帝国ホテルの決断社史:経営の意思決定を振り返る

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決断

客館が旧式になるたびに、増資で資金を調達して建て替えに投じてきた会社である。1906年11月に資本金を40万円に増やして40室の別館を建て、1907年1月にはメトロポールホテルを合併して資本金120万円の株式会社に改めた。大正期に建物の旧式化が進むと、1919年6月に資本金を300万円に増やし、フランク・ロイド・ライト氏の設計で新館の建設に着手した。工事の遅れで資金繰りが悪化したため、1922年6月に倍額増資で資本金を600万円とし、第一銀行と三十四銀行からも各70万円の融資を受けた。同じ1922年4月には旧館が全焼し、新館は同年に一部だけの開業となった。工事の遅れと予算超過の責任を取り、林愛作氏は支配人を辞任した。

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