タクマ:荏原ボイラの買収とDBO方式・バイオマス発電への展開
1995年〜ダイオキシン規制が開いたガス化溶融炉の競争と、荏原ボイラの株式取得
1997年度に約5800億円あったごみ処理装置の市場は9割が地方自治体向けで、タクマを含む上位5社の序列は長く固定された。1998年には、ダイオキシンの排出が少ないガス化溶融炉の開発に、造船や製鉄を含む20社以上が名乗りを上げた。流動床式の小型炉で劣位に置かれた三井造船や荏原は、厚生省が大型炉への転換を促すなかで、方式の世代交代を上位進出の機会とみた。ストーカ式の大型炉で実績を持つタクマも、1998年6月稼働の実証プラントの一覧に名を連ねた。その後の連結売上高は、2003年3月期の161,289百万円から2004年3月期の95,182百万円へ減少。同じ2期の連結経常利益は、15,219百万円から410百万円へ縮小した。長年の納入実績という差別化要因が、焼却方式の切り替わりで薄れたとみられる。
- 日経ビジネス 1998年6月8日号
- [1]1997年度のごみ処理装置市場は約5800億円・自治体向け9割。上位5社の寡占に、ガス化溶融炉で20社以上が参入を表明。タクマも1998年6月稼働予定の実証プラントを持つ
- [2]1997年度のごみ処理装置市場は約5800億円・自治体向け9割。上位5社の寡占に、ガス化溶融炉で20社以上が参入を表明。タクマも1998年6月稼働予定の実証プラントを持つ
- [3]1997年度のごみ処理装置市場は約5800億円・自治体向け9割。上位5社の寡占に、ガス化溶融炉で20社以上が参入を表明。タクマも1998年6月稼働予定の実証プラントを持つ
- [4]1997年度のごみ処理装置市場は約5800億円・自治体向け9割。上位5社の寡占に、ガス化溶融炉で20社以上が参入を表明。タクマも1998年6月稼働予定の実証プラントを持つ
- タクマ 有価証券報告書 2003年3月期・2004年3月期(連結損益計算書)
- [5]連結売上高 2003年3月期 161,289百万円、2004年3月期 95,182百万円。連結経常利益 15,219百万円→410百万円
- [6]連結売上高 2003年3月期 161,289百万円、2004年3月期 95,182百万円。連結経常利益 15,219百万円→410百万円
2004年3月、タクマは同業の荏原ボイラの株式を取得した。同じ2004年3月期の個別売上高は63,379百万円へ50.8%減り、うち官公庁向けの減少率は56.8%、一般民間向けは33.1%だった。営業損益は2,203百万円の損失に転じた。受注高は環境設備が20.2%減の33,002百万円にとどまる一方、機械は14.7%増の20,082百万円へ増加。2004年3月末のタクマの保証先には、荏原ボイラの借入金550百万円が新たに加わった。決算を発表した2004年5月時点の代表取締役社長は西田常男氏である。自治体向けの環境設備が縮むなかで、受注を増やした機械部門のうち汎用ボイラの規模を広げる狙いだったと推察される。
- タクマ 有価証券報告書 2006年3月期(沿革)
- [7]2004年3月に荏原ボイラの株式を取得(沿革)
- タクマ 決算短信 2004年3月期(2004年5月18日)
- [8]2004年3月期(個別)売上高63,379百万円(△50.8%)・営業損失2,203百万円、官公庁向け売上高105,120→45,407百万円(△56.8%)、受注高 環境設備33,002百万円(△20.2%)・機械20,082百万円(+14.7%)、一般民間向け売上高14,150百万円(△33.1%)、期末に荏原ボイラ借入金550百万円を保証。代表取締役社長 西田常男
- [9]2004年3月期(個別)売上高63,379百万円(△50.8%)・営業損失2,203百万円、官公庁向け売上高105,120→45,407百万円(△56.8%)、受注高 環境設備33,002百万円(△20.2%)・機械20,082百万円(+14.7%)、一般民間向け売上高14,150百万円(△33.1%)、期末に荏原ボイラ借入金550百万円を保証。代表取締役社長 西田常男
- [10]2004年3月期(個別)売上高63,379百万円(△50.8%)・営業損失2,203百万円、官公庁向け売上高105,120→45,407百万円(△56.8%)、受注高 環境設備33,002百万円(△20.2%)・機械20,082百万円(+14.7%)、一般民間向け売上高14,150百万円(△33.1%)、期末に荏原ボイラ借入金550百万円を保証。代表取締役社長 西田常男
- [11]2004年3月期(個別)売上高63,379百万円(△50.8%)・営業損失2,203百万円、官公庁向け売上高105,120→45,407百万円(△56.8%)、受注高 環境設備33,002百万円(△20.2%)・機械20,082百万円(+14.7%)、一般民間向け売上高14,150百万円(△33.1%)、期末に荏原ボイラ借入金550百万円を保証。代表取締役社長 西田常男
