決断
値決めの通貨と生産の場所を、買い手ではなく村田製作所が決めてきた。1979年に輸出の96%を円建てへ統一し、翌1980年には米Erie Technological Productsを買収して、対米輸出への依存を北米・欧州・中南米の拠点網へ分散させた。1993年の円高局面でも輸出を円建てに保ったまま国内生産を維持し、材料費が製造原価の約4割を占める製品の原価を内製の工法で引き下げた。円建てが通ったのは、セラミックフィルタで世界シェア85%を持ち、顧客に代替となる供給元が無かったからである。
2026年 米Resonant社ののれん減損
連結のれんの帳簿価額とのれんの減損損失2021 2022 2026 のれん(億円) 711 1,180 995 のれんの減損損失(百万円) 3,554 0 43,798 2017年 ソニーの電池事業を譲受
リチウムイオン二次電池を含む区分の売上高2017 2018 2022 その他コンポーネント(億円) 2,223 3,223 4,604 1993年12月 海外移転によらない円建て輸出
海外移転によらない円建て輸出円高と値下げ要求が重なるなかで、生産を低賃金国へ移転する同業の流れに乗らず、輸出を円建てに統一したまま材料と生産設備の内製で原価を低減し、国内生産を保った面的な戦略同じ経営論点に直面した企業 | 経営計画・中期戦略業績の推移1992 1993 1998 売上高(億円) 2,805 2,721 3,623 経常利益率(%) 18.4 16.7 20.1 1980年3月 加エリー社(ETP)買収
加エリー社(ETP)買収CBブームで蓄えた資金を元手に、北米・欧州・中南米に拠点を持つ多国籍企業ETPをまるごと買収し、対米輸出頼みから多極的な生産・販売網へ移った海外展開の総仕上げ同じ経営論点に直面した企業 | M&A・買収業績の推移1979 1980 1985 売上高(億円) 418 550 1,573 経常利益率(%) 5.3 6.4 14.4 1950年12月 部品専業への特化