ビックカメラ の歴史

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創業 1968年
創業者 新井隆司
創業地 群馬県高崎市
創業
1968年、新井隆司氏が群馬県高崎市で写真フィルムの現像とプリントを扱う『高崎DPセンター』を開設した。1970年代にカメラ販売へ広げたのち、1978年に本拠を東京・池袋へ移し、写真機・カメラの量販店として再出発する。秋葉原と新宿西口という当時の激戦区を外し、乗降客が多いのに需要の捌けていない池袋を選んだ判断だった。1980年6月に株式会社ビックカメラを設立し、同年11月に豊島区へ池袋店を開設して物品販売事業を始める。以後は1989年12月の渋谷店、1991年4月の横浜西口店、1992年9月の池袋本店と、首都圏のターミナル駅前へ集中して出店した。ただし当時の家電量販で伸びていたのは、郊外ロードサイドに数千平方メートルの売場を確保するヤマダ電機やコジマのほうである。
決断
値引きを現金で渡すのをやめ、次の来店の権利として渡してきた。1992年12月に導入したビックポイントカードは、値引きで粗利を細らせる代わりに還元を次回の買い物へ充当する仕組みで、のちに家電量販の標準となった。同じ売場へ何度も来る客を前提に置いたため、扱う品目も家電の外へ広がる。2001年11月にはビック酒販を設立して酒類・食品・医薬品を並べ、2003年10月に『ビックカメラ.com』を開設して通販へ参入した。2005年1月にはソフマップとの資本業務提携から段階的な取り込みを始め、自前では作りにくいPCと中古買取の売場を加えている。駅前の一店で受けられる需要を増やしたことが、店舗数を増やさずに1店あたりの売上を積む条件を作った。
現況
売上の99%は物を売る事業だが、利益率がいちばん高いのは放送である。2025年8月期の連結売上高は9,745億円、営業利益は303億円で、いずれも過去最高となった。セグメントは物品販売が売上9,620億円・利益298億円、BSデジタル放送が110億円・利益20億円で、売上比1.1%の放送が18.6%の営業利益率を出す一方、物販は3.1%にとどまる。放送は1999年8月に日本ビーエス放送企画を設立して始めた事業にあたる。2021年12月には子会社ソフマップが中古スマートフォン専業のじゃんぱらを取得し、新品販売と買取・中古販売をグループ内でつないだ。2024年10月公表の中期経営計画は、2029年8月期に連結売上高1兆1,000億円・営業利益400億円を掲げている。
競合
郊外の店舗網は自前で作らず、失速した同業ごと取得して手に入れた。1980年代以降の家電量販は、郊外ロードサイドで伸びるヤマダ電機・コジマと、都心ターミナルのヨドバシカメラ・ビックカメラに分かれ、同社は池袋・渋谷・横浜西口と駅前だけを厚くしてきた。2012年5月にコジマを子会社化したのは、2011年5月期に純損失73億円を計上した郊外大手を、約141億円の増資引受で議決権50.06%まで取り込む取引である。訪日客が2014年の1,300万人台から2016年の2,403万人へ増えると、駅前の立地はそのまま免税需要の受け口になった。2026年6月には首位のヤマダホールディングスが5位のエディオンとの経営統合を発表した。訪日と国内の需要を同じ一店で受ける配置が、店舗数で及ばないまま利益を伸ばす条件になっている。
ビックカメラ:長期業績の推移(売上高・利益率)売上高(億円純利益率(%)
2001年8月期2025年8月期

創業ストーリー 高崎の写真館から池袋の家電量販店へ (1968年〜)

群馬の写真DPサービスから始まる新井隆司氏の商売

ビックカメラの起点は、1968年に新井隆司氏(現名は新井隆二氏)[1]が群馬県高崎市で創業した『高崎DPセンター』である[2]。当時の地方都市では写真フィルムの現像・プリント(DP)が成長分野で、新井隆司氏は写真関連サービスから事業基盤を築いた。1970年代に入ると同社はカメラ販売へ業態を拡張し[3]、地方の写真愛好家を主要顧客とする商売を続けた。これは戦後の日本でカメラが『ハレの日の高額品』から大衆の購買対象へ移行する局面と重なり、地方の専門店としては比較的早期に量販志向を取り入れた事業者であった。

