カルビーの決断社史:経営の意思決定を振り返る

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決断

主原料を変えるために、農家と契約する会社を先に作った。1975年9月、茨城県下妻市の下妻工場の稼働と同時にポテトチップスを発売し、主原料を輸入小麦から国産のじゃがいもへ移している。輸入小麦と違い、生鮮のじゃがいもは調達も保管もきかない。1980年10月、北海道帯広市に原料調達を内製化するカルビーポテトを設立し、栽培契約と品種の管理を担わせた。原料の前提が入れ替わったことで工場の置き方も変わり、1976年から1986年にかけて滋賀・各務原・広島西と、産地と消費地の双方へ短時間で処理できる工場が並ぶ。1990年4月には物流のスナックフード・サービスを設立し、2020年4月にはさつまいものポテトかいつかを子会社化した。畑から棚までを自社の内側へ入れた設計は、原料の作柄をそのまま業績へ通す構造も同時に作った。

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