- 2012年のソニーからのカーブアウト直後に一ノ瀬隆氏が初代代表取締役社長として就任、VGケミカル設立から旧デクセリアルズ吸収合併、2015年7月の東証1部再上場までの過渡期を主導した。在任期間は2012年9月から2019年6月までの約6年9か月で、ソニー子会社時代の事業ノウハウを引き継ぎつつ独立企業としての事業基盤を確立する役割を担った。
- 2019年6月、新家由久氏が代表取締役社長(社長執行役員)に就任。1969年7月生まれの生え抜き経営者で、ソニーケミカル時代から培われた事業ノウハウを引き継ぐ立場での昇格である。「未来の理想の姿を決めて逆算してやるべきことを考えるバックキャスト」型の製品開発を経営の柱に据え、IFRS移行後のFY20〜FY24で売上1.7倍・営業利益3.5倍の業績拡大を主導した。
- 創業家・親会社の継承構造から離れた独立企業として、生え抜き経営者が事業ノウハウを引き継ぐ慣行が定着している。新家社長は「スタートアップのような機敏さで事業に臨む」(電波新聞デジタル)と表明し、東証プライム上場ながら小回りの利く規模を強みとする経営姿勢を打ち出している。