1978年、新井隆司氏は本拠を東京・池袋へ移し、写真機・カメラの量販店として再出発する[4]。池袋という選択は当時の電気店激戦区である秋葉原や新宿西口を避け、巨大ターミナル駅で潜在需要が捌けきれていない場所を取りに行く判断であった。1980年6月には株式会社ビックカメラを正式に設立し[5]、同年11月に東京都豊島区に池袋店(後の池袋北口店)を開店してカメラ等の物品販売事業を開始した。『BIC』は同社公式の説明によると『偉大さの意味を含むスラング』[引用元][6]、創業者の商売に対する野心が社名そのものに残された。

    • [4]1978年 池袋へ進出(カメラ量販店として再出発)
    • [6]社名「BIC」は公式説明で「ただ大きいだけでなく深みのある大きな企業を目指す」意(本文は「偉大さの意味を含むスラング」と表現)
  • ビックカメラ 有価証券報告書【沿革】
    • [5]1980年に株式会社ビックカメラ設立、同年11月に東京都豊島区池袋店を開店しカメラ等物品販売事業を開始
    • [1]創業者の現名は新井隆二
    • [3]1970年代にカメラ販売へ業態拡張(DPセンター販売部門の独立)
    • [4]1978年 池袋へ進出(カメラ量販店として再出発)
    • [6]社名「BIC」は公式説明で「ただ大きいだけでなく深みのある大きな企業を目指す」意(本文は「偉大さの意味を含むスラング」と表現)
    • [2]1968年 新井隆司(現名・新井隆二)が群馬県高崎市で高崎DPセンターを創業
  • ビックカメラ 有価証券報告書【沿革】
    • [5]1980年に株式会社ビックカメラ設立、同年11月に東京都豊島区池袋店を開店しカメラ等物品販売事業を開始

カメラ専門店から駅前ターミナル型家電量販店への業態転換

1980年代の日本の家電量販業界では、ヨドバシカメラ・コジマ・ヤマダ電機が郊外型あるいは数千平方メートル規模の店舗モデルで売上を伸ばしていた。1989年12月に渋谷店(現渋谷ハチ公口店)[7]、1991年4月に横浜西口店[8]、1992年9月に池袋本店[9]、1993年2月に渋谷東口店[10]と、首都圏のターミナル駅前への集中出店を進めた。

  • ビックカメラ 有価証券報告書【沿革】
    • [7]1989年12月 渋谷店(現渋谷ハチ公口店)開店
    • [8]1991年4月 横浜西口店開店
    • [9]1992年9月 池袋本店開店
    • [10]1993年2月 渋谷東口店開店

本社や物流の運営子会社として1981年に東京カメラ流通協同組合[11]、1992年に株式会社東京羽毛工房(後の生毛工房)、1996年に株式会社ビックカメラビルディング(後の東京計画)[12]を相次いで設立し、グループ内に出店・物流・金融サービスを内製化する体制を整えた。1999年4月の福岡・天神店出店で初めて関東圏外へ進出し、同年8月には日本ビーエス放送企画株式会社(後の日本BS放送)を設立して放送事業へも事業領域を広げた。

  • ビックカメラ 有価証券報告書【沿革】
    • [11]1981年 東京カメラ流通協同組合 設立
    • [12]1996年設立子会社の正式名は『株式会社ビックカメラビルディング』、2007年に株式会社東京計画へ商号変更
  • ビックカメラ 有価証券報告書【沿革】
    • [7]1989年12月 渋谷店(現渋谷ハチ公口店)開店
    • [8]1991年4月 横浜西口店開店
    • [9]1992年9月 池袋本店開店
    • [10]1993年2月 渋谷東口店開店
    • [11]1981年 東京カメラ流通協同組合 設立
    • [12]1996年設立子会社の正式名は『株式会社ビックカメラビルディング』、2007年に株式会社東京計画へ商号変更

全国展開とグループ多角化への布石

1999年から2001年にかけてビックカメラは関東圏外への多店舗展開を本格化させた。1999年6月の新横浜店[13]、2001年1月の立川店[14]、同年5月の大阪・なんば店[15]、6月の有楽町店[16]、7月の札幌店[17]と、半年余りで全国の主要ターミナル駅前に旗艦店を配置した。2001年11月には株式会社ビック酒販を設立し[18]、家電量販業の枠を超えて酒類・食品・薬の総合小売へ事業領域を広げる方針を見せ始めた。2002年5月の新宿西口店[19]、9月の池袋西口店[20]で都心の重複立地を厚くし、2003年10月にはインターネットショッピングサイト『ビックカメラ.com』を開設して通販事業に参入[21]、同年11月の名古屋駅西店と大宮西口そごう店で中京圏と埼玉県主要駅前を押さえた。[22]

