第一製薬の決断社史:経営の意思決定を振り返る

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決断

一つの薬から始まった会社は、足りない薬を外から入れる術を覚えた。輸入の途絶が生んだ製品を国産化しただけの会社は、有機合成薬品へ品目を拡大し、戦時統制のもとで増産へ動く。戦後の再建を経て自社創薬が届いたのが自社開発の合成抗菌剤クラビットで、これを輸出に載せて海外売上を拡大した。それでも次の新薬は続かず、2002年7月にはサントリーの医薬品事業部門を分社させて共同出資会社を設立した。出資比率は第一製薬66%、サントリー34%で、研究開発費は第一製薬が負担し、開発した新薬は第一製薬の販売網で売る。サントリーは医薬品事業から事実上撤退し、第一製薬は研究者約300人と開発案件を受け取った。

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