- [12]2004年3月期(個別)売上高63,379百万円(△50.8%)・営業損失2,203百万円、官公庁向け売上高105,120→45,407百万円(△56.8%)、受注高 環境設備33,002百万円(△20.2%)・機械20,082百万円(+14.7%)、一般民間向け売上高14,150百万円(△33.1%)、期末に荏原ボイラ借入金550百万円を保証。代表取締役社長 西田常男
参考文献[1]-[12]
- 日経ビジネス 1998年6月8日号
- [1]1997年度のごみ処理装置市場は約5800億円・自治体向け9割。上位5社の寡占に、ガス化溶融炉で20社以上が参入を表明。タクマも1998年6月稼働予定の実証プラントを持つ
- [2]1997年度のごみ処理装置市場は約5800億円・自治体向け9割。上位5社の寡占に、ガス化溶融炉で20社以上が参入を表明。タクマも1998年6月稼働予定の実証プラントを持つ
- [3]1997年度のごみ処理装置市場は約5800億円・自治体向け9割。上位5社の寡占に、ガス化溶融炉で20社以上が参入を表明。タクマも1998年6月稼働予定の実証プラントを持つ
- [4]1997年度のごみ処理装置市場は約5800億円・自治体向け9割。上位5社の寡占に、ガス化溶融炉で20社以上が参入を表明。タクマも1998年6月稼働予定の実証プラントを持つ
- タクマ 有価証券報告書 2003年3月期・2004年3月期(連結損益計算書)
- [5]連結売上高 2003年3月期 161,289百万円、2004年3月期 95,182百万円。連結経常利益 15,219百万円→410百万円
- [6]連結売上高 2003年3月期 161,289百万円、2004年3月期 95,182百万円。連結経常利益 15,219百万円→410百万円
- タクマ 有価証券報告書 2006年3月期(沿革)
- [7]2004年3月に荏原ボイラの株式を取得(沿革)
- タクマ 決算短信 2004年3月期(2004年5月18日)
- [8]2004年3月期(個別)売上高63,379百万円(△50.8%)・営業損失2,203百万円、官公庁向け売上高105,120→45,407百万円(△56.8%)、受注高 環境設備33,002百万円(△20.2%)・機械20,082百万円(+14.7%)、一般民間向け売上高14,150百万円(△33.1%)、期末に荏原ボイラ借入金550百万円を保証。代表取締役社長 西田常男
- [9]2004年3月期(個別)売上高63,379百万円(△50.8%)・営業損失2,203百万円、官公庁向け売上高105,120→45,407百万円(△56.8%)、受注高 環境設備33,002百万円(△20.2%)・機械20,082百万円(+14.7%)、一般民間向け売上高14,150百万円(△33.1%)、期末に荏原ボイラ借入金550百万円を保証。代表取締役社長 西田常男
- [10]2004年3月期(個別)売上高63,379百万円(△50.8%)・営業損失2,203百万円、官公庁向け売上高105,120→45,407百万円(△56.8%)、受注高 環境設備33,002百万円(△20.2%)・機械20,082百万円(+14.7%)、一般民間向け売上高14,150百万円(△33.1%)、期末に荏原ボイラ借入金550百万円を保証。代表取締役社長 西田常男
- [11]2004年3月期(個別)売上高63,379百万円(△50.8%)・営業損失2,203百万円、官公庁向け売上高105,120→45,407百万円(△56.8%)、受注高 環境設備33,002百万円(△20.2%)・機械20,082百万円(+14.7%)、一般民間向け売上高14,150百万円(△33.1%)、期末に荏原ボイラ借入金550百万円を保証。代表取締役社長 西田常男
- [12]2004年3月期(個別)売上高63,379百万円(△50.8%)・営業損失2,203百万円、官公庁向け売上高105,120→45,407百万円(△56.8%)、受注高 環境設備33,002百万円(△20.2%)・機械20,082百万円(+14.7%)、一般民間向け売上高14,150百万円(△33.1%)、期末に荏原ボイラ借入金550百万円を保証。代表取締役社長 西田常男
2005年〜DBO方式で積み上げたごみ処理施設の長期運営受託と、日本サーモエナーなど3社の完全子会社化