  • ビックカメラ 有価証券報告書【沿革】
    • [13]1999年6月 新横浜店開店
    • [14]2001年1月 立川店開店
    • [15]2001年5月 なんば店開店
    • [16]2001年6月 有楽町店開店
    • [17]2001年7月 札幌店開店
    • [18]2001年11月 株式会社ビック酒販 設立
    • [19]2002年5月 新宿西口店開店
    • [20]2002年9月 池袋西口店開店
    • [21]2003年10月 ビックカメラ.com 開設(EC参入)
    • [22]2003年11月 名古屋駅西店・大宮西口そごう店開店

ターミナル駅前という立地に密集出店する戦略は、1店舗あたりの売場面積(数千坪規模)と取扱品目数(カメラ・パソコン・白物家電・時計・酒・薬まで)の両方を最大化する点で、同時期の郊外ロードサイド型ヤマダ電機・コジマとは別系統の業態を形作った。家電量販業界のなかでも、ヨドバシカメラと並ぶ『都心ターミナル型』の代表格として、ビックカメラの全国展開モデルが2000年代前半に定着した。

  • ビックカメラ 有価証券報告書【沿革】
    • [13]1999年6月 新横浜店開店
    • [14]2001年1月 立川店開店
    • [15]2001年5月 なんば店開店
    • [16]2001年6月 有楽町店開店
    • [17]2001年7月 札幌店開店
    • [18]2001年11月 株式会社ビック酒販 設立
    • [19]2002年5月 新宿西口店開店
    • [20]2002年9月 池袋西口店開店
    • [21]2003年10月 ビックカメラ.com 開設(EC参入)
    • [22]2003年11月 名古屋駅西店・大宮西口そごう店開店

上場と都心ターミナル戦略の完成

2004年6月の豊島ケーブルネットワーク株式会社の連結子会社化[23]、2005年1月の本店移転(東京都豊島区西池袋から同区高田へ)[24]と、同月の株式会社ソフマップとの資本業務提携契約締結[25]が、ビックカメラのグループ拡張の起点となる。ソフマップは秋葉原に本拠を置くPC専門店として中古PC流通や同人誌売場で独自顧客を持っていたが[26]、PC専業ゆえに家電量販大手との価格競争で経営が悪化していた。新井隆司氏率いるビックカメラは2006年2月にソフマップの増資を引き受けて子会社化し[27]、自社の家電・カメラ品揃えと相互補完するPC・サブカルチャー領域の流通拠点を取り込んだ。

  • ビックカメラ 有価証券報告書【沿革】
    • [23]2004年6月 豊島ケーブルネットワーク株式会社を子会社化
    • [24]2005年1月 本店を東京都豊島区西池袋から同区高田へ移転
    • [25]2005年1月 株式会社ソフマップと資本業務提携契約締結
    • [26]ソフマップは秋葉原を本拠とするPC専門店(中古PC流通・サブカル領域)
    • [27]2006年2月 ソフマップの増資引受により子会社化

2006年8月には株式会社ジャスダック証券取引所に株式を上場[28]、2008年6月には東京証券取引所市場第一部に株式を上場した。[29]上場による調達資金は出店投資に振り向けられ、2006年8月の藤沢店[30]、9月のラゾーナ川崎店[31]、2007年11月の岡山駅前店[32]、2008年11月の浜松店[33]、2009年2月の新潟店[34]と、地方政令市・準政令市の駅前への展開を続けた。2008年4月には環境省の『エコ・ファースト制度』第1号企業に認定され[35]、家電リサイクル・省エネ家電販売を含む環境施策で業界内のプレゼンスを確立した。

  • ビックカメラ 有価証券報告書【沿革】
    • [28]2006年8月 ジャスダック証券取引所に上場
    • [29]2008年6月 東京証券取引所市場第一部に上場
    • [30]2006年8月 藤沢店開店
    • [31]2006年9月 ラゾーナ川崎店開店
    • [32]2007年11月 岡山駅前店開店
    • [33]2008年11月 浜松店開店
    • [34]2009年2月 新潟店開店
    • [35]2008年4月 環境省「エコ・ファースト制度」第1号企業に認定

