大和証券グループ本社 の歴史

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創業 1902年
母体 藤本証券+日本信託銀行
創業地 大阪府
創業 1902年5月、藤本商店5代目の藤本清兵衛氏が大阪で藤本ビルブローカーを設立した
1902年5月、藤本商店5代目の藤本清兵衛氏が大阪で藤本ビルブローカーを設立した。銀行が短期の融通資金を調達する市場が国内になかったところへ入った事業で、わが国のコール市場形成の起点にあたる。1904年の日露戦争開戦にあたっては国庫債券を買い入れてロンドンへ輸出し、取扱高は1億7000万円に達した。1907年に藤本ビルブローカー銀行へ改称したのち、1927年の新銀行法が兼営を禁じたため、1933年1月に預金と為替を廃して藤本ビルブローカー証券として再出発する。1943年12月、藤本証券と日本信託銀行が対等合併して資本金1875万円の大和証券が設立され、本社を大阪から東京へ移した。
決断 規模で首位を下回る代わりに、制度の先回りで商品を作ってきた。投資信託が法律で認め
規模で首位を下回る代わりに、制度の先回りで商品を作ってきた。投資信託が法律で認められていなかった1937年に、民法上の組合という形で"藤本有価証券投資組合"を組成したのが始まりで、戦後も1948年の転換社債、1952年のオープン型投資信託、1971年のアジアダラー債、1977年のユーロ円債と"日本初"を重ねた。同じ発想は資本の形にも及び、1999年4月には証券業界で初めて純粋持株会社へ移行し、ホールセールとリテールを別会社へ分けている。2011年には大和ネクスト銀行を開業して証券口座と預金口座をスイープで結び、銀行を持たない弱みを自前の預金基盤へ変えた。
現況 部門別の経常利益で最も大きいのは、ホールセールではなく個人向けである。2026年
部門別の経常利益で最も大きいのは、ホールセールではなく個人向けである。2026年3月期の3部門合計の純営業収益6,684億円は、ウェルスマネジメント2,780億円、グローバル・マーケッツおよびインベストメント・バンキング2,555億円、アセットマネジメント1,349億円で構成され、経常利益ではウェルスマネジメントの1,120億円が最も大きい。連結では営業収益1兆4,680億円、経常利益2,345億円、親会社株主に帰属する当期純利益1,753億円である。2009年に三井住友との合弁を解消して以来、預金は自前で持つ設計を続けており、大和ネクスト銀行の預金残高は2026年1月に5兆円を超えた。
競合 対面証券の競争の焦点は、売買手数料から預かり資産へ移った。2023年にSBI証券
対面証券の競争の焦点は、売買手数料から預かり資産へ移った。2023年にSBI証券が国内株式の売買手数料を恒久的に無料化し、単品の売買を仲介して手数料を得る形は対面でも成り立たなくなったため、大和は2024年4月に資産管理型ビジネスへの転換を宣言した。同じ転換を2019年に始めた野村ホールディングスより5年遅れた一方、店舗を減らさず対面接点を残した中田誠司社長の判断が、転換の前提を用意していた。銀行を持たない不利は自前で埋めるほかなく、2024年にはあおぞら銀行とかんぽ生命へ相次いで資本を入れ、自前主義から外部との提携へ運営を改めた。
長期業績の推移 1950〜2026年
大和証券グループ本社:長期業績の推移(売上高・利益率)売上高(億円)純利益率(%)
1997年3月期〜2026年3月期

