第1章 年〜年

東京センチュリー:センチュリー・リーシング・システムの設立と東証上場

1969年〜4社が資本金5億円で興したリース会社と、切り出したセンチュリー・オート・リース

センチュリー・リーシング・システムは1969年7月、伊藤忠商事・第一銀行・日本生命保険・朝日生命保険の4社の共同出資で設立された。資本金は500百万円で、株主には商社1社、銀行1行、生命保険会社2社が並んだ。後年の東京センチュリーは、旧センチュリー・リーシング・システムの強みに伊藤忠グループの顧客網を挙げた。もう1つの強みは、情報通信関連の機器を軸に据えたリースの品ぞろえ。商社の顧客網が案件の入口となり、銀行と生保が貸し出す機器の購入資金を支える分業を、4社の出資構成が映していたとみられる。

  • 東京センチュリー 有価証券報告書(2020年3月期)【沿革】
    • [1]1969年7月、伊藤忠商事・第一銀行・日本生命・朝日生命の4社共同出資、資本金500百万円で設立
    • [2]1969年7月、伊藤忠商事・第一銀行・日本生命・朝日生命の4社共同出資、資本金500百万円で設立
  • 東京センチュリー 統合レポート2023 沿革頁
    • [3]旧センチュリー・リーシング・システムの強みは伊藤忠グループの顧客網と情報通信関連機器中心のリース
    • [4]旧センチュリー・リーシング・システムの強みは伊藤忠グループの顧客網と情報通信関連機器中心のリース

1985年4月、センチュリー・リーシング・システムは自動車のリース部門を切り離し、センチュリー・オート・リースを設立した。新会社の出資には伊藤忠商事のほか、伊藤忠燃料と大成火災海上保険が加わった。伊藤忠燃料は現在の伊藤忠エネクス、大成火災海上保険は現在の損害保険ジャパンにあたる。本体は切り離しの後も、情報通信関連の機器のリースを強みとして保った。センチュリー・オート・リースは、後に日本カーソリューションズへ商号を改める会社の前身となった。車両の貸し出しには給油と事故の補償が伴うため、燃料と損保の会社を出資者に招き、機器リースとは別の専業会社に分けたと推察される。

  • 東京センチュリー 有価証券報告書(2020年3月期)【沿革】
    • [5]1985年4月、自動車リース部門を分離し伊藤忠商事・伊藤忠燃料・大成火災海上保険とセンチュリー・オート・リース(現日本カーソリューションズ)を設立
    • [6]1985年4月、自動車リース部門を分離し伊藤忠商事・伊藤忠燃料・大成火災海上保険とセンチュリー・オート・リース(現日本カーソリューションズ)を設立
    • [7]1985年4月、自動車リース部門を分離し伊藤忠商事・伊藤忠燃料・大成火災海上保険とセンチュリー・オート・リース(現日本カーソリューションズ)を設立
    • [9]1985年4月、自動車リース部門を分離し伊藤忠商事・伊藤忠燃料・大成火災海上保険とセンチュリー・オート・リース(現日本カーソリューションズ)を設立
  • 東京センチュリー 統合レポート2023 沿革頁
    • [8]旧センチュリー・リーシング・システムの強みは情報通信関連機器を中心としたリースサービス
参考文献[1]-[9]
  • 東京センチュリー 有価証券報告書(2020年3月期)【沿革】
    • [1]1969年7月、伊藤忠商事・第一銀行・日本生命・朝日生命の4社共同出資、資本金500百万円で設立
    • [2]1969年7月、伊藤忠商事・第一銀行・日本生命・朝日生命の4社共同出資、資本金500百万円で設立
    • [5]1985年4月、自動車リース部門を分離し伊藤忠商事・伊藤忠燃料・大成火災海上保険とセンチュリー・オート・リース(現日本カーソリューションズ)を設立
    • [6]1985年4月、自動車リース部門を分離し伊藤忠商事・伊藤忠燃料・大成火災海上保険とセンチュリー・オート・リース(現日本カーソリューションズ)を設立
    • [7]1985年4月、自動車リース部門を分離し伊藤忠商事・伊藤忠燃料・大成火災海上保険とセンチュリー・オート・リース(現日本カーソリューションズ)を設立
    • [9]1985年4月、自動車リース部門を分離し伊藤忠商事・伊藤忠燃料・大成火災海上保険とセンチュリー・オート・リース(現日本カーソリューションズ)を設立
  • 東京センチュリー 統合レポート2023 沿革頁
    • [3]旧センチュリー・リーシング・システムの強みは伊藤忠グループの顧客網と情報通信関連機器中心のリース
    • [4]旧センチュリー・リーシング・システムの強みは伊藤忠グループの顧客網と情報通信関連機器中心のリース
    • [8]旧センチュリー・リーシング・システムの強みは情報通信関連機器を中心としたリースサービス