2005年11月、新井隆司氏は社長を退き宮嶋宏幸氏が第2代社長に就任した。[36]宮嶋宏幸氏はビックカメラ新卒1期生のたたき上げで、新井隆司氏の側近として営業現場を統括した経歴を持つ。新井隆司氏自身は2005年11月以降は会長として経営の最前線に残ったが、2009年2月から2012年8月までは経営の表舞台から退いた時期があり、その間も同社株の大株主として支配的影響力を保ち続けた。

  • ビックカメラ 有価証券報告書【役員の状況】
    • [36]宮嶋宏幸が第2代社長に就任(CEO CSV では FY05〜が代表取締役社長=2004年9月〜2005年8月期に就任、本文の2005年11月就任と整合的)
  • ビックカメラ 有価証券報告書【沿革】
    • [23]2004年6月 豊島ケーブルネットワーク株式会社を子会社化
    • [24]2005年1月 本店を東京都豊島区西池袋から同区高田へ移転
    • [25]2005年1月 株式会社ソフマップと資本業務提携契約締結
    • [26]ソフマップは秋葉原を本拠とするPC専門店(中古PC流通・サブカル領域)
    • [27]2006年2月 ソフマップの増資引受により子会社化
    • [28]2006年8月 ジャスダック証券取引所に上場
    • [29]2008年6月 東京証券取引所市場第一部に上場
    • [30]2006年8月 藤沢店開店
    • [31]2006年9月 ラゾーナ川崎店開店
    • [32]2007年11月 岡山駅前店開店
    • [33]2008年11月 浜松店開店
    • [34]2009年2月 新潟店開店
    • [35]2008年4月 環境省「エコ・ファースト制度」第1号企業に認定
  • ビックカメラ 有価証券報告書【役員の状況】
    • [36]宮嶋宏幸が第2代社長に就任(CEO CSV では FY05〜が代表取締役社長=2004年9月〜2005年8月期に就任、本文の2005年11月就任と整合的)

ソフマップ完全子会社化とコジマとの資本業務提携

2010年1月、ビックカメラは株式交換により株式会社ソフマップを完全子会社化した[37]。同年2月から11月にかけて船橋駅店・鹿児島中央駅店・新宿東口駅前店・相模大野駅店・JR八王子駅店[38][39]、首都圏と地方主要駅前への出店を続け、駅前ターミナル網の密度を一段と高めた。2011年6月の水戸駅店[40]、同年8月の有楽町店でのドラッグ事業開始[41]は、家電量販業の枠を超えた『都市生活者の総合インフラ』への業態転換の一手であった。

  • ビックカメラ 有価証券報告書【沿革】
    • [37]2010年1月 株式交換によりソフマップを完全子会社化
    • [38]2010年11月 JR八王子駅店開店
    • [39]2010年2月 船橋駅店・鹿児島中央駅店・新宿東口駅前店・相模大野駅店を開店
    • [40]2011年6月 水戸駅店開店
    • [41]2011年8月 有楽町店でドラッグ事業開始

2012年3月に株式会社ソフマップを新設分割設立会社と分割会社に分離し、旧社[42]をビックカメラが吸収合併、新社(株式会社ソフマップ)を連結子会社として残す再編を実行した。同年5月、ビックカメラはコジマと資本業務提携契約を締結[43]、6月には増資引受によりコジマを子会社とした。[44]コジマは栃木県宇都宮市発祥の郊外型家電量販大手で、ヤマダ電機との価格競争で2011年5月期に純損失73億円を計上していた。ビックカメラはコジマ買収によって自社が手薄だった地方郊外・ロードサイド型店舗網を一気に取り込み、家電量販業界での売上規模・店舗ネットワーク両面で上位の地位を固めた。2013年6月には2社連名の看板を冠した『コジマ×ビックカメラ1号店』を開店し[45]、両ブランドの相互送客を可視化した。

  • ビックカメラ 有価証券報告書【沿革】
    • [42]2012年3月 ソフマップを新設分割設立会社と分割会社に分離、旧社を吸収合併
    • [43]2012年5月 コジマと資本業務提携契約締結
    • [44]2012年6月 増資引受によりコジマを子会社化
    • [45]2013年6月 コジマ×ビックカメラ1号店を開店
  • ビックカメラ 有価証券報告書【沿革】
    • [37]2010年1月 株式交換によりソフマップを完全子会社化
    • [38]2010年11月 JR八王子駅店開店
    • [39]2010年2月 船橋駅店・鹿児島中央駅店・新宿東口駅前店・相模大野駅店を開店
    • [40]2011年6月 水戸駅店開店
    • [41]2011年8月 有楽町店でドラッグ事業開始
    • [42]2012年3月 ソフマップを新設分割設立会社と分割会社に分離、旧社を吸収合併
    • [43]2012年5月 コジマと資本業務提携契約締結
    • [44]2012年6月 増資引受によりコジマを子会社化
    • [45]2013年6月 コジマ×ビックカメラ1号店を開店

