決断
売上の順位より、1店ごとの採算を先に置いてきた会社である。1972年9月に東京証券取引所市場第二部へ上場すると、伊藤雅俊社長は同年11月に坪当り20万〜30万円の土地へ出店する低地価政策を示した。1982年3月には、のちに副社長となる鈴木敏文氏が子会社セブン-イレブンの単品管理を本体へ導入する業務改革を始め、在庫処理の負担から1983年2月期には上場以来初の経常減益を受け入れた。売上の伸びより、死に筋と値下げによる損失の削減を先に置いた。地価が上がり続けたバブル期にも不動産投資も増資も見送って手元現金を積み増した。
1982年 セブンーイレブン方式導入
業績の推移1981 1982 1985 売上高(億円) 6,923 7,645 9,035 経常利益率(%) 3.3 3.2 4.3 1972年11月 坪20〜30万円で出店
坪20〜30万円で出店売上規模で先行するダイエー・西友ストアに並ぶ道を取らず、地価の安い立地に商圏規模と釣り合う大型店を開設し、1店ごとの採算を確保する出店基準同じ経営論点に直面した企業 | 経営計画・中期戦略業績の推移1971 1972 1977 売上高(億円) 268 477 3,183 経常利益率(%) 3.0 2.8 3.2