2000年〜伊藤忠出身の福田光昭氏のもとでの東証上場と、NTT系と対等に合併した日本カーソリューションズ

2003年9月、センチュリー・リーシング・システムは株式を東京証券取引所市場第二部へ上場した。その3カ月前の6月には、伊藤忠商事で代表取締役専務を務めた福田光昭氏が代表取締役社長に就任。福田光昭氏は2000年6月から非常勤監査役として経営を見ていた。第一銀行出身で1999年から社長を務めた濱本光雄氏は、同じ6月に代表取締役会長へ移った。翌2004年9月、株式は市場第一部銘柄に指定された。商社出身の社長と銀行出身の会長が並ぶ体制で、4社の出資で立った会社の株式を市場に開いたのだろう。

  • 東京センチュリー 有価証券報告書(2020年3月期)【沿革】
    • [10]2003年9月東証二部上場、2004年9月東証一部指定
    • [14]2003年9月東証二部上場、2004年9月東証一部指定
  • センチュリー・リーシング・システム 有価証券報告書 第37期(2006年3月期)【役員の状況】
    • [11]福田光昭:伊藤忠商事代表取締役専務、2000年6月当社非常勤監査役、2003年6月当社代表取締役社長。濱本光雄:第一銀行入行、第一勧銀カード社長、1998年6月当社副社長、1999年6月社長、2003年6月会長
    • [12]福田光昭:伊藤忠商事代表取締役専務、2000年6月当社非常勤監査役、2003年6月当社代表取締役社長。濱本光雄:第一銀行入行、第一勧銀カード社長、1998年6月当社副社長、1999年6月社長、2003年6月会長
    • [13]福田光昭:伊藤忠商事代表取締役専務、2000年6月当社非常勤監査役、2003年6月当社代表取締役社長。濱本光雄:第一銀行入行、第一勧銀カード社長、1998年6月当社副社長、1999年6月社長、2003年6月会長

2005年10月、センチュリー・オート・リースはエヌ・ティ・ティ・オートリースと対等の立場で合併した。合併後の商号は日本カーソリューションズとなった。合併後、センチュリー・リーシング・システムは日本カーソリューションズを持分法適用関連会社として扱った。2008年4〜9月期には、日本カーソリューションズが昭和オートレンタリースの株式を譲り受けた。決算短信は、この譲り受けを規模の拡大と営業の地盤固めを狙う施策の1つとした。連結子会社から外れる代わりにNTT系の車両需要を取り込み、自動車リースの規模を広げる選択だったと思われる。

  • 東京センチュリー 有価証券報告書(2020年3月期)【沿革】
    • [15]2005年10月、センチュリー・オート・リースがエヌ・ティ・ティ・オートリースと対等合併し日本カーソリューションズに商号変更
    • [16]2005年10月、センチュリー・オート・リースがエヌ・ティ・ティ・オートリースと対等合併し日本カーソリューションズに商号変更
  • センチュリー・リーシング・システム 平成21年3月期 第2四半期決算短信(2008年11月7日)
    • [17]2008年度上期、持分法適用関連会社の日本カーソリューションズが昭和オートレンタリース株式を譲り受け、事業規模拡大と営業基盤強化の施策と位置づけ
    • [18]2008年度上期、持分法適用関連会社の日本カーソリューションズが昭和オートレンタリース株式を譲り受け、事業規模拡大と営業基盤強化の施策と位置づけ
    • [19]2008年度上期、持分法適用関連会社の日本カーソリューションズが昭和オートレンタリース株式を譲り受け、事業規模拡大と営業基盤強化の施策と位置づけ