グループ業態の多角化と新井隆司氏の会長復帰

2012年9月の新宿東口『ビックロ新宿東口店』開店は、ユニクロとの共同店舗という業界初の試みで[46]、家電量販店がアパレルと共同で集客する出店であった。2013年3月にはPC関連商品サポート・買取・下取・修理をワンストップで提供する『サービスサポートカウンター』を設置[47]、2014年6月には格安SIMカード『BIC SIM』の専用受付カウンターを設置し[48]、家電販売の周辺サービス領域を広げた。

  • ビックカメラ 有価証券報告書【沿革】
    • [46]2012年9月 ビックロ新宿東口店をユニクロとの共同店舗として開店
    • [47]2013年3月 サービスサポートカウンター設置
    • [48]2014年6月 BIC SIM 専用受付カウンター設置(MVNO参入)

2012年8月、創業者の新井隆司氏が[49]3年間の経営離脱を経て同社会長に復帰した。日刊工業新聞は『ビックカメラ、創業者・新井氏会長に復帰』[引用元](2012年8月24日)として、66歳での経営復帰を報じた。この時期のビックカメラはコジマ・ソフマップ買収で売上規模を急拡大させた一方、グループ全体の収益力・統合運営に課題を残しており、創業者の現場復帰はグループ統治の引き締めを意図していた。

  • 日刊工業新聞(2012年8月24日)
    • [49]2012年8月 創業者・新井隆司が会長に復帰(66歳での経営復帰)
  • ビックカメラ 有価証券報告書【沿革】
    • [46]2012年9月 ビックロ新宿東口店をユニクロとの共同店舗として開店
    • [47]2013年3月 サービスサポートカウンター設置
    • [48]2014年6月 BIC SIM 専用受付カウンター設置(MVNO参入)
  • 日刊工業新聞(2012年8月24日)
    • [49]2012年8月 創業者・新井隆司が会長に復帰(66歳での経営復帰)

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ビックカメラの沿革1980〜2024年における主な出来事を抜粋

時代年月社長・CEO出来事重要度
1968〜2003年高崎の写真館から池袋の家電量販店へ会社設立、池袋店を開店しカメラ等の物品販売事業に参入
東京カメラ流通協同組合を設立
渋谷店を開店
東京羽毛工房(1995年生毛工房に商号変更)を設立
池袋本店を開店
ビックポイントカードを導入しポイントサービスを開始★★
天神店を開店
日本ビーエス放送企画を設立、後にBSデジタル放送「BS11」を開始★★
有楽町店を開店
ビック酒販を設立
インターネットショッピングサイト「ビックカメラ.com」を開設★★
2004〜2014年ソフマップ・コジマ取り込みによるグループ拡張宮嶋宏幸ソフマップの増資引受により同社が子会社に★★
宮嶋宏幸ジャスダック証券取引所に株式を上場
宮嶋宏幸ソフマップの段階的な取り込みと完全子会社化

2005年から2010年にかけて、ビックカメラが中古パソコンの雄ソフマップを、資本業務提携・増資引受・株式交換の3段階で取り込み、完全子会社化した経営判断。

詳細を読む
★★★
宮嶋宏幸ドラッグ事業を有楽町店で開始
宮嶋宏幸コジマの子会社化と「都市×郊外」の家電量販連合

2012年、ビックカメラがコジマの第三者割当増資141億円を引き受けて議決権の50.06%を握り、子会社化した経営判断。ヤマダ電機に次ぐ売上高1兆円規模・業界2位の家電量販グループが生まれた。

詳細を読む
★★★
宮嶋宏幸ビックロ新宿東口店を開店
宮嶋宏幸オリジナルSIMカード「BIC SIM」の専用受付カウンター設置
2015〜2025年グループ統合とサーキュラー・エコノミー型小売への転換宮嶋宏幸ビックカメラ日本橋三越を開店
木村一義ソフマップがじゃんぱらの株式を取得
秋保徹ラネットがTDM準備会社を設立、後にTDモバイル事業を吸収分割で承継
秋保徹中期経営計画「ビックカメラグループ中期経営計画~Vision 2029~」を策定
出典・参考

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