第1章 1902-1936 (気が向いたら執筆します!) 藤本ビルブローカーの創業から銀行・証券への改称まで

第2章 1937-1965 (気が向いたら執筆します!) 日本初の投資信託と日本信託銀行との合併による大和証券の誕生、戦後の投信と上場

第3章 1966-1998 (気が向いたら執筆します!) 総合証券会社の免許とユーロ円債など国際業務、大和総研の発足とバブル後の赤字

第4章 1999-2026 (気が向いたら執筆します!) 持株会社化と大和証券SMBCの設立・解消、大和ネクスト銀行とあおぞら銀行との提携

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歴史年表 1902〜2025年

大和証券グループ本社の沿革1902〜2025年における主な出来事を抜粋

時代年月社長・CEO出来事重要度
1902〜1936年藤本ビルブローカーの創業から銀行・証券への改称まで藤本ビルブローカー創業★
藤本ビルブローカーを設立★
藤本ビルブローカー銀行に商号変更★
藤本ビルブローカー証券に商号変更★
1937〜1965年日本初の投資信託と日本信託銀行との合併による大和証券の誕生、戦後の投信と上場日本初の投資信託「藤本有価証券投資組合」を発足★★
藤本証券に商号変更★
日本信託銀行と合併し大和証券誕生★★
日本初の転換社債(私募)を発行★
証券取引法による証券業者登録★
東京証券取引所に会員として加入★
日本初のオープン型投資信託を発足★★
日本初の累積投資制度(積立オープン)を発足★
福田千里ニューヨーク駐在員事務所開設★
福田千里大和証券投資信託委託を設立★
福田千里大和証券投資信託販売を設立★
福田千里東京・大阪・名古屋各証券取引所市場第二部に上場★
安部志雄ロンドン駐在員事務所開設★
安部志雄NYに大和セキュリティーズアメリカInc.設立★
1966〜1998年総合証券会社の免許とユーロ円債など国際業務、大和総研の発足とバブル後の赤字安部志雄改正証券取引法による総合証券会社として大蔵大臣の免許取得★
山内隆博初のアジアダラー債を代表幹事として引受★
山内隆博DBS・大和セキュリティーズインターナショナルLtd.をシンガポールに設立★
山内隆博ドレイファスファンドを国内販売★
山内隆博大和投資顧問を設立★
菊一岩夫初のユーロ円債(欧州投資銀行債)を発行★
土井定包ロンドンに大和ヨーロッパリミテッド設立★
土井定包大和証券経済研究所を設立★
土井定包世銀の主幹事で大名債を発行★
土井定包大和コンピューターサービス・大和証券経済研究所・大和システムサービスが合併★
土井定包大和総研が発足★
同前雅弘NYに大和アメリカCorporation設立★
江坂元穂大和インターナショナル信託銀行を設立★
江坂元穂営業赤字を計上★★
1999〜2026年持株会社化と大和証券SMBCの設立・解消、大和ネクスト銀行とあおぞら銀行との提携原良也大和全球証券設立★
原良也証券業界初の純粋持株会社化

証券不況とビッグバンに直面した大和証券が、1998年に住友銀行との資本提携を決断し、1999年4月26日に日本の上場会社として初の純粋持株会社"大和証券グループ本社"へ移行した経営判断。ホールセール証券業務を住友銀行との合弁・大和証券SBキャピタル・マーケッツへ、リテール証券業務を新・大和証券へ分け、業態別の二層構造を敷いた。原良也社長のもとで進められた。

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原良也さくら証券から営業全部を譲受、大和証券エスエムビーシーに商号変更★★
原良也大和証券エスエムビーシープリンシパル・インベストメンツ設立★
鈴木茂晴大和総研が会社分割し大和総研HDス体制へ★
鈴木茂晴ダヴィンチ・セレクトの全株式を取得★
鈴木茂晴三井住友保有40%株の買取による完全子会社化

2009年9月10日、大和証券グループ本社が三井住友フィナンシャルグループ(SMFG)と大和証券SMBCの合弁解消で合意し、同年12月31日にSMFGが保有する40%株を当初支払額1,739億円で取得して完全子会社化、2010年1月に大和証券キャピタル・マーケッツへ商号変更した経営判断。鈴木茂晴社長のもとで独立系総合証券への回帰を選んだ。

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鈴木茂晴三井住友FGとのホールセール証券事業の合弁を解消★★
鈴木茂晴親会社株主帰属当期純損失▲373億円で赤字転落★★
日比野隆司日比野隆司氏が社長に就任★
日比野隆司証券グループの銀行業参入

三井住友との合弁を解消して独立系総合証券へ回帰した大和証券グループ本社が、銀行を持たない証券会社の弱みを補うため、2009年10月の役員会でインターネット専業銀行の設立を決め、2011年に大和ネクスト銀行を100%子会社として開業した経営判断。証券総合口座と預金口座を自動で結ぶスイープ(のちのツインアカウント)で、顧客の余裕資金を自グループに取り込む狙いであった。

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日比野隆司子会社の元社員の関与認定を受けた調査委員会の設置と内部管理態勢の立て直し

2012年6月29日付で証券取引等監視委員会が課徴金納付命令勧告を行った内部者取引の事案において、子会社の大和証券株式会社の元社員の関与が認められるとの認定が当局から示された。大和証券は社外の弁護士等から成る調査委員会を設置し、改善策を策定・実行した。 認定が及んだのは元社員個人の関与であり、法人としての大和証券および持株会社への課徴金納付命令や業務改善命令は有価証券報告書に記載がない。持株会社である大和証券グループ本社は、内部管理態勢の強化・改善の継続と、本邦資本市場の信頼回復及び発展への貢献を掲げた。

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中田誠司中田誠司氏が社長に就任★
荻野明彦単品売買モデルとの決別と、顧客の資産価値最大化への軸足の移動

手数料自由化とネット証券の台頭で株式・債券を売買する単品売買の証券モデルが行き詰まるなか、中田誠司社長の逆張り店舗拡大で対面接点を残した大和証券グループ本社が、2024年4月に荻野明彦社長のもとで顧客の資産価値最大化を掲げ、創業以来の売買仲介から資産管理型(ウェルス・マネジメント)へビジネスモデルを転換した経営判断。

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荻野明彦あおぞら銀行と資本業務提携契約を締結し持分法適用関連会社化★★
荻野明彦かんぽ生命と資産運用分野で資本業務提携、大和アセットマネジメントへ資本受入れ★
荻野明彦Airborne Capital Limitedとの合弁会社・大和エアボーンを発足★
出典・参考

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