ヤマダHDの決断社史:経営の意思決定を振り返る

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決断

家電で作った店舗網を、家電以外の商材で埋め直してきた。1992年の大店法改正を機に宮崎・仙台・日進・姫路とおおむね2年ごとに広域圏を埋め、2005年に専門量販として初めて売上高1兆円を超えた。2011年3月期には2兆1,532億円を達成するが、売上の約24%を占めたテレビ関連の需要が地上デジタル移行の完了で消える。同年8月に住宅メーカーのエスバイエルを約74億円で子会社化し、太陽光発電や蓄電池を含む住宅ぐるみの商材へ広げた。2015年5月には46店を一斉に閉店し、都市部と店舗効率へ絞り込む。2020年10月には持株会社へ移行し、11分社制でデンキ・住建・金融・環境を並べた。一つの店で世帯の需要をまとめて受ける設計へ切り替えたことが、家電の粗利が薄くなっても店舗網を維持できる条件を作った。

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