決断
経営の独立をトヨタに委ね、その系列のなかで規模を拡大してきた会社である。1979年3月期、光洋精工は88億6,900万円の損失を計上し、全取締役がいったん辞任して最大の取引先だったトヨタへ支援を要請した。1980年9月の第三者割当増資でトヨタ自動車工業が筆頭株主となり、光洋精工はトヨタ系の部品メーカーとなった。2005年2月には、自動車産業の世界競争の激化を受け、有力なシステムサプライヤーと競う開発資源と拠点網を得るため豊田工機との対等合併に基本合意した。ファーベスでの協業から、ステアリングと軸受・工作機械の相乗効果も見込んだ。発足後初の赤字を計上した直後の2009年7月には、米ティムケンのニードル軸受事業を約3億米ドルで取得する契約を結んだ。
2009年7月 ティムケンのニードル軸受取得
売上高と経常利益率2009 2010 2015 売上高(億円) 10,171 7,697 13,560 経常損益率(%) 1.1 -0.0 5.9 2006年 光洋精工と豊田工機の合併
売上高と経常利益率2005 2006 2011 売上高(億円) 5,702 7,243 9,555 経常損益率(%) 5.6 6.5 4.2 1980年 トヨタ自動車工業へ支援要請
業績の推移1979 1980 1985 売上高(億円) 948 1,114 1,609 純利益率(%) -9.3 -32.1 4.4