東京センチュリー の歴史

更新: Author:

創業 1969年
母体 東京銀行系
創業地 東京都
創業
1969年7月、伊藤忠商事・第一銀行・日本生命保険・朝日生命保険の4社が資本金5億円でセンチュリー・リーシング・システムを設立した。伊藤忠が物件と販路を、第一銀行が与信と資金を持ち寄る組み合わせで、どの1社の子会社でもない資本構成から出発している。1985年4月には自動車リース部門を分離し、伊藤忠燃料・大成火災海上との合弁でセンチュリー・オート・リースを設けた。ただし2003年9月に東京証券取引所市場第二部へ上場するまで34年間は非上場で、自己資本は株主4社の信用に支えられ、自前の格付と社債発行の手段を持たなかった。
決断
持分の比率よりも、扱う資産の大きさを優先してきた。2005年10月、自動車リース子会社をNTT系と対等合併させ、出資比率を100%から50%へ引き下げるかわりに業界上位の車両台数を得た。2008年9月にはリーマン・ブラザーズ破綻の2週間後に東京リースとの合併を決め、みずほ系で並立していた2社が1社になっている。2016年10月に商号から「リース」を外し、2019年12月にはAviation Capital Groupの残る24.5%を約3,213億円で追加取得して完全子会社化した。連結総資産は単年で約1.5兆円膨らんだ。翌2020年2月には日本電信電話と伊藤忠商事を割当先とする第三者割当増資を実施し、株主が増えるたびに案件の供給元も増える構成をとった。
現況
売上の4分の1が、セグメント利益の9割近くを生んでいる。2026年3月期の売上高1兆4,577億円のうちスペシャルティは3,430億円で24%にすぎないが、セグメント利益1,262億円のうち1,122億円を占めた。航空機と情報機器を国際市場で運用する区分で、セグメント資産も3兆2,014億円と最大にあたる。国内リースは売上4,621億円に対し利益228億円、オートモビリティは売上3,149億円に対し利益121億円で、規模のわりに薄い。環境インフラは445億円の損失を計上した。全社では営業利益1,483億円、当期純利益1,113億円となり、特別損失916億円を吸収して前期の853億円を上回った。
競合
競争の場は、国内のリース残高から機体の国際市場へ移った。Aviation Capital Groupが保有する航空機は海外の専業大手と同じ需給のなかにあり、賃料の水準よりも、機体をいつ取得しいつ売却するかが損益を決める。国内の同業では三菱HCキャピタルが親銀行の再編に沿って合併を重ね、みずほリースは銀行と商社の二重の株主から案件を引く。東京センチュリーはNTT・伊藤忠・みずほの3系統をそのまま販路に使い、NTT・TCリースやNX・TCリース&ファイナンスのように相手の顧客基盤ごと合弁へ持ち込んできた。ただし2026年3月期に環境インフラで445億円の損失を出したとおり、資産を積み増す方針は損失の振れも同じだけ大きくする。
東京センチュリー:長期業績の推移(売上高・利益率)売上高(億円純利益率(%)
2006年3月期2026年3月期

設立ストーリー 商社・銀行・生保4社の共同出資で発足した社内ベンチャー (1969年〜)

「4社の合意で生まれた会社」── 株主構成が決めた事業の型

1969年7月、伊藤忠商事・第一銀行(現みずほ銀行)・日本生命保険・朝日生命保険の4社が共同出資し[1]、資本金500百万円で[2]センチュリー・リーシング・システム株式会社が東京で設立[3]された。当時の日本のリース業界は1963年設立のオリエント・リース(現オリックス)など三井系・住友系を中心とする業界形成期にあり、伊藤忠商事と第一銀行という商社・銀行の組み合わせで新規参入する形態は、商社案件の物件供給と銀行系の与信機能を1社内で結合する設計だった。商社・銀行・生保の3業態が経営の枠組みを共同で決める設計は、後年まで同社の意思決定構造に残った。

  • 東京センチュリー 有価証券報告書【沿革】
    • [1]出資は伊藤忠商事・第一銀行(現みずほ銀行)・日本生命保険・朝日生命保険の4社共同
    • [2]設立時の資本金は500百万円
    • [3]1969年7月 センチュリー・リーシング・システム株式会社を東京で設立

設立から1980年代までの同社は、伊藤忠商事の物件供給と第一勧業銀行の与信枠を活用してリース債権残高を伸ばし、商社・銀行系リース会社としての地盤を築いた。1985年4月には自動車リース部門を分離し[4]、伊藤忠商事・伊藤忠燃料・大成火災海上保険と共同でセンチュリー・オート・リース[5]株式会社を設立した。オートリースは商業設備リースと並ぶ第二の柱に育ち、2005年10月にはエヌ・ティ・ティ・オートリース[6]との対等合併によって日本カーソリューションズへ商号変更した。NTT系列との連携はこの時点から既に始まっており、2020年の資本業務提携はNTTとの最初の事業連携から15年をかけた関係の延長線上にある。

