武蔵精密工業の決断社史:経営の意思決定を振り返る

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決断

部品を精密に加工する技術は保ったまま、納める先の機械を取り替えて戦後を越えた会社である。1938年の創業時は航空発動機の気化器の部分品を作り、1944年1月には個人経営を株式会社に改めた。敗戦で航空機の仕事が絶えると、1946年10月に本社を郷里の豊橋へ移して社名から「航空」の2字を外し、1947年4月にはミシンの天秤カムと送りカムへ製品を切り替えた。ミシン部品の時代は約9年続き、1956年9月に本田技研工業と取引を始めてカムシャフトとギヤを納める会社へ移った。

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