亀田製菓の決断社史:経営の意思決定を振り返る

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決断

広げた事業のうち、技術を渡せる相手だけを残してきた。1993年の冷害で原料の米が不足し、米菓市場そのものが伸びを止めると、同じ米を別の用途へ向け、あわせて市場を外へ求める。前者は1994年9月に発売した腎臓病患者向けの低タンパク質米飯"ゆめごはん"であり、後者は1993年9月に関連会社とした米国のSESMARK FOODS、現在のTH FOODSである。以後30年、亀田製菓はTH FOODSへ"うす焼"の製造技術を提供し続けた。一方、2012年12月に子会社としたMary's Gone Crackersは原料の調達難と人員不足で欠品が続き、2025年5月に全株式を譲渡した。同年6月には残る50%を取得してTH FOODSを完全子会社とし、うす焼以外のノウハウも制約なく投入できるようにした。

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