アイシンの決断社史:経営の意思決定を振り返る

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決断

主力を子会社の側に置き、必要になったときに本体へ戻してきた。自動変速機では、トヨタが採用したワーナー方式が米ボーグ・ワーナーの基本特許に抵触したため、係争ではなく折半出資でアイシン・ワーナーを設立して決着させた。この会社は1988年にアイシン・エィ・ダブリュへ改称し、2019年3月期には営業利益で親会社を上回った。EV化でATの需要が細ると同年10月に統合で合意し、2021年4月にアイシン・エィ・ダブリュを吸収し社名をアイシンへ一本化した。子会社の利益が親を上回る歪みを解いたことで、電動化への投資判断は一社で下せるようになった。

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