2005年4月、子会社のタクマ汎用機械が荏原ボイラを吸収合併し、商号を日本サーモエナーへ改めた。株式の取得から約1年で、タクマ系と荏原系の2つのボイラ会社を1社に統合。2004年9月末のタクマの保証先には荏原ボイラの借入金1,000百万円が含まれ、2005年9月末の一覧からはその名が消えた。2005年11月の中間決算短信では、代表者欄に社長の手島肇氏の名が載った。日本サーモエナーは小型貫流ボイラの開発をタクマと共同で進め、平成22年度の優秀省エネルギー機器表彰で日本機械工業連合会会長賞を受けた。重なっていた販売と保守の窓口を一本にし、製品の取り揃えを整理する狙いだったと思われる。
- タクマ 有価証券報告書 2006年3月期(沿革)
- [13]2005年4月、タクマ汎用機械を存続会社として荏原ボイラを吸収合併し、日本サーモエナーに商号変更(沿革)
- [14]2005年4月、タクマ汎用機械を存続会社として荏原ボイラを吸収合併し、日本サーモエナーに商号変更(沿革)
- タクマ 中間決算短信 2006年3月期(2005年11月17日)
- [15]2004年9月末の保証先に荏原ボイラ1,000百万円、2005年9月末には記載なし。代表取締役社長 手島肇
- [16]2004年9月末の保証先に荏原ボイラ1,000百万円、2005年9月末には記載なし。代表取締役社長 手島肇
- タクマ 株主通信 第107期報告書(2011年3月期)
- [17]タクマと日本サーモエナーの小型貫流ボイラ(スーパーエクオスEQi-2000/2500)が平成22年度優秀省エネルギー機器表彰で日本機械工業連合会会長賞を共同受賞
DBOは、公共団体が資金を調達し、施設の設計・建設・運営を民間の1社に一括で委ねる発注方式である。タクマが受託した10年以上の長期O&Mは2007年を起点に積み上がり、2024年3月期末には27施設の受注を数えた。一般廃棄物処理プラントの受注残高では、長期O&Mが約60%を占めた。2021年度には函館市(300t/日、運営22年間)と岡山市、志太広域事務組合から、DBO事業を3件受注した。受注者の選び方については、2023年5月の決算説明会で『一般的に、受注者選定は総合評価方式(価格に加えて、技術力など非価格要素の提案を評価する入札方式)で行われる。』との回答があった。同じ説明会の時点で、ストック型の事業は売上高と利益の半分近くを占めた。一度きりの建設の売上に、20年前後の運営収入を重ねる収益構造へ移ったのだろう。
- タクマ 個人投資家向け会社説明会資料 2025年3月20日
- [18]DBOは公共団体等が資金を調達し設計・建設・運営を一括委託する方式。長期O&M(10年以上)の受託は2007年から積み上がり、2024年3月期末時点で27施設を受注、うち2025年3月期末までに運営中となるのは20施設。一般廃棄物処理プラントの受注残高の長期O&M比率は約60%
- [19]DBOは公共団体等が資金を調達し設計・建設・運営を一括委託する方式。長期O&M(10年以上)の受託は2007年から積み上がり、2024年3月期末時点で27施設を受注、うち2025年3月期末までに運営中となるのは20施設。一般廃棄物処理プラントの受注残高の長期O&M比率は約60%
- [20]DBOは公共団体等が資金を調達し設計・建設・運営を一括委託する方式。長期O&M(10年以上)の受託は2007年から積み上がり、2024年3月期末時点で27施設を受注、うち2025年3月期末までに運営中となるのは20施設。一般廃棄物処理プラントの受注残高の長期O&M比率は約60%
- タクマ 2022年3月期決算説明会資料(2021年度の主な受注案件)
- [21]2021年度に函館市(300t/日・運営22年間)、岡山市(200t/日・運営20年間)、志太広域事務組合(223t/日・運営20年間)のDBOを受注
- タクマ 2023年3月期決算説明会 主な質疑応答(2023年5月25日開催)
- [22]DBO案件の受注者選定は、価格と技術力など非価格要素を評価する総合評価方式で行われる。ストック型ビジネスは売上高・利益の半分近くを占める
- [23]DBO案件の受注者選定は、価格と技術力など非価格要素を評価する総合評価方式で行われる。ストック型ビジネスは売上高・利益の半分近くを占める
2010年2月12日の取締役会で、タクマは日本サーモエナー・サンプラント・ダン・タクマの3社を株式交換で完全子会社にすると決議した。目的には、グループ内の意思決定を速め、機動的で効率的に事業を運営することを掲げた。効力発生日は2010年3月30日で、3社の株主に自己株式449,744株を交付。交換比率は1株につき日本サーモエナー2.65株、サンプラント0.52株、ダン・タクマ2.59株とした。社長の手島肇氏のもとでは、前年の2009年4月に田熊プラントの吸収合併も済ませた。完全子会社となった日本サーモエナーは2011年4月、東京ガスと共同開発した潜熱回収型の温水ヒーターを発売した。少数株主の同意を待たずに、子会社の製品開発や合併を親会社の判断で決められるようにしたと考えられる。
