忠実屋の決断社史:経営の意思決定を振り返る

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決断

忠実屋の転機は、使い道の決まらない売り場を先に建てたところにある。高木吉友氏は、1954年の株式会社への改組を、漬物・佃煮・煮豆の店が総合食品店へ移る起点と位置づけた。並行して、屋号の由来に沿う社是を定め、すべての判断の拠り所とした。1959年4月には八王子・横山町に鉄筋3階建ての2号店を開設。ただ、2階で物を売ることを嫌う土地柄から、上の階を約1年使わずに置き、その間に他地域の売り場を見て回った。視察を終えた高木吉友氏は、食品だけでは時代に遅れると結論づけた。

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