デクセリアルズ:ソニーケミカルの設立と異方性導電膜の製造開始
1962年〜ソニーによる北品川での設立と羽田工場、異方性導電膜(ACF)の製造開始
ソニーケミカルは1962年3月、ソニーが東京都品川区北品川に設けた子会社として発足した。親会社の狙いはプリント基板を国内で作ることにあり、新会社は回路基板向けの接着剤付き銅箔と工業用の接着剤の製造・販売を目的に掲げた。生産の拠点には東京都大田区を選び、1963年1月に羽田工場の操業を始めた。同工場では1964年4月から、接着剤付き銅箔と接着剤の製造に入った。基板の材料を外部の調達に頼らず、グループの内側で用意するための設立だったとみられる。
- デクセリアルズ 有価証券報告書(2020年3月期)【沿革】
- [1]1962年3月 ソニーが東京都品川区北品川にソニーケミカルを設立
- [2]設立目的 プリント基板の国産化・回路基板用接着剤付き銅箔と工業用接着剤の製造販売
- [3]1963年1月 東京都大田区で羽田工場が操業開始
- [4]1964年4月 羽田工場で接着剤付き銅箔・接着剤の製造開始
創業から15年を経た1977年12月、ソニーケミカルは異方性導電膜(ACF)の製造に着手。ソニーケミカルはACFを同業に先駆けて開発し、量産まで持ち込んだ。ACFはのちに電子材料部品事業の主力製品となり、接着・接合・接続の特性を高める材料として電子部品メーカーなどへ販売された。接着剤と銅箔で始めた事業は、この製品で電子部品どうしをつなぐ材料へ広がった。接着剤の配合で積んだ技術を、部品の接続という別の用途へ振り向けた結果と推察される。
- デクセリアルズ 有価証券報告書(2020年3月期)【沿革】
- [5]1977年12月 異方性導電膜(ACF)の製造開始
- [8]事業の変遷 接着剤付き銅箔・接着剤(1964年)→ACF(1977年)
- デクセリアルズ 有価証券報告書(2020年3月期)【事業の内容】
- [6]ACFは1977年に業界で初めて開発・量産化
- [7]ACFは電子材料部品事業の主力製品 接着・接合・接続特性向上の材料を電子部品メーカー等に販売(2020年3月期)
参考文献[1]-[8]
- デクセリアルズ 有価証券報告書(2020年3月期)【沿革】
- [1]1962年3月 ソニーが東京都品川区北品川にソニーケミカルを設立
- [2]設立目的 プリント基板の国産化・回路基板用接着剤付き銅箔と工業用接着剤の製造販売
- [3]1963年1月 東京都大田区で羽田工場が操業開始
- [4]1964年4月 羽田工場で接着剤付き銅箔・接着剤の製造開始
- [5]1977年12月 異方性導電膜(ACF)の製造開始
- [8]事業の変遷 接着剤付き銅箔・接着剤(1964年)→ACF(1977年)
- デクセリアルズ 有価証券報告書(2020年3月期)【事業の内容】
- [6]ACFは1977年に業界で初めて開発・量産化
- [7]ACFは電子材料部品事業の主力製品 接着・接合・接続特性向上の材料を電子部品メーカー等に販売(2020年3月期)
出典・参考
2件
- デクセリアルズ 有価証券報告書(2020年3月期)【沿革】
- デクセリアルズ 有価証券報告書(2020年3月期)【事業の内容】