- タクマ 有価証券報告書 2010年3月期
- [24]2009年4月に田熊プラントを吸収合併。2010年2月12日の取締役会で、意思決定の迅速化と機動的・効率的な事業運営のため、日本サーモエナー・サンプラント・ダン・タクマを株式交換で完全子会社化(効力発生2010年3月30日、自己株式449,744株を交付、比率2.65・0.52・2.59)。代表者 手島肇
- [25]2009年4月に田熊プラントを吸収合併。2010年2月12日の取締役会で、意思決定の迅速化と機動的・効率的な事業運営のため、日本サーモエナー・サンプラント・ダン・タクマを株式交換で完全子会社化(効力発生2010年3月30日、自己株式449,744株を交付、比率2.65・0.52・2.59)。代表者 手島肇
- [26]2009年4月に田熊プラントを吸収合併。2010年2月12日の取締役会で、意思決定の迅速化と機動的・効率的な事業運営のため、日本サーモエナー・サンプラント・ダン・タクマを株式交換で完全子会社化(効力発生2010年3月30日、自己株式449,744株を交付、比率2.65・0.52・2.59)。代表者 手島肇
- [27]2009年4月に田熊プラントを吸収合併。2010年2月12日の取締役会で、意思決定の迅速化と機動的・効率的な事業運営のため、日本サーモエナー・サンプラント・ダン・タクマを株式交換で完全子会社化(効力発生2010年3月30日、自己株式449,744株を交付、比率2.65・0.52・2.59)。代表者 手島肇
- [28]2009年4月に田熊プラントを吸収合併。2010年2月12日の取締役会で、意思決定の迅速化と機動的・効率的な事業運営のため、日本サーモエナー・サンプラント・ダン・タクマを株式交換で完全子会社化(効力発生2010年3月30日、自己株式449,744株を交付、比率2.65・0.52・2.59)。代表者 手島肇
- タクマ 株主通信 第107期報告書(2011年3月期)
- [29]日本サーモエナーと東京ガスが共同開発した潜熱回収型真空式ガス温水ヒーターを2011年4月に発売。熱効率は従来最高95%から105%
参考文献[13]-[29]
- タクマ 有価証券報告書 2006年3月期(沿革)
- [13]2005年4月、タクマ汎用機械を存続会社として荏原ボイラを吸収合併し、日本サーモエナーに商号変更(沿革)
- [14]2005年4月、タクマ汎用機械を存続会社として荏原ボイラを吸収合併し、日本サーモエナーに商号変更(沿革)
- タクマ 中間決算短信 2006年3月期(2005年11月17日)
- [15]2004年9月末の保証先に荏原ボイラ1,000百万円、2005年9月末には記載なし。代表取締役社長 手島肇
- [16]2004年9月末の保証先に荏原ボイラ1,000百万円、2005年9月末には記載なし。代表取締役社長 手島肇
- タクマ 株主通信 第107期報告書(2011年3月期)
- [17]タクマと日本サーモエナーの小型貫流ボイラ(スーパーエクオスEQi-2000/2500)が平成22年度優秀省エネルギー機器表彰で日本機械工業連合会会長賞を共同受賞
- [29]日本サーモエナーと東京ガスが共同開発した潜熱回収型真空式ガス温水ヒーターを2011年4月に発売。熱効率は従来最高95%から105%
- タクマ 個人投資家向け会社説明会資料 2025年3月20日
- [18]DBOは公共団体等が資金を調達し設計・建設・運営を一括委託する方式。長期O&M(10年以上)の受託は2007年から積み上がり、2024年3月期末時点で27施設を受注、うち2025年3月期末までに運営中となるのは20施設。一般廃棄物処理プラントの受注残高の長期O&M比率は約60%
- [19]DBOは公共団体等が資金を調達し設計・建設・運営を一括委託する方式。長期O&M(10年以上)の受託は2007年から積み上がり、2024年3月期末時点で27施設を受注、うち2025年3月期末までに運営中となるのは20施設。一般廃棄物処理プラントの受注残高の長期O&M比率は約60%
- [20]DBOは公共団体等が資金を調達し設計・建設・運営を一括委託する方式。長期O&M(10年以上)の受託は2007年から積み上がり、2024年3月期末時点で27施設を受注、うち2025年3月期末までに運営中となるのは20施設。一般廃棄物処理プラントの受注残高の長期O&M比率は約60%
- タクマ 2022年3月期決算説明会資料(2021年度の主な受注案件)
- [21]2021年度に函館市(300t/日・運営22年間)、岡山市(200t/日・運営20年間)、志太広域事務組合(223t/日・運営20年間)のDBOを受注
- タクマ 2023年3月期決算説明会 主な質疑応答(2023年5月25日開催)
