スルガ銀行への改称と投資用不動産融資問題による業務停止命令
1991年〜熱海信用組合の合併と、個人金融に経営資源を集めるリテール専業への転換
1991年10月、駿河銀行は熱海信用組合を合併した。熱海信用組合は1910年設立で、熱海市内の6店舗で111億円の預金を扱い、ATMを置く店舗は2店にとどまっていた。理事長の谷口保治氏は金利の完全自由化には対応できないとみて、職員の待遇の改善と出資者への払戻しの上乗せを条件に合併先を探し、その条件を受け入れたのが駿河銀行である。同じころ岡野光喜氏は、横浜銀行と静岡銀行に挟まれた営業地盤と、企業の資金調達が直接金融へ移る流れに危機感を強め、個人向けの金融に経営資源を集める方針を固めていた。岡野光喜氏はこの選択を、『論理的に考えれば、それ(個人金融重視)しか道はなかった。迷いはなかった』と振り返った。
- スルガ銀行 有価証券報告書 第215期(2026年6月17日)【沿革】
- [1]1991年10月 熱海信用組合と合併
- 日経ビジネス 1991年4月29日号
- [2]熱海信組は1910年設立、預金量111億円(1990年3月期末)、職員45人、熱海市内6店舗でATMは2店のみ。金利の完全自由化に対応できないと判断し、職員の待遇改善と出資者の優遇を条件に合併先を探し、条件を受け入れたのがスルガ銀行
- [3]熱海信組は1910年設立、預金量111億円(1990年3月期末)、職員45人、熱海市内6店舗でATMは2店のみ。金利の完全自由化に対応できないと判断し、職員の待遇改善と出資者の優遇を条件に合併先を探し、条件を受け入れたのがスルガ銀行
- 日経ビジネス 2001年9月24日号
- [4]横浜銀行と静岡銀行に挟まれた営業地盤で生き残りに危機感、企業の資金調達は直接金融へシフト。個人金融に着目し、論理的に考えれば個人金融重視しか道はなかったと述べた
- [5]横浜銀行と静岡銀行に挟まれた営業地盤で生き残りに危機感、企業の資金調達は直接金融へシフト。個人金融に着目し、論理的に考えれば個人金融重視しか道はなかったと述べた
1998年、駿河銀行は代表者の呼称を頭取から社長に改め、執行役員制を導入した。銀行を一般のサービス業と同列に扱う考えから、行員の呼称も社員に変えた。1999年には国内の銀行で初めての非対面型の店舗として、インターネット支店のドリームダイレクト支店を開設した。2001年には個人ローンの自動審査システムを全店で稼働させ、融資の可否を30分で回答する体制を敷いた。2001年3月末の預貸金利ざやは1.41%と、地方銀行の平均の0.67%を大きく上回った。2003年には、独自の戦略を持つ日本企業に贈られるポーター賞を、国内の銀行として初めて受賞した。
- スルガ銀行公式サイト「沿革」(2026年10月時点)
- [6]1998年 頭取から社長へ代表者の役称を変更、執行役員制を導入。1999年 国内銀行初の非対面型営業店舗「ドリームダイレクト支店」を開設。2001年 自動審査システムの全店稼働開始
- [8]1998年 頭取から社長へ代表者の役称を変更、執行役員制を導入。1999年 国内銀行初の非対面型営業店舗「ドリームダイレクト支店」を開設。2001年 自動審査システムの全店稼働開始
- [9]1998年 頭取から社長へ代表者の役称を変更、執行役員制を導入。1999年 国内銀行初の非対面型営業店舗「ドリームダイレクト支店」を開設。2001年 自動審査システムの全店稼働開始
- スルガ銀行公式サイト「スルガ銀行の歩み」(2026年10月時点)
- [7]1998年 一般のサービス業と同じ視点に立つことを目指し、頭取・行員の呼称を社長・社員に変更。2003年 ポーター賞を国内の銀行として初めて受賞
- [12]1998年 一般のサービス業と同じ視点に立つことを目指し、頭取・行員の呼称を社長・社員に変更。2003年 ポーター賞を国内の銀行として初めて受賞
- 日経ビジネス 2001年9月24日号
- [10]30分で融資の可否を決める個人ローン審査システム。預貸金利ざやは1.41%(2001年3月末)で地銀平均0.67%
- [11]30分で融資の可否を決める個人ローン審査システム。預貸金利ざやは1.41%(2001年3月末)で地銀平均0.67%
