武田郁夫
アドバンテスト・元タケダ理研工業 設立・代表取締役社長
社長就任までの出自
社長に選ばれた経緯
抜擢
1954年12月に資本金50万円でタケダ理研工業を設立し、創業時から代表取締役社長を務めた。株式の92%を保有するオーナー経営者として、21年にわたり社長の座にあった。1975年6月15日の取締役会で健康上の理由から辞意を表明して取締役会長に退き、後藤三男副社長が社長に昇格した。本人は1983年の取材で、退任はメインバンクとの意思疎通を欠いたことによる社内の政変だったと語っており、社史の記載とは経緯の見方が分かれる。
創業ストーリー
創業ストーリー
在任中の主な施策
武田郁夫氏:在任中の施策
電子カウンタや振動容量型の微少電流電位計など、国産初の測定器を相次いで出し、大企業の手が届かない狭い市場で高い占有率を取った。1967年からはデータ集録装置でシステム計測に踏み出し、1968年には通商産業省の補助金でICテスト・システムの開発に着手した。開発投資と石油危機後の需要減が重なり、1974年度は創業以来初の赤字となった。退任後の1976年2月に富士通など5社が資本参加し、ICテスタに注力する再建が始まった。
参考文献3件
参考文献
- 日経ビジネス 1983年5月30日号 p156-159「敗軍の将、兵を語る 武田郁夫氏(タケダ理研元社長)(上)」略歴欄
- アドバンテスト40年のあゆみ 先端技術を先端で支える(アドバンテスト, 1994)第1章1 タケダ理研工業株式会社の設立・創業者武田郁夫
- アドバンテスト40年のあゆみ 先端技術を先端で支える(アドバンテスト, 1994)第3章1 社長の交代
事実根拠:出所(アドバンテスト)