- [22]DBO案件の受注者選定は、価格と技術力など非価格要素を評価する総合評価方式で行われる。ストック型ビジネスは売上高・利益の半分近くを占める
- [23]DBO案件の受注者選定は、価格と技術力など非価格要素を評価する総合評価方式で行われる。ストック型ビジネスは売上高・利益の半分近くを占める
- タクマ 有価証券報告書 2010年3月期
- [24]2009年4月に田熊プラントを吸収合併。2010年2月12日の取締役会で、意思決定の迅速化と機動的・効率的な事業運営のため、日本サーモエナー・サンプラント・ダン・タクマを株式交換で完全子会社化(効力発生2010年3月30日、自己株式449,744株を交付、比率2.65・0.52・2.59)。代表者 手島肇
- [25]2009年4月に田熊プラントを吸収合併。2010年2月12日の取締役会で、意思決定の迅速化と機動的・効率的な事業運営のため、日本サーモエナー・サンプラント・ダン・タクマを株式交換で完全子会社化(効力発生2010年3月30日、自己株式449,744株を交付、比率2.65・0.52・2.59)。代表者 手島肇
- [26]2009年4月に田熊プラントを吸収合併。2010年2月12日の取締役会で、意思決定の迅速化と機動的・効率的な事業運営のため、日本サーモエナー・サンプラント・ダン・タクマを株式交換で完全子会社化(効力発生2010年3月30日、自己株式449,744株を交付、比率2.65・0.52・2.59)。代表者 手島肇
- [27]2009年4月に田熊プラントを吸収合併。2010年2月12日の取締役会で、意思決定の迅速化と機動的・効率的な事業運営のため、日本サーモエナー・サンプラント・ダン・タクマを株式交換で完全子会社化(効力発生2010年3月30日、自己株式449,744株を交付、比率2.65・0.52・2.59)。代表者 手島肇
- [28]2009年4月に田熊プラントを吸収合併。2010年2月12日の取締役会で、意思決定の迅速化と機動的・効率的な事業運営のため、日本サーモエナー・サンプラント・ダン・タクマを株式交換で完全子会社化(効力発生2010年3月30日、自己株式449,744株を交付、比率2.65・0.52・2.59)。代表者 手島肇
2014年〜FIT制度で伸ばしたバイオマス発電プラントと播磨新工場、IHI汎用ボイラの株式取得
2014年、タクマは固定価格買取制度(FIT)向けのバイオマス発電プラントの初号機を納入した。社長の加藤隆昭氏が率いた2014年度は、FIT向けの工事が進み、売上高が前年度比7%増の1,038億円となった。前年度に受注が集中した反動で、受注高は23%減の1,137億円にとどまった。2018年の中期経営計画でも、国内のFIT案件の需要は続くとの見通しを示した。2023年5月の決算説明会では、FITの先行きについて『FIT案件が減少しても非FITの案件が全く無くなることはなく、一定程度は期待できるものと考えている。』との回答があった。FIT制度の開始以降に納めたエネルギープラントは、2024年3月期までに65施設を数えた。ごみ焼却で培った燃焼と熱回収の技術を、民間の発電事業者へ向け直した展開と読める。
- タクマ 個人投資家向け会社説明会資料 2025年3月20日
- [30]2014年にFIT制度によるバイオマス発電プラント初号機を納入
- タクマ 株主通信 第111期報告書(2015年3月期)
- [31]2014年度売上高1,038億円(前年度比7%増)、FITを活用したバイオマス発電プラント等の工事が進捗。受注高は前年度1,480億円から1,137億円(23%減)。代表取締役社長 加藤隆昭
- [32]2014年度売上高1,038億円(前年度比7%増)、FITを活用したバイオマス発電プラント等の工事が進捗。受注高は前年度1,480億円から1,137億円(23%減)。代表取締役社長 加藤隆昭
- タクマ サステナビリティレポート 2018 トップメッセージ
- [33]国内のボイラプラント市場でFIT案件の需要は継続すると見込む
- タクマ 2023年3月期決算説明会 主な質疑応答(2023年5月25日開催)
- [34]FIT案件が減少しても非FIT案件は一定程度見込めるとの見方
- タクマ お知らせ 2024年5月14日「第14次中期経営計画策定に関するお知らせ」
- [35]第13次中計期間の成果として、FIT制度開始以降のエネルギープラント納入数65施設