2004年10月、駿河銀行は商号をスルガ銀行株式会社に改めた。個人ローン事業を経営戦略の中核とし、2004年3月期の単体の個人ローン残高は1兆3,778億円で、うち住宅ローンが1兆2,079億円を占めた。同期の連結の貸出金残高は2兆668億円である。2017年3月期には個人ローン残高が2兆9,073億円まで増え、単体の貸出金3兆2,537億円の9割近くに達した。同期の連結純利益は426億円にのぼった。個人向け融資への集中は高い利ざやをもたらした一方、収益の源泉を少数の商品と営業部門へ寄せる結果も伴ったとみられる。
- スルガ銀行公式サイト「沿革」(2026年10月時点)
- [13]2004年 スルガ銀行株式会社に商号変更
- スルガ銀行 有価証券報告書(2004年3月期)
- [14]個人ローンビジネスを経営戦略の中核とし、連結貸出金残高2兆668億68百万円。単体の個人ローン残高1兆3,778億41百万円、うち住宅ローン1兆2,079億73百万円
- [15]個人ローンビジネスを経営戦略の中核とし、連結貸出金残高2兆668億68百万円。単体の個人ローン残高1兆3,778億41百万円、うち住宅ローン1兆2,079億73百万円
- スルガ銀行 有価証券報告書 第206期(2017年6月21日)
- [16]単体の貸出金残高3兆2,537億90百万円、個人ローン期末残高2兆9,073億49百万円。親会社株主に帰属する当期純利益426億27百万円
- [17]単体の貸出金残高3兆2,537億90百万円、個人ローン期末残高2兆9,073億49百万円。親会社株主に帰属する当期純利益426億27百万円
2008年〜審査を押し切った投資用不動産融資と、シェアハウス向け融資の破綻
収益不動産ローンの半期ごとの審査承認率は、2008年度上期から2010年度上期まで80〜90%で推移していたが、2014年度下期以降は99%を超えた。2014年には営業企画の求めで審査書類が簡素化され、自己資金の確認書類を審査部に送らない扱いとなった。審査担当者が賃料表の偽装を疑っても、営業の所属長が反論し、最後は営業部門を率いる元専務執行役員が審査部長に直接かけあって稟議を通した。審査担当者が反対の所見を記録に残したまま実行された案件は、200件を超える。金融庁も、営業の本部長が認めたシェアハウス案件の99%を審査部門が通していた点を挙げ、審査は実質を失っていたと認定した。
- スルガ銀行株式会社 第三者委員会「調査結果要旨」(2018年9月7日)
- [18]収益不動産ローンの半期毎承認率は2008年度上期〜2010年度上期は平均80〜90%、2014年度下期以降99%超。2014年に営業企画の要請で自己資金確認書類を審査部に送付しない取扱いに。営業の所属長が威圧的に反論し、元専務執行役員が審査部長に直接かけあい稟議を押し通した。審査意見を残した案件は200件超
- [19]収益不動産ローンの半期毎承認率は2008年度上期〜2010年度上期は平均80〜90%、2014年度下期以降99%超。2014年に営業企画の要請で自己資金確認書類を審査部に送付しない取扱いに。営業の所属長が威圧的に反論し、元専務執行役員が審査部長に直接かけあい稟議を押し通した。審査意見を残した案件は200件超
- [20]収益不動産ローンの半期毎承認率は2008年度上期〜2010年度上期は平均80〜90%、2014年度下期以降99%超。2014年に営業企画の要請で自己資金確認書類を審査部に送付しない取扱いに。営業の所属長が威圧的に反論し、元専務執行役員が審査部長に直接かけあい稟議を押し通した。審査意見を残した案件は200件超
- [21]収益不動産ローンの半期毎承認率は2008年度上期〜2010年度上期は平均80〜90%、2014年度下期以降99%超。2014年に営業企画の要請で自己資金確認書類を審査部に送付しない取扱いに。営業の所属長が威圧的に反論し、元専務執行役員が審査部長に直接かけあい稟議を押し通した。審査意見を残した案件は200件超
- スルガ銀行 ニュースリリース「当社に対する行政処分について」(2018年10月5日)
- [22]営業部門の本部長ミーティングで妥当とされたシェアハウス向け融資をほぼ全件(99%)承認するなど、実質的に審査が形骸化している
