決断
一つの社名で全国へ出るのではなく、土地ごとに別の会社を立てた。1972年4月に石川県加賀市へ株式会社北陸寿を設けたのが最初で、以後は宮崎・神戸・下呂・鳥羽・倉敷・奈良・名古屋・京都と、80年代から90年代初頭にかけて毎年のように観光地ごとの地域別子会社を設立した。本社工場から統一ブランドを全国へ出荷する一般的な製菓会社とは逆の組み方で、観光地の土産物店・空港売店・駅売店という最終の売場ごとに、地元銘菓を別法人が持った。地縁のない首都圏だけは同じ型が移らず、1998年に設けたつきじちとせは2012年に清算している。改めて2011年12月に東京都港区に株式会社シュクレイを設立し、首都圏限定のブランドを並べた。売場を先に押さえてからブランドを作る順序が、ここで全国へ揃った。
2022年 インバウンド消失下のV字回復
インバウンド消失下のV字回復観光動線に売場を集約した事業構造がコロナで直撃を受けたなか、ブランド・売場・人員を削らずに保ち、人流とインバウンドの回復に合わせて増産・増販へ転じることで、コロナ前を上回る高収益体質を確立した面的な判断同じ経営論点に直面した企業 | 経営計画・中期戦略業績の推移2021 2022 2026 売上高(億円) 232 322 788 営業利益率(%) -12.5 4.3 23.6 2011年12月 シュクレイによる首都圏ギフト展開
シュクレイによる首都圏ギフト展開観光地ごとに別法人で地元銘菓を持つ分散立地の型を、地縁のない首都圏最大市場へ持ち込むため、別会社シュクレイを設立し売場ごとの限定ブランドで手土産需要を取りにいった面的戦略同じ経営論点に直面した企業 | 新規事業・多角化業績の推移2010 2011 2016 売上高(億円) 187 184 266 営業利益率(%) 9.6 7.1 12.4