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外食

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日本の外食産業は、高度経済成長期のファミリーレストラン誕生を起点に急拡大し、市場規模は約25兆円に達する巨大産業である。すかいらーく(現すかいらーくHD)は1970年にファミレス1号店を開業し、マニュアル化されたチェーンオペレーションの雛形を築いた。日本マクドナルドは藤田田の経営手腕でハンバーガーを国民食に定着させたが、2014年の品質問題で急激に業績が悪化し、経営改革を余儀なくされた。ゼンショーホールディングスは「すき家」を軸に急成長し、M&Aを繰り返して外食売上高で国内首位に立った。吉野家は「牛丼戦争」で価格競争に巻き込まれながらも、BSE問題・人手不足といった危機を乗り越えてきた。業界最大の構造問題は慢性的な人手不足であり、時給上昇と採用難が利益を圧迫する。配膳ロボット・モバイルオーダー・セントラルキッチンなど省人化投資が各社の最重要テーマとなっている。

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