シェアハウス向け融資では、年間所得の40%と満室を想定した賃料収入の70%の合計を返済原資とみなし、収益還元法による担保評価額の100%まで貸し出した。2015年中頃には審査部の担当者が入居状況の悪さを把握し、2016年5月の会議ではサブリース会社の資金繰りが回らなくなるおそれも示されたが、取扱いの継続は営業部門の判断で決まった。2015年に取引を禁じたサブリース会社とも、別会社を通じた迂回で取引が続いていた。スルガ銀行は2018年3月期にシェアハウス向け融資で42,049百万円の貸倒引当金を計上した。2019年3月期の連結決算は、971億46百万円の最終損失となった。審査部が早くからつかんでいたリスクが経営の判断に届かなかったことが、損失の規模を広げたとみられる。
- スルガ銀行株式会社 第三者委員会「調査結果要旨」(2018年9月7日)
- [23]返済原資は年間所得の40%+満室想定賃貸収入の70%、収益還元法による担保評価額の100%まで融資。2015年中頃に空室リスクが担当者レベルで判明、2016年5月のシェアハウス会議でサブリース会社の自転車操業リスクまで指摘されたが営業側の意向で継続。2015年に取引禁止としたスマートライフと別会社経由で迂回取引。2018年3月期にシェアハウスローンで42,049百万円の貸倒引当金
- [24]返済原資は年間所得の40%+満室想定賃貸収入の70%、収益還元法による担保評価額の100%まで融資。2015年中頃に空室リスクが担当者レベルで判明、2016年5月のシェアハウス会議でサブリース会社の自転車操業リスクまで指摘されたが営業側の意向で継続。2015年に取引禁止としたスマートライフと別会社経由で迂回取引。2018年3月期にシェアハウスローンで42,049百万円の貸倒引当金
- [25]返済原資は年間所得の40%+満室想定賃貸収入の70%、収益還元法による担保評価額の100%まで融資。2015年中頃に空室リスクが担当者レベルで判明、2016年5月のシェアハウス会議でサブリース会社の自転車操業リスクまで指摘されたが営業側の意向で継続。2015年に取引禁止としたスマートライフと別会社経由で迂回取引。2018年3月期にシェアハウスローンで42,049百万円の貸倒引当金
- [26]返済原資は年間所得の40%+満室想定賃貸収入の70%、収益還元法による担保評価額の100%まで融資。2015年中頃に空室リスクが担当者レベルで判明、2016年5月のシェアハウス会議でサブリース会社の自転車操業リスクまで指摘されたが営業側の意向で継続。2015年に取引禁止としたスマートライフと別会社経由で迂回取引。2018年3月期にシェアハウスローンで42,049百万円の貸倒引当金
- スルガ銀行 有価証券報告書 第208期(2019年6月26日)
- [27]親会社株主に帰属する当期純利益は前期比1,041億34百万円減少し、971億46百万円の損失
業績を一手に担う営業部門が社内の聖域となり、経営層は執行の現場に関わらないまま数字だけを求めていた。2018年9月7日、会長の岡野光喜氏と社長の米山明広氏らが経営責任を取って辞任し、取締役の有國三知男氏が社長に就任した。10月5日には金融庁が銀行法に基づき、10月12日から2019年4月12日まで新規の投資用不動産融資を停止するよう命じた。あわせて出された業務改善命令は、創業家の影響下にある企業群との取引を管理する態勢の確立も求めた。創業家の企業への融資では、寄付の名目で出した資金を別の企業経由で戻して返済に充てる取引が、一部の経営陣だけで決められていた。
- スルガ銀行株式会社 第三者委員会「調査結果要旨」(2018年9月7日)
- [28]パーソナル・バンクの聖域化。経営層は執行の現場に深入りせず、営業部門に数字を上げることを要求し、情報断絶の溝を構築していた
- スルガ銀行 ニュースリリース「第三者委員会の調査報告書の受領と今後の当社の対応について」(2018年9月7日)
- [29]経営責任を取り代表取締役会長岡野光喜、代表取締役社長米山明広らが辞任し、取締役有國三知男を代表取締役社長に選任
- スルガ銀行 ニュースリリース「当社に対する行政処分について」(2018年10月5日)