タクマは第13次中期経営計画(2021〜2023年度)で、播磨新工場の計画推進を設備投資の重点に据えた。新工場には、ボイラ製造の品質と効率を高める役割を求めた。2030年度の経常利益200億円の目標について、2023年5月の決算説明会では『人材投資のほか、2023年1月に稼働を開始した播磨新工場などの設備投資も含めて、順調に進捗しているという認識。』との回答があった。一方、2024年3月期の環境・エネルギー(国内)事業の売上総利益は前期比24億円減り、うち6億円は新工場の減価償却負担。2024年5月、社長の南條博昭氏のもとで公表した第14次中期経営計画は、新工場とSupply Labの稼働を前計画の成果に数えた。受注の増加に備えるだけでなく、主要機器であるボイラの製造品質を自社で固める投資だったとうかがえる。
- タクマ 第13次中期経営計画(2021-2023年度)
- [36]設備投資として播磨新工場の計画推進。ボイラ製造力(品質・効率)向上、CO2排出量実質ゼロを目指す計画、設計・施工上の本質安全化
- [37]設備投資として播磨新工場の計画推進。ボイラ製造力(品質・効率)向上、CO2排出量実質ゼロを目指す計画、設計・施工上の本質安全化
- タクマ 2023年3月期決算説明会 主な質疑応答(2023年5月25日開催)
- [38]2023年1月に稼働した播磨新工場を含む設備投資は、2030年度目標に向けて順調に進捗との認識
- タクマ 2024年3月期決算説明会 主な質疑応答(2024年5月24日開催)
- [39]2024年3月期の環境・エネルギー(国内)売上総利益は前期比24億円減、うち6億円が播磨新工場の減価償却負担増
- タクマ お知らせ 2024年5月14日「第14次中期経営計画策定に関するお知らせ」
- [40]第13次中計の成果に播磨新工場・Supply Labの稼働開始。代表取締役社長 南條博昭
2025年3月期、社長の南條博昭氏のもとで、タクマはIHI汎用ボイラの株式譲渡契約を結んだ。取得の狙いは、国内の汎用ボイラで高いシェアを持つ日本サーモエナーとIHI汎用ボイラの製品・技術を1つにまとめることだった。IHI汎用ボイラは2025年4月1日付で連結子会社となり、2026年4月1日付で日本サーモエナーに吸収合併された。同じ2025年3月期には、日本サーモエナーも小型バイオマスボイラの第一産機と産機エンジニアリングを子会社にした。取得の効果について、2025年5月30日の決算説明会では『同社の受注高は年間60億円規模である。』との回答があった。前期末の受注残高約30億円も2026年3月期の受注に加わり、受注の増加は90億円に及ぶ見通し。熱源機器の顧客基盤を同業の取得で広げ、ごみ処理以外の収益源を厚くする判断と受け取れる。
- タクマ 個人投資家向け会社説明会資料 2025年3月20日
- [41]2025年3月期にIHI汎用ボイラ株式の譲渡契約を締結。2025年4月1日付で連結子会社化、2026年4月1日付で日本サーモエナーと合併予定。両社の製品ラインアップや技術力の融合が目的。同期に日本サーモエナーが第一産機・産機エンジニアリング(小型バイオマスボイラ)を子会社化。代表取締役社長 南條博昭
- [42]2025年3月期にIHI汎用ボイラ株式の譲渡契約を締結。2025年4月1日付で連結子会社化、2026年4月1日付で日本サーモエナーと合併予定。両社の製品ラインアップや技術力の融合が目的。同期に日本サーモエナーが第一産機・産機エンジニアリング(小型バイオマスボイラ)を子会社化。代表取締役社長 南條博昭
- [44]2025年3月期にIHI汎用ボイラ株式の譲渡契約を締結。2025年4月1日付で連結子会社化、2026年4月1日付で日本サーモエナーと合併予定。両社の製品ラインアップや技術力の融合が目的。同期に日本サーモエナーが第一産機・産機エンジニアリング(小型バイオマスボイラ)を子会社化。代表取締役社長 南條博昭
- タクマ 有価証券報告書 2026年3月期(沿革)
- [43]2025年4月にIHI汎用ボイラの株式を取得。2026年4月1日付で日本サーモエナーが同社を吸収合併
- タクマ 2025年3月期決算説明会 主な質疑応答(2025年5月30日開催)
- [45]IHI汎用ボイラの年間受注高は60億円規模、前期末受注残高約30億円が今期受注に計上され、今期は90億円の受注増
- [46]IHI汎用ボイラの年間受注高は60億円規模、前期末受注残高約30億円が今期受注に計上され、今期は90億円の受注増
参考文献[30]-[46]
- タクマ 個人投資家向け会社説明会資料 2025年3月20日
- [30]2014年にFIT制度によるバイオマス発電プラント初号機を納入
- [41]2025年3月期にIHI汎用ボイラ株式の譲渡契約を締結。2025年4月1日付で連結子会社化、2026年4月1日付で日本サーモエナーと合併予定。両社の製品ラインアップや技術力の融合が目的。同期に日本サーモエナーが第一産機・産機エンジニアリング(小型バイオマスボイラ)を子会社化。代表取締役社長 南條博昭