  • 東京センチュリー 有価証券報告書【沿革】
    • [4]1985年4月 自動車リース部門を分離しセンチュリー・オート・リース株式会社を設立
    • [5]センチュリー・オート・リースは伊藤忠商事・伊藤忠燃料・大成火災海上保険との共同設立
    • [6]2005年10月 センチュリー・オート・リースとエヌ・ティ・ティ・オートリースが合併し日本カーソリューションズに商号変更

2003年9月に東京証券取引所市場第二部に上場し[7]、翌2004年9月に第一部銘柄へ指定替えとなった[8]。上場で得た資金調達手段で2006年10月には伊藤忠(中国)集団との共同出資で上海に盛世利[9](中国)租賃有限公司を設立し、中国向けリース事業に参入した。リーマン・ショック直前の2008年3月期は売上高3,072億円・経常利益102億円・純利益65億円で推移し、リース業界8位前後の中堅企業として上場後の地歩を固めた。しかし2007年の三井住友ファイナンス&リース発足、三菱UFJリースとダイヤモンドリース統合という業界再編の波の中で、同社の単独成長路線は限界を見せ始めた。みずほ系で旧東銀系の東京リースと旧第一勧銀系のセンチュリー・リーシング・システムが別法人として残る構図は、業界順位の観点から早晩の決着を迫られた。

  • 東京センチュリー 有価証券報告書【沿革】
    • [7]2003年9月 東京証券取引所市場第二部に上場
    • [8]2004年9月 東京証券取引所市場第一部銘柄に指定
    • [9]2006年10月 伊藤忠(中国)集団との共同出資で上海に盛世利(中国)租賃有限公司を設立
  • 東京センチュリー 有価証券報告書【沿革】
    • [1]出資は伊藤忠商事・第一銀行(現みずほ銀行)・日本生命保険・朝日生命保険の4社共同
    • [2]設立時の資本金は500百万円
    • [3]1969年7月 センチュリー・リーシング・システム株式会社を東京で設立
    • [4]1985年4月 自動車リース部門を分離しセンチュリー・オート・リース株式会社を設立
    • [5]センチュリー・オート・リースは伊藤忠商事・伊藤忠燃料・大成火災海上保険との共同設立
    • [6]2005年10月 センチュリー・オート・リースとエヌ・ティ・ティ・オートリースが合併し日本カーソリューションズに商号変更
    • [7]2003年9月 東京証券取引所市場第二部に上場
    • [8]2004年9月 東京証券取引所市場第一部銘柄に指定
    • [9]2006年10月 伊藤忠(中国)集団との共同出資で上海に盛世利(中国)租賃有限公司を設立

リーマンショック前夜の合併判断 ── みずほ系メガリース誕生の地ならし

2000年代後半の日本のリース業界は、メガバンク再編と歩調を合わせる形で系列リース会社の統合圧力が強まった。三井住友銀行系リース会社の統合(2007年に三井住友ファイナンス&リース発足)、東京三菱UFJ系リース会社の動き(2007年に三菱UFJリースとダイヤモンドリースが統合)など、メガバンク傘下のリース2社統合が業界の潮流となっていた。みずほフィナンシャルグループの傘下では旧東京銀行系の東京リースと旧第一勧業銀行系のセンチュリー・リーシング・システムが別法人として残っており、業界順位を意識した統合議論が経営層の間で繰り返された。同様の動きは三井系・住友系・東京三菱UFJ系で既に決着しつつあった。

2008年9月29日、東京リース株式会社とセンチュリー・リーシング・システム株式会社は2009年4月1日付で合併する基本合意を発表した[10]。合併後の社名は『東京センチュリーリース株式会社』、[11]存続会社はセンチュリー・リーシング・システム、新会社の会長には旧センチュリー側の新居尊夫社長[12]、社長には旧東京リースの浅田俊一社長が就任する人事だった[13]。発表の2週間前、2008年9月15日にはすでにリーマン・ブラザーズが破綻[14]しており、世界金融危機のただ中での合意発表だった。後年、浅田俊一会長は2009年春の合併発足時に全社員へ配った置き時計を執務室の机に残し、その後の成長の土台となる良い合併であった一方で、実現はリーマン直前のタイミングで紙一重だったと述懐している。

  • Bloomberg(2008年9月29日)
    • [10]2008年9月29日 東京リースとセンチュリー・リーシング・システムが2009年4月1日付合併の基本合意を発表
    • [14]リーマン・ブラザーズ破綻は2008年9月15日で、合併基本合意発表(2008年9月29日)の約2週間前
  • 東京センチュリー 有価証券報告書【沿革】
    • [11]合併後の社名は東京センチュリーリース株式会社・存続会社はセンチュリー・リーシング・システム
  • 東京センチュリー 有価証券報告書【役員の状況】
    • [12]新会社会長に旧センチュリー側の新居尊夫氏が就任(21_ceo:新居尊夫はFY06〜FY07の前社長)
    • [13]新会社社長に旧東京リースの浅田俊一氏が就任(21_ceo:浅田俊一はFY08〔2009年3月期〕から代表取締役社長)