- [30]2018年10月12日から2019年4月12日まで新規の投資用不動産融資を停止。業務改善命令でファミリー企業との取引を適切に管理する態勢の確立を求める。寄付名目で拠出した資金を別のファミリー企業経由で還流させ返済を受け、一部の経営陣のみで決定
- [31]2018年10月12日から2019年4月12日まで新規の投資用不動産融資を停止。業務改善命令でファミリー企業との取引を適切に管理する態勢の確立を求める。寄付名目で拠出した資金を別のファミリー企業経由で還流させ返済を受け、一部の経営陣のみで決定
- [32]2018年10月12日から2019年4月12日まで新規の投資用不動産融資を停止。業務改善命令でファミリー企業との取引を適切に管理する態勢の確立を求める。寄付名目で拠出した資金を別のファミリー企業経由で還流させ返済を受け、一部の経営陣のみで決定
2018年〜創業家との関係の解消と、ノジマ・クレディセゾンとの資本提携
スルガ銀行は2018年11月30日に金融庁へ出した業務改善計画で、不祥事の根本原因について『長年の創業家支配により、創業家本位の企業風土が醸成され』と記し、その風土を改めることを改革の前提条件とした。同年11月12日には、前会長の岡野光喜氏と、副社長として2016年7月まで投資用不動産融資を率いた故岡野喜之助氏の相続人に対し、損害賠償を求める訴訟を提起していた。2019年6月には監査等委員会設置会社に移行した。2019年10月25日に創業家のファミリー企業と融資の全額返済の合意書を結び、創業家側の株式はノジマへ売却された。融資は2020年2月までに全額を回収し、創業家との資本と融資の関係はともに解消した。
- スルガ銀行 ニュースリリース「業務改善計画の提出について」(2018年11月30日)
- [33]長年の創業家支配により創業家本位の企業風土が醸成されたことを根本原因とし、その抜本的な改革を改革の前提条件と認識。岡野前会長と2016年7月まで副社長として投資用不動産融資を推進してきた故岡野喜之助氏の相続人に対し、2018年11月12日に損害賠償請求訴訟を提起
- [34]長年の創業家支配により創業家本位の企業風土が醸成されたことを根本原因とし、その抜本的な改革を改革の前提条件と認識。岡野前会長と2016年7月まで副社長として投資用不動産融資を推進してきた故岡野喜之助氏の相続人に対し、2018年11月12日に損害賠償請求訴訟を提起
- スルガ銀行 有価証券報告書 第215期(2026年6月17日)【沿革】
- [35]2019年6月 監査等委員会設置会社に移行
- スルガ銀行 ニュースリリース「創業家ファミリー企業との融資・資本関係の解消に向けた弁済合意書締結について」(2019年10月25日)
- [36]2019年10月25日、創業家ファミリー企業との間で融資の全額返済に係る合意書を締結。創業家及びファミリー企業が保有する当社株式は株式会社ノジマへ売却し、10月29日付で資本関係を解消予定
- スルガ銀行 ニュースリリース「創業家ファミリー企業との融資関係の解消について」(2020年2月14日)
- [37]ファミリー企業に対する融資金を全額回収し、融資関係も解消され創業家との関係解消が完了(2020年2月14日公表)
2019年11月、スルガ銀行は新しい企業理念と、2019年度から2025年度までの中期経営計画「Re:Start 2025」をまとめた。第1フェーズの重点は、ミドルリスク・ミドルリターン型のリテールバンキングへの組み替え。2022年度の目標は、業務粗利益から与信費用を差し引いたRA業務粗利益490億円と、連結当期純利益70億円である。ノジマとは2019年5月15日に業務提携の基本合意書を交わし、2020年5月19日には資本業務提携の合意書の締結に至った。2020年6月には、SGホールディングスの取締役から2019年6月に副社長として迎えた嵯峨行介氏が社長に就任した。ノジマは2022年3月に保有株をすべて売却し、スルガ銀行による自己株式の取得は4,341万4,000株、176億6,949万8,000円に及んだ。
- スルガ銀行 有価証券報告書 第209期(2020年6月26日)
