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IT(SaaS)

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日本のSaaS産業は、2010年代以降にクラウド化の波に乗って急成長した比較的新しいセクターである。サイボウズは1997年創業のグループウェア企業で、「kintone」によってノーコード業務アプリ市場を開拓。独自の働き方改革(副業解禁・離職率低下)でも注目を集めた。freeeは会計ソフトのクラウド化でTKC・弥生の牙城を崩し、中小企業のバックオフィスDXを推進。マネーフォワードは家計簿アプリから法人向けSaaSに展開し、経理・人事・法務のクラウド化を進める。Sansanは名刺管理という日本独自のニーズからBtoBデータベース企業へと進化した。ラクスは「楽楽精算」「楽楽明細」で経費精算・請求書処理のSaaS化をリード。各社に共通するのは、日本の商慣行やレガシーな業務プロセスをクラウドで置き換えるアプローチであり、ARR(年間経常収益)の成長率とチャーンレート(解約率)が競争力の指標となっている。

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