- [42]2025年3月期にIHI汎用ボイラ株式の譲渡契約を締結。2025年4月1日付で連結子会社化、2026年4月1日付で日本サーモエナーと合併予定。両社の製品ラインアップや技術力の融合が目的。同期に日本サーモエナーが第一産機・産機エンジニアリング(小型バイオマスボイラ)を子会社化。代表取締役社長 南條博昭
- [44]2025年3月期にIHI汎用ボイラ株式の譲渡契約を締結。2025年4月1日付で連結子会社化、2026年4月1日付で日本サーモエナーと合併予定。両社の製品ラインアップや技術力の融合が目的。同期に日本サーモエナーが第一産機・産機エンジニアリング(小型バイオマスボイラ)を子会社化。代表取締役社長 南條博昭
- タクマ 株主通信 第111期報告書(2015年3月期)
- [31]2014年度売上高1,038億円(前年度比7%増)、FITを活用したバイオマス発電プラント等の工事が進捗。受注高は前年度1,480億円から1,137億円(23%減)。代表取締役社長 加藤隆昭
- [32]2014年度売上高1,038億円(前年度比7%増)、FITを活用したバイオマス発電プラント等の工事が進捗。受注高は前年度1,480億円から1,137億円(23%減)。代表取締役社長 加藤隆昭
- タクマ サステナビリティレポート 2018 トップメッセージ
- [33]国内のボイラプラント市場でFIT案件の需要は継続すると見込む
- タクマ 2023年3月期決算説明会 主な質疑応答(2023年5月25日開催)
- [34]FIT案件が減少しても非FIT案件は一定程度見込めるとの見方
- [38]2023年1月に稼働した播磨新工場を含む設備投資は、2030年度目標に向けて順調に進捗との認識
- タクマ お知らせ 2024年5月14日「第14次中期経営計画策定に関するお知らせ」
- [35]第13次中計期間の成果として、FIT制度開始以降のエネルギープラント納入数65施設
- [40]第13次中計の成果に播磨新工場・Supply Labの稼働開始。代表取締役社長 南條博昭
- タクマ 第13次中期経営計画(2021-2023年度)
- [36]設備投資として播磨新工場の計画推進。ボイラ製造力(品質・効率)向上、CO2排出量実質ゼロを目指す計画、設計・施工上の本質安全化
- [37]設備投資として播磨新工場の計画推進。ボイラ製造力(品質・効率)向上、CO2排出量実質ゼロを目指す計画、設計・施工上の本質安全化
- タクマ 2024年3月期決算説明会 主な質疑応答(2024年5月24日開催)
- [39]2024年3月期の環境・エネルギー(国内)売上総利益は前期比24億円減、うち6億円が播磨新工場の減価償却負担増
- タクマ 有価証券報告書 2026年3月期(沿革)
- [43]2025年4月にIHI汎用ボイラの株式を取得。2026年4月1日付で日本サーモエナーが同社を吸収合併
- タクマ 2025年3月期決算説明会 主な質疑応答(2025年5月30日開催)
- [45]IHI汎用ボイラの年間受注高は60億円規模、前期末受注残高約30億円が今期受注に計上され、今期は90億円の受注増
- [46]IHI汎用ボイラの年間受注高は60億円規模、前期末受注残高約30億円が今期受注に計上され、今期は90億円の受注増
1995年〜2026年の業績
| 決算期 | 区分 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 純利益 | 主な投資 | ||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 億円 | YoY | 億円 | 億円 | 億円 | 利益率 | |||
| 1995年03月期 | 単体 | n/a | n/a | n/a | n/a | n/a | n/a | n/a |
| 1996年03月期 | 単体 | n/a | n/a | n/a | n/a | n/a | n/a | n/a |
| 1997年03月期 | 単体 | n/a | n/a | n/a | n/a | n/a | n/a | n/a |
| 1998年03月期 | 単体 | n/a | n/a | n/a | n/a | n/a | n/a | n/a |
| 1999年03月期 | 単体 | n/a | n/a | n/a | n/a | n/a | n/a | n/a |
| 2000年03月期 | 単体 | n/a | n/a | n/a | n/a | n/a | n/a | n/a |
| 2001年03月期 | 単体 | n/a | n/a | n/a | n/a | n/a | n/a | n/a |
| 2002年03月期 | 連結 | 1,709 | n/a | n/a | 220 | 92 | 5.4% | n/a |
| 2003年03月期 | 連結 | 1,613 | ▲5.6% | n/a | 152 | 52 | 3.2% | n/a |