- [38]2019年11月に新企業理念と中期経営計画“Re:Start 2025”(2019〜2025年度)を策定。第1フェーズはミドルリスク・ミドルリターンのリテールバンキングを構築、2022年度目標はRA業務粗利益490億円・親会社株主に帰属する当期純利益70億円。ノジマと2019年5月15日に業務提携に関する基本合意書、2020年5月19日に資本業務提携に関する合意書を締結
- [39]2019年11月に新企業理念と中期経営計画“Re:Start 2025”(2019〜2025年度)を策定。第1フェーズはミドルリスク・ミドルリターンのリテールバンキングを構築、2022年度目標はRA業務粗利益490億円・親会社株主に帰属する当期純利益70億円。ノジマと2019年5月15日に業務提携に関する基本合意書、2020年5月19日に資本業務提携に関する合意書を締結
- [40]2019年11月に新企業理念と中期経営計画“Re:Start 2025”(2019〜2025年度)を策定。第1フェーズはミドルリスク・ミドルリターンのリテールバンキングを構築、2022年度目標はRA業務粗利益490億円・親会社株主に帰属する当期純利益70億円。ノジマと2019年5月15日に業務提携に関する基本合意書、2020年5月19日に資本業務提携に関する合意書を締結
- [41]2019年11月に新企業理念と中期経営計画“Re:Start 2025”(2019〜2025年度)を策定。第1フェーズはミドルリスク・ミドルリターンのリテールバンキングを構築、2022年度目標はRA業務粗利益490億円・親会社株主に帰属する当期純利益70億円。ノジマと2019年5月15日に業務提携に関する基本合意書、2020年5月19日に資本業務提携に関する合意書を締結
- スルガ銀行 有価証券報告書 第210期(2021年6月29日)【役員の状況】
- [42]嵯峨行介 2018年6月SGホールディングス取締役経営企画担当、2019年6月当社取締役副社長、2019年10月代表取締役副社長、2020年6月代表取締役社長
- スルガ銀行 ニュースリリース「自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)による自己株式の取得結果及び取得終了、並びに主要株主である筆頭株主の異動に関するお知らせ」(2022年3月9日)
- [43]筆頭株主ノジマが保有株式の全てを売却する意向を受け、2022年3月9日にToSTNeT-3で自己株式43,414,000株を17,669,498,000円で取得
2023年6月に社長に就任した加藤広亮氏のもとで、スルガ銀行はクレディセゾンと資本業務提携を結んだ。クレディセゾンはスルガ銀行株3,508万9,000株、議決権の15.72%を約171億円で取得し、スルガ銀行もクレディセゾン株の5.0%を約154億円で取得した。2023年7月3日の払込みで、クレディセゾンは主要株主となった。両社は取締役を1人ずつ派遣し合い、2023年度から2027年度の5年間で新規ローン実行額3,500億円以上を目標とした。中期経営計画「Re:Start 2025 Phase 2」は設定したKPIをすべて達成し、2026年3月期の連結純利益は347億28百万円となった。2026年4月の新しい中期経営計画では、クレディセゾンとの協業を含むアライアンス事業を5つ目の収益部門と位置づけた。
- スルガ銀行公式サイト「スルガ銀行の歩み」(2026年10月時点)
- [44]2023年 クレディセゾンとの資本業務提携
- スルガ銀行 決算説明資料「株式会社クレディセゾンとの資本業務提携」(2023年11月10日)
- [45]クレディセゾンが当社株式35,089,000株(議決権15.72%)を約171億円で取得、当社がクレディセゾン株式8,224,700株(5.0%)を約154億円で取得。取締役1名を相互派遣(当社社長加藤)。FY23〜FY27の5年間で新規ローン実行額3,500億円以上
- [47]クレディセゾンが当社株式35,089,000株(議決権15.72%)を約171億円で取得、当社がクレディセゾン株式8,224,700株(5.0%)を約154億円で取得。取締役1名を相互派遣(当社社長加藤)。FY23〜FY27の5年間で新規ローン実行額3,500億円以上
