不二家の決断社史:経営の意思決定を振り返る

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決断

店を焼かれるたびに、売場より先に製造を立て直してきた。1923年9月の関東大震災で元町・伊勢佐木町の2店と開店28日目の銀座店を失うと、北品川の借家に焼釜を据えてパンとシュークリームを作り、盛り場での売り歩きと喫茶店への卸で現金を得た。銀座と伊勢佐木町の店を建て直したのは、火災保険金が入った1924年5月である。1945年の空襲で店舗と工場の大半を焼失した後も、焼け残ったボイラー1基で沼津工場を再建し、水アメの生産から始めた。どちらの再起も、店の再開は製造で得た現金の後に置かれている。

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