 2016年1月 米リップルとの提携
2007年8月 ジャパンネクストPTS開業
ジャパンネクストPTS開業取引所集中義務の撤廃で解禁された私設取引システムに、米ゴールドマン・サックスとの折半出資と証券5社の資本参加という形で参入し、夜間取引から昼間取引・取引所化までを見据えた取引インフラを長期で構築した新規事業判断同じ経営論点に直面した企業 | 新規事業・多角化資本金と議決権所有割合2007 2008 2013 資本金(百万円・%) 1,050 1,050 3,190 議決権の所有割合(%) 50.0 47.5 52.8 2007年 住信SBIネット銀行の設立
2006年7月 イー・トレードの集約
証券事業の営業収益と営業利益2006 2007 2011 営業収益(百万円) 80,221 65,426 45,374 2006年 ソフトバンクからの資本独立
ソフトバンクの持株比率2006 2007 2012 ソフトバンク(%) 26.4 0.0 0.0