- スルガ銀行 有価証券報告書 第213期(2024年6月26日)
- [46]第三者割当による自己株式の処分に関し2023年7月3日にクレディセゾンの払込みが完了、同日より主要株主
- スルガ銀行 有価証券報告書 第215期(2026年6月17日)
- [48]Re:Start 2025 Phase 2(2023年度からの3年間)は設定した全てのKPIを達成。親会社株主に帰属する当期純利益347億28百万円。2026年4月の中期経営計画でアライアンス事業を第5の収益成長領域と位置づけ
- [49]Re:Start 2025 Phase 2(2023年度からの3年間)は設定した全てのKPIを達成。親会社株主に帰属する当期純利益347億28百万円。2026年4月の中期経営計画でアライアンス事業を第5の収益成長領域と位置づけ
業績の推移
売上構成 データなし
業績表
| 決算期 | 区分 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 純利益 | ||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 億円 | YoY | 億円 | 億円 | 億円 | 利益率 | ||
| 1991年03月期 | 単体 | n/a | n/a | n/a | n/a | n/a | n/a |
| 1992年03月期 | 単体 | n/a | n/a | n/a | n/a | n/a | n/a |
| 1993年03月期 | 単体 | n/a | n/a | n/a | n/a | n/a | n/a |
| 1994年03月期 | 単体 | n/a | n/a | n/a | n/a | n/a | n/a |
| 1995年03月期 | 単体 | n/a | n/a | n/a | n/a | n/a | n/a |
| 1996年03月期 | 単体 | n/a | n/a | n/a | n/a | n/a | n/a |
| 1997年03月期 | 単体 | n/a | n/a | n/a | n/a | n/a | n/a |
| 1998年03月期 | 単体 | n/a | n/a | n/a | n/a | n/a | n/a |
| 1999年03月期 | 単体 | n/a | n/a | n/a | n/a | n/a | n/a |
| 2000年03月期 | 単体 | n/a | n/a | n/a | n/a | n/a | n/a |
| 2001年03月期 | 単体 | n/a | n/a | n/a | n/a | n/a | n/a |
| 2002年03月期 | 連結 | 881 | n/a | n/a | ▲218 | ▲236 | ▲26.8% |
| 2003年03月期 | 連結 | 843 | ▲4.3% | n/a | 97 | 79 | 9.4% |
| 2004年03月期 | 連結 | 895 | +6.2% | n/a | 180 | 92 | 10.3% |
| 2005年03月期 | 連結 | 904 | +1.0% | n/a | 190 | 107 | 11.8% |
| 2006年03月期 | 連結 | 988 | +9.3% | n/a | 230 | 143 | 14.5% |
| 2007年03月期 | 連結 | 1,057 | +7.0% | n/a | 313 | 203 | 19.2% |
| 2008年03月期 | 連結 | 1,167 | +10.4% | n/a | 320 | 171 | 14.7% |
| 2009年03月期 | 連結 | 1,119 | ▲4.1% | n/a | 178 | 104 | 9.3% |
| 2010年03月期 | 連結 | 1,059 | ▲5.4% | n/a | 220 | 142 | 13.4% |
| 2011年03月期 | 連結 | 1,030 | ▲2.7% | n/a | 21 | 26 | 2.5% |
| 2012年03月期 | 連結 | n/a | n/a | n/a | 297 | 156 | n/a |
