決断
陸へ仕事を広げても、海上の工事を中核から外さなかった会社である。大正期の水野組は陸上の土木や建築も請け負うようになり、1929年には合名会社へ改組して一族の事業を法人の形に整えた。それでも経営資源は港湾工事・浚渫・埋立の海上部門へ優先して投じ、浚渫船や起重機船といった大型作業船を導入し続け、熟練技術者の養成にも力を入れた。その結果、1961年9月期の受注のうち土木工事が95.5%を占め、官公庁向けが70.0%に達した。
陸へ仕事を広げても、海上の工事を中核から外さなかった会社である。大正期の水野組は陸上の土木や建築も請け負うようになり、1929年には合名会社へ改組して一族の事業を法人の形に整えた。それでも経営資源は港湾工事・浚渫・埋立の海上部門へ優先して投じ、浚渫船や起重機船といった大型作業船を導入し続け、熟練技術者の養成にも力を入れた。その結果、1961年9月期の受注のうち土木工事が95.5%を占め、官公庁向けが70.0%に達した。
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