- 創業
- 当社の前身は1949年11月に設立された国際電気で、国際電気通信の狛江工場を母体とし、創業者と呼べる個人は資料で確認できない。1956年に半導体製造装置へ参入し、2000年に日立電子・八木アンテナと合併して日立国際電気となった。2018年6月の会社分割で成膜装置事業だけが当社として分かれている。
- 登用
- 社長は2018年6月就任の金井史幸氏と2025年4月就任の塚田和徳氏の2人だけである。株式を握っていたKKRは取締役を送り込んだが社長は送らず、2人とも装置事業の内部から出た。金井史幸氏は富山工場長から事業部長へ、塚田和徳氏は営業本部長から中国事業と経営企画へ進んでいる。
- 任期
- 金井史幸氏は分社から2025年3月まで約7年務め、非公開化、アプライドマテリアルズによる買収の破談、2023年10月の再上場をひととおり通した。塚田和徳氏の在任は2026年8月時点で1年半に満たない。会社の歴史が浅く、任期の長さの型はまだ定まっていないと思われる。
- 含意
- ファンドの傘下でも社長は成膜装置の現場から出しており、KKRは持株を1割台まで下げ、2026年6月には送り込んでいた取締役も退いた。後継を扱うのは社外が委員長を務める任意の指名報酬委員会だが、答申までで決定権はなく、社長本人も委員に入る。取締役8名のうち5名が社外である。