湖池屋の決断社史:経営の意思決定を振り返る

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決断

製造の技も販売先も、創業者一人の目が届く大きさから始めた会社である。小池和夫氏は甘納豆屋で製造と販売の両方を覚え、独立してからも揚げる工程と卸す商いを自ら手がけた。素材は手に入りやすい豆と小魚に、売り先は上野の百貨店1か所に絞り、借家1軒と数人の働き手で回している。1958年1月に株式会社へ改めた際も、経営陣は小池和夫氏と小池陽子氏の2人で組んだ。ただし「お好みあげ」の商いは小さいままで、小池和夫氏は取引先を接待する酒の席で、つまみとして売れる次の菓子を探し続けた。

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