2009年4月、センチュリー・リーシング・システムは東京リースとの合併を経て、東京センチュリーリースへ商号を改めた。合併前の2008年4〜9月期、リース業界の取扱高は企業の設備投資の低迷で前年同期から二桁の減少となった。同期の契約実行高は前年同期比1.0%減の1,595億9百万円、9月末の自己資本比率は7.8%。社長の新居尊夫氏のもとで、中期3ヵ年経営計画「NC-PlanⅢ」は最終年度を迎えていた。統合レポート2023は、事業構成を組み替える必要を両社の経営陣が認め、合併を決めたと振り返った。取扱高が減る局面で、伊藤忠系の顧客網と情報通信機器に偏った事業を、東京リースの基盤と合わせて組み替えたと考えられる。

  • 東京センチュリー 有価証券報告書(2020年3月期)【沿革】
    • [20]2009年4月、東京リースと合併し東京センチュリーリースに商号変更
  • センチュリー・リーシング・システム 平成21年3月期 第2四半期決算短信(2008年11月7日)
    • [21]2008年度上期、リース取扱高は前年同期比二桁減。契約実行高1,595億9百万円(1.0%減)、自己資本比率7.8%。社長新居尊夫、中計NC-PlanⅢ最終年度
    • [22]2008年度上期、リース取扱高は前年同期比二桁減。契約実行高1,595億9百万円(1.0%減)、自己資本比率7.8%。社長新居尊夫、中計NC-PlanⅢ最終年度
    • [23]2008年度上期、リース取扱高は前年同期比二桁減。契約実行高1,595億9百万円(1.0%減)、自己資本比率7.8%。社長新居尊夫、中計NC-PlanⅢ最終年度
  • 東京センチュリー 統合レポート2023 沿革頁
    • [24]事業ポートフォリオの見直しが必要と感じた両社経営陣が合併を決意し2009年に東京センチュリーリース誕生
参考文献[10]-[24]
  • 東京センチュリー 有価証券報告書(2020年3月期)【沿革】
    • [10]2003年9月東証二部上場、2004年9月東証一部指定
    • [14]2003年9月東証二部上場、2004年9月東証一部指定
    • [15]2005年10月、センチュリー・オート・リースがエヌ・ティ・ティ・オートリースと対等合併し日本カーソリューションズに商号変更
    • [16]2005年10月、センチュリー・オート・リースがエヌ・ティ・ティ・オートリースと対等合併し日本カーソリューションズに商号変更
    • [20]2009年4月、東京リースと合併し東京センチュリーリースに商号変更
  • センチュリー・リーシング・システム 有価証券報告書 第37期(2006年3月期)【役員の状況】
    • [11]福田光昭:伊藤忠商事代表取締役専務、2000年6月当社非常勤監査役、2003年6月当社代表取締役社長。濱本光雄:第一銀行入行、第一勧銀カード社長、1998年6月当社副社長、1999年6月社長、2003年6月会長
    • [12]福田光昭:伊藤忠商事代表取締役専務、2000年6月当社非常勤監査役、2003年6月当社代表取締役社長。濱本光雄:第一銀行入行、第一勧銀カード社長、1998年6月当社副社長、1999年6月社長、2003年6月会長
    • [13]福田光昭:伊藤忠商事代表取締役専務、2000年6月当社非常勤監査役、2003年6月当社代表取締役社長。濱本光雄:第一銀行入行、第一勧銀カード社長、1998年6月当社副社長、1999年6月社長、2003年6月会長
  • センチュリー・リーシング・システム 平成21年3月期 第2四半期決算短信(2008年11月7日)
    • [17]2008年度上期、持分法適用関連会社の日本カーソリューションズが昭和オートレンタリース株式を譲り受け、事業規模拡大と営業基盤強化の施策と位置づけ
    • [18]2008年度上期、持分法適用関連会社の日本カーソリューションズが昭和オートレンタリース株式を譲り受け、事業規模拡大と営業基盤強化の施策と位置づけ
    • [19]2008年度上期、持分法適用関連会社の日本カーソリューションズが昭和オートレンタリース株式を譲り受け、事業規模拡大と営業基盤強化の施策と位置づけ
    • [21]2008年度上期、リース取扱高は前年同期比二桁減。契約実行高1,595億9百万円(1.0%減)、自己資本比率7.8%。社長新居尊夫、中計NC-PlanⅢ最終年度
    • [22]2008年度上期、リース取扱高は前年同期比二桁減。契約実行高1,595億9百万円(1.0%減)、自己資本比率7.8%。社長新居尊夫、中計NC-PlanⅢ最終年度
    • [23]2008年度上期、リース取扱高は前年同期比二桁減。契約実行高1,595億9百万円(1.0%減)、自己資本比率7.8%。社長新居尊夫、中計NC-PlanⅢ最終年度
  • 東京センチュリー 統合レポート2023 沿革頁
    • [24]事業ポートフォリオの見直しが必要と感じた両社経営陣が合併を決意し2009年に東京センチュリーリース誕生

