野村マイクロ・サイエンス:日本橋での設立とアクアメディア技術による超純水事業への参入
1969年〜GEのニュクリポアー膜の独占販売とアクアメディア社からの超純水技術の導入
野村マイクロ・サイエンスは1969年4月、米国ゼネラル・エレクトリック(GE)が開発した超精密ろ過膜ニュクリポアー・メンブレンを日本と極東地区で独占して販売する会社として、東京都中央区日本橋本石町に設立された。1972年12月にはGEと共同で膜の製造会社NPC社(Nuclepore Corporation)を設立し、株式の23%を取得。翌1973年11月、北興化学工業のニュクリポアー部門から人員と資産を受け入れ、膜と関連機器の製造と販売を1社に集めた。販売代理から4年で製造元への出資まで進めたのは、膜の供給を自ら確保するためだったとみられる。
- 野村マイクロ・サイエンス 有価証券報告書(2026年3月期)【沿革】
- [1]1969年4月 GE開発のニュクリポアー・メンブレン(超精密ろ過膜)の日本・極東地区独占販売を目的に東京都中央区日本橋本石町で設立
- [2]1972年12月 GEと共同でNPC社(Nuclepore Corporation)を設立し株式23%を取得
- [3]1973年11月 北興化学工業ニュクリポアー部門の人員・資産を統合し膜と関連機器の製造販売を一体化
1974年1月、野村マイクロ・サイエンスは米国アクアメディア社から超純水をつくる技術を導入し、超純水の製造装置の事業に参入した。1976年3月には逆浸透膜(RO)で細菌の菌体成分の一部であるパイロジェンを取り除くシステムを開発し、国内の製薬会社へ納めた。1980年7月、逆浸透装置を国内で造るため、米国アクアメディア・日揮との3社合弁で日本アクアメディアを設立し、33.3%を出資した。売る対象は、膜という部材から膜を組み込んだ装置へ移ったと推察される。
- 野村マイクロ・サイエンス 有価証券報告書(2026年3月期)【沿革】
- [4]1974年1月 米国アクアメディア社の超純水技術を導入し超純水製造システムに進出
- [5]1976年3月 ROによるパイロジェン除去システムを開発し国内製薬会社に納入
- [6]1980年7月 逆浸透装置国産化のため米国アクアメディア・日揮との3社合弁で日本アクアメディア設立(出資比率33.3%)
参考文献[1]-[6]
- 野村マイクロ・サイエンス 有価証券報告書(2026年3月期)【沿革】
- [1]1969年4月 GE開発のニュクリポアー・メンブレン(超精密ろ過膜)の日本・極東地区独占販売を目的に東京都中央区日本橋本石町で設立
- [2]1972年12月 GEと共同でNPC社(Nuclepore Corporation)を設立し株式23%を取得
- [3]1973年11月 北興化学工業ニュクリポアー部門の人員・資産を統合し膜と関連機器の製造販売を一体化
- [4]1974年1月 米国アクアメディア社の超純水技術を導入し超純水製造システムに進出
- [5]1976年3月 ROによるパイロジェン除去システムを開発し国内製薬会社に納入
- [6]1980年7月 逆浸透装置国産化のため米国アクアメディア・日揮との3社合弁で日本アクアメディア設立(出資比率33.3%)
出典・参考
1件
- 野村マイクロ・サイエンス 有価証券報告書(2026年3月期)【沿革】