| 2004年03月期 | 連結 | 952 | ▲41.0% | n/a | 4 | ▲10 | ▲1.1% | n/a |
| 2005年03月期 | 連結 | 1,037 | +8.9% | n/a | 18 | 3 | 0.3% | n/a |
| 2006年03月期 | 連結 | 943 | ▲9.1% | n/a | ▲28 | ▲15 | ▲1.6% | n/a |
| 2007年03月期 | 連結 | 987 | +4.7% | n/a | ▲52 | ▲127 | ▲12.9% | n/a |
| 2008年03月期 | 連結 | 1,056 | +7.0% | n/a | ▲108 | ▲128 | ▲12.1% | n/a |
| 2009年03月期 | 連結 | 1,049 | ▲0.7% | n/a | 17 | ▲146 | ▲13.9% | n/a |
| 2010年03月期 | 連結 | 951 | ▲9.3% | n/a | 20 | 4 | 0.4% | n/a |
| 2011年03月期 | 連結 | 891 | ▲6.3% | n/a | 44 | 18 | 2.0% | n/a |
| 2012年03月期 | 連結 | 1,010 | +13.4% | n/a | 73 | 42 | 4.2% | n/a |
| 2013年03月期 | 連結 | 964 | ▲4.6% | n/a | 72 | 61 | 6.3% | n/a |
| 2014年03月期 | 連結 | 963 | ▲0.1% | n/a | 94 | 88 | 9.1% | n/a |
| 2015年03月期 | 連結 | 1,039 | +7.9% | 82 | 91 | 80 | 7.7% | n/a |
| 2016年03月期 | 連結 | 1,131 | +8.9% | 92 | 96 | 78 | 6.9% | n/a |
| 2017年03月期 | 連結 | 1,163 | +2.8% | 110 | 116 | 86 | 7.4% | n/a |
| 2018年03月期 | 連結 | 1,182 | +1.6% | 100 | 107 | 78 | 6.6% | n/a |
| 2019年03月期 | 連結 | 1,220 | +3.2% | 116 | 123 | 89 | 7.3% | n/a |
| 2020年03月期 | 連結 | 1,345 | +10.2% | 96 | 103 | 74 | 5.5% | n/a |
| 2021年03月期 | 連結 | 1,467 | +9.1% | 105 | 110 | 75 | 5.1% | n/a |
| 2022年03月期 | 連結 | 1,341 | ▲8.6% | 99 | 106 | 74 | 5.5% | n/a |
| 2023年03月期 | 連結 | 1,427 | +6.4% | 138 | 147 | 96 | 6.7% | n/a |
| 2024年03月期 | 連結 | 1,492 | +4.6% | 102 | 112 | 88 | 5.9% | n/a |
| 2025年03月期 | 連結 | 1,512 | +1.3% | 135 | 141 | 104 | 6.9% | n/a |
| 2026年03月期 | 連結 | 1,656 | +9.5% | n/a | 163 | 137 | 8.3% | n/a |
出典・参考
17件
- タクマ 有価証券報告書 2003年3月期・2004年3月期(連結損益計算書)
- タクマ 決算短信 2004年3月期(2004年5月18日)
- タクマ 有価証券報告書 2006年3月期(沿革)
- タクマ 中間決算短信 2006年3月期(2005年11月17日)
- タクマ 有価証券報告書 2010年3月期
- タクマ 2022年3月期決算説明会資料(2021年度の主な受注案件)
- タクマ 2023年3月期決算説明会 主な質疑応答(2023年5月25日開催)
- タクマ 2024年3月期決算説明会 主な質疑応答(2024年5月24日開催)
- タクマ 2025年3月期決算説明会 主な質疑応答(2025年5月30日開催)
- タクマ 有価証券報告書 2026年3月期(沿革)
- 日経ビジネス 1998年6月8日号
- タクマ 株主通信 第107期報告書(2011年3月期)
- タクマ 株主通信 第111期報告書(2015年3月期)
- タクマ サステナビリティレポート 2018 トップメッセージ
- タクマ 第13次中期経営計画(2021-2023年度)
- タクマ お知らせ 2024年5月14日「第14次中期経営計画策定に関するお知らせ」
- タクマ 個人投資家向け会社説明会資料 2025年3月20日