2001年2010年2020年2026年
創業社長の関係
創業
1954年12月、武田郁夫氏が愛知県豊橋市にタケダ理研工業を興し、電機大手が避けた電子計測器に的を絞った。創業者は社内クーデターで退く1975年6月までの21年トップに座り、創業家の社長はこの一代で途切れた。1976年に富士通の出資を受け、翌1977年に同社から迎えた海輪利正氏が機種別の原価管理を入れて立て直した。
社長登用の傾向
登用
1977年に富士通から海輪利正氏を迎えて以降、外から社長を招いた代は名簿に見えない。2001年以降の5人はいずれもアドバンテストに入社してからの昇格で、専務取締役や執行役員副社長を経て就いている。入社から社長就任までは18年から37年と幅があり、社内で長く積んだ者を上げる型が続いているように見える。
社長任期の傾向
いまの体制への含意
含意
1976年から続いた富士通の資本は2017年11月に切れ、出資も指名も担う親会社はいない。社長は社内の副社長・専務からの昇格で決まる一方、代表取締役のGroup CEOには米国子会社出身のDouglas Lefever氏が就き、職務を分ける。売上の9割超をアジアの半導体投資に握られる振幅が、この分担を促したと思われる。
| 氏名 | 社長在任期間 退任年は推定 | 在任年数 推定 | 状況 | 出自 | 役職 | 在任中の決断 | 施策 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 丸山利雄(2001年就任) | 2001〜2009年2001年就任 | 8年 | 退任 | 生え抜き | 代表取締役社長 | ||
| 松野晴夫(2009年就任) | 2009〜2014年2009年就任 | 5年 | 退任 | 生え抜き | 代表取締役兼執行役員社長CEO | 決断2011年Verigy買収 | |
| 黒江真一郎(2014年就任) | 2014〜2017年2014年就任 | 2年 | 退任 | 生え抜き | 代表取締役兼執行役員社長CEO | ||
| 吉田芳明(2017年就任) | 2017〜2024年2017年就任 | 7年 | 退任 | 生え抜き | 代表取締役社長兼CEO | 決断2017年富士通との資本関係解消 | |
| 津久井幸一(2024年就任) | 2024年〜現任2024年就任 | 3年 | 現任 | 生え抜き | 代表取締役兼経営執行役員社長 | 1987年にアドバンテストへ入社した生え抜きである。2014年6月に執行役員、2015年6月に常務執行役員、2020年6月に取締役兼常務執行役員、2023年1月に代表取締役兼執行役員副社長へ進み、2024年4月に社長へ就任した。2001年に就任した丸山利雄氏から5代続けての生え抜き社長である。 | 決断2024年中期計画「MTP3」始動 |