決断
国内の官需で稼いだ会社が、稼ぎに見合わない額を海外の1社へ払った。1957年には電電公社向けが売上高の約40%を占め、1959年には電電公社専門の第1営業課を置いて官需依存を組織にまで固めていた。1990年2月、アンリツは当時の純利益約60億円の4倍を超える260億円を投じて米Wiltron Companyを買収した。北米のマイクロ波・高周波計測の技術とブランド、販売網が一度に手に入った。日本と海外拠点の噛み合わせに十数年を要したが、この拠点が、2Gから5Gまで世代が変わるたびに需要の立つ商売へ会社を移した。
2003年 モバイル計測に先行投資
モバイル計測に先行投資通信バブル崩壊の底で3G以降のモバイル計測へ先行投資し、世代交代のたびに回収を重ねて主力事業に育てた戦略同じ経営論点に直面した企業 | 経営計画・中期戦略業績の推移2002 2003 2008 売上高(億円) 1,315 785 1,005 純利益率(%) 1.9 -41.7 -3.9 1990年2月 米Wiltron社を買収