ヨドバシカメラの決断社史:経営の意思決定を振り返る

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決断

配達の手間を値引きに置き換え、安さを商いの軸に据えてきた会社である。創業まもなく個別配達をやめ、来店する取引先へ安く卸す方式へ移ったのが最初の判断だった。小売りへ広げてからも薄利多売を通したため、専門店や百貨店の苦情を受けたメーカーと大手問屋が出荷を規制し、仕入れに苦しむ時期が続く。その後、石油ショック後の不況で在庫を抱えたメーカーが値引きを条件に出荷へ応じ、規制はゆるんだ。1976年6月の決算では売上高117億円に達している。安売りの店として販路を先に築いていたことが、在庫を抱えたメーカーの出荷先として選ばれる条件を作った。

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