1969年〜2008年の業績

決算期 区分 売上高 営業利益経常利益純利益 主な投資
億円 YoY 億円 利益率 億円 億円
1969年03月期 単体 n/a n/a n/a n/a n/a n/a n/a
1970年03月期 単体 n/a n/a n/a n/a n/a n/a n/a
1971年03月期 単体 n/a n/a n/a n/a n/a n/a n/a
1972年03月期 単体 n/a n/a n/a n/a n/a n/a n/a
1973年03月期 単体 n/a n/a n/a n/a n/a n/a n/a
1974年03月期 単体 n/a n/a n/a n/a n/a n/a n/a
1975年03月期 単体 n/a n/a n/a n/a n/a n/a n/a
1976年03月期 単体 n/a n/a n/a n/a n/a n/a n/a
1977年03月期 単体 n/a n/a n/a n/a n/a n/a n/a
1978年03月期 単体 n/a n/a n/a n/a n/a n/a n/a
1979年03月期 単体 n/a n/a n/a n/a n/a n/a n/a
1980年03月期 単体 n/a n/a n/a n/a n/a n/a n/a
1981年03月期 単体 n/a n/a n/a n/a n/a n/a n/a
1982年03月期 単体 n/a n/a n/a n/a n/a n/a n/a
1983年03月期 単体 n/a n/a n/a n/a n/a n/a n/a
1984年03月期 単体 n/a n/a n/a n/a n/a n/a n/a
1985年03月期 単体 n/a n/a n/a n/a n/a n/a n/a
1986年03月期 単体 n/a n/a n/a n/a n/a n/a n/a
1987年03月期 単体 n/a n/a n/a n/a n/a n/a n/a
1988年03月期 単体 n/a n/a n/a n/a n/a n/a n/a
1989年03月期 単体 n/a n/a n/a n/a n/a n/a n/a
1990年03月期 単体 n/a n/a n/a n/a n/a n/a n/a
1991年03月期 単体 n/a n/a n/a n/a n/a n/a n/a
1992年03月期 単体 n/a n/a n/a n/a n/a n/a n/a
1993年03月期 単体 n/a n/a n/a n/a n/a n/a n/a
1994年03月期 単体 n/a n/a n/a n/a n/a n/a n/a
1995年03月期 単体 n/a n/a n/a n/a n/a n/a n/a
1996年03月期 単体 n/a n/a n/a n/a n/a n/a n/a
1997年03月期 単体 n/a n/a n/a n/a n/a n/a n/a
1998年03月期 単体 n/a n/a n/a n/a n/a n/a n/a
1999年03月期 単体 n/a n/a n/a n/a n/a n/a n/a
2000年03月期 単体 n/a n/a n/a n/a n/a n/a n/a
2001年03月期 単体 n/a n/a n/a n/a n/a n/a n/a
2002年03月期 単体 n/a n/a n/a n/a n/a n/a n/a
2003年03月期 単体 n/a n/a n/a n/a n/a n/a n/a
2004年03月期 単体 n/a n/a n/a n/a n/a n/a n/a
2005年03月期 単体 n/a n/a n/a n/a n/a n/a n/a
2006年03月期 連結 3,071 n/a 107 3.5% 115 72 n/a
2007年03月期 連結 3,028 ▲1.4% 101 3.3% 117 76 n/a
2008年03月期 連結 3,072 +1.5% 88 2.9% 102 65 n/a

出典・参考

4件
出典・参考
  • センチュリー・リーシング・システム 有価証券報告書 第37期(2006年3月期)【役員の状況】
  • センチュリー・リーシング・システム 平成21年3月期 第2四半期決算短信(2008年11月7日)
  • 東京センチュリー 有価証券報告書(2020年3月期)【沿革】
  • 東京センチュリー 統合レポート2023 沿革頁

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