良品計画の決断社史:経営の意思決定を振り返る

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決断

商品の芯は動かさず、売り場の場所と規模だけを時代に合わせて入れ替えてきた。1989年に西友の棚を出たのは、母体に間借りするかぎり単品管理も海外出店も自前の店づくりも西友の都合に縛られたからだった。その後、品揃えを広げすぎて2002年2月期に連結純利益がほぼ消えると、松井忠三氏は在庫が山積みだった衣料品に手をつけ、安さより商品の完成度で利益を生む商品構成へ立て直した。2021年には堂前宣夫氏が出店の主軸を都心の旗艦店から生活圏の中型店へ転換した。素材を選び、工程を点検し、包装を簡略にして「わけあって、安い」を商品設計そのもので通す一点だけは、45年ぶれていない。

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