| 2013年03月期 | 連結 | n/a | n/a | n/a | 362 | 212 | n/a |
| 2014年03月期 | 連結 | n/a | n/a | n/a | 461 | 276 | n/a |
| 2015年03月期 | 連結 | 1,311 | n/a | 534 | 534 | 329 | 25.1% |
| 2016年03月期 | 連結 | 1,394 | +6.3% | 564 | 564 | 367 | 26.3% |
| 2017年03月期 | 連結 | 1,458 | +4.6% | 582 | 582 | 426 | 29.2% |
| 2018年03月期 | 連結 | 1,563 | +7.2% | 105 | 105 | 70 | 4.5% |
| 2019年03月期 | 連結 | 1,396 | ▲10.7% | ▲743 | ▲743 | ▲971 | ▲69.6% |
| 2020年03月期 | 連結 | 1,180 | ▲15.5% | 418 | 418 | 253 | 21.4% |
| 2021年03月期 | 連結 | 998 | ▲15.4% | 231 | 231 | 214 | 21.4% |
| 2022年03月期 | 連結 | 921 | ▲7.7% | 106 | 106 | 80 | 8.7% |
| 2023年03月期 | 連結 | 924 | +0.3% | 133 | 133 | 106 | 11.5% |
| 2024年03月期 | 連結 | 914 | ▲1.1% | 206 | 206 | 154 | 16.8% |
| 2025年03月期 | 連結 | 911 | ▲0.3% | 262 | 262 | 202 | 22.2% |
| 2026年03月期 | 連結 | 1,099 | +20.6% | 355 | 355 | 347 | 31.6% |
経営陣 データなし
大株主 データなし
- [1]スルガ銀行 有価証券報告書(2004年3月期)
- [2]スルガ銀行 有価証券報告書 第206期(2017年6月21日)
- [3]スルガ銀行 ニュースリリース「当社に対する行政処分について」(2018年10月5日)
- [4]スルガ銀行 ニュースリリース「第三者委員会の調査報告書の受領と今後の当社の対応について」(2018年9月7日)
- [5]スルガ銀行 ニュースリリース「業務改善計画の提出について」(2018年11月30日)
- [6]スルガ銀行 有価証券報告書 第208期(2019年6月26日)
- [7]スルガ銀行 ニュースリリース「創業家ファミリー企業との融資・資本関係の解消に向けた弁済合意書締結について」(2019年10月25日)
- [8]スルガ銀行 ニュースリリース「創業家ファミリー企業との融資関係の解消について」(2020年2月14日)
- [9]スルガ銀行 有価証券報告書 第209期(2020年6月26日)
- [10]スルガ銀行 有価証券報告書 第210期(2021年6月29日)【役員の状況】
- [11]スルガ銀行 ニュースリリース「自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)による自己株式の取得結果及び取得終了、並びに主要株主である筆頭株主の異動に関するお知らせ」(2022年3月9日)
- [12]スルガ銀行 決算説明資料「株式会社クレディセゾンとの資本業務提携」(2023年11月10日)
- [13]スルガ銀行 有価証券報告書 第213期(2024年6月26日)
- [14]スルガ銀行 有価証券報告書 第215期(2026年6月17日)【沿革】
- [15]スルガ銀行 有価証券報告書 第215期(2026年6月17日)
- [16]スルガ銀行公式サイト「スルガ銀行の歩み」(2026年10月時点)
- [17]日経ビジネス 1991年4月29日号
- [18]日経ビジネス 2001年9月24日号
- [19]スルガ銀行株式会社 第三者委員会「調査結果要旨」(2018年9月7日)
- [20]スルガ銀行公式サイト「沿革」(2026年10月時点)