世界金融危機の進行で資金調達コストが急上昇し、リース業界全体で総資産圧縮の圧力が高まる中、もし合意が数カ月遅れていれば、株主間の優先順位調整と人事交渉が金融危機の余波で長期化した可能性が高い。逆に合意が成立した結果、2009年4月の合併施行までに[15]2社で重複していた営業拠点・システム基盤・人員配置の整理計画が前倒しで進み、合併直後から統合効果を取りに行く準備が整った。みずほ系メガリースという新しい枠組みの中で、両社の事業基盤を再構築する仕事の入口に同社は立った。

  • 東京センチュリー 有価証券報告書【沿革】
    • [15]2009年4月 東京リースとセンチュリー・リーシング・システムの合併施行
  • Bloomberg(2008年9月29日)
    • [10]2008年9月29日 東京リースとセンチュリー・リーシング・システムが2009年4月1日付合併の基本合意を発表
    • [14]リーマン・ブラザーズ破綻は2008年9月15日で、合併基本合意発表(2008年9月29日)の約2週間前
  • 東京センチュリー 有価証券報告書【沿革】
    • [11]合併後の社名は東京センチュリーリース株式会社・存続会社はセンチュリー・リーシング・システム
    • [15]2009年4月 東京リースとセンチュリー・リーシング・システムの合併施行
  • 東京センチュリー 有価証券報告書【役員の状況】
    • [12]新会社会長に旧センチュリー側の新居尊夫氏が就任(21_ceo:新居尊夫はFY06〜FY07の前社長)
    • [13]新会社社長に旧東京リースの浅田俊一氏が就任(21_ceo:浅田俊一はFY08〔2009年3月期〕から代表取締役社長)

業界最速のシステム統合 ── 旧2社の重なりを2年で解いた

2009年4月、東京リースとセンチュリー・リーシング・システムの合併が実行され、社名は東京センチュリーリース株式会社に変わった[16]。合併直後の連結総資産は2012年3月期(FY11)に2兆2,603億円に達し、業界順位は4位前後へ浮上した。合併の財務効果は2年で表れ、経常利益は合併前の2010年3月期334億円から2012年3月期462億円へ38%増加し、2014年3月期には551億円となった。みずほフィナンシャルグループ・伊藤忠商事という旧2社共通の大株主が経営陣の調整に関与し、重複した管理機能の整理と取引先のグループ内集約を初年度から進めた。合併発表時に浅田俊一社長が掲げた『業界最速のシステム統合』は2011年3月に完了し、合併発表から2年半で旧2社の基幹システムを1本化した。

  • 東京センチュリー 有価証券報告書【沿革】
    • [16]2009年4月 合併実行・社名を東京センチュリーリース株式会社へ変更

2010年7月にはIHIファイナンスサポートの株式66.5%を取得[17]して連結子会社化し、産業機械リース分野へ進出した。続く2011年2月にインドネシアにPT. Century Tokyo[18] Leasing Indonesia(現PT. Tokyo Century Indonesia)を設立、2012年9月には京セラ株式会社と京セラTCLソーラー合同会社を設立して太陽光発電事業に参入[19]した。再生可能エネルギー固定価格買取制度(FIT)が2012年7月から始まった直後の動きで、メガソーラー建設を担う合弁設立は、2022年に新セグメントとして開示される環境インフラ事業の最初の合弁案件だった。合併で得た資本基盤と取引先ネットワークを使い、商社系リース会社が単独では取れなかった100億円超のグリーンアセット案件を取り込む構えが整った。

  • 東京センチュリー 有価証券報告書【沿革】
    • [17]2010年7月 IHIファイナンスサポートの株式66.5%を取得し連結子会社化
    • [18]2011年2月 インドネシアにPT. Century Tokyo Leasing Indonesia(現PT. Tokyo Century Indonesia)を設立
    • [19]2012年9月 京セラ株式会社と京セラTCLソーラー合同会社を設立し太陽光発電事業に参入
  • 東京センチュリー 有価証券報告書【沿革】
    • [16]2009年4月 合併実行・社名を東京センチュリーリース株式会社へ変更
    • [17]2010年7月 IHIファイナンスサポートの株式66.5%を取得し連結子会社化
    • [18]2011年2月 インドネシアにPT. Century Tokyo Leasing Indonesia(現PT. Tokyo Century Indonesia)を設立
    • [19]2012年9月 京セラ株式会社と京セラTCLソーラー合同会社を設立し太陽光発電事業に参入

「ITは財務と並ぶ経営の生命線」── 浅田社長が引いた変革の軌道

合併発足直後の経営の特徴は、社長自身がITとシステム統合を経営テーマとして掲げたことだった。この姿勢は2013年6月のニッポンレンタカーサービス株式会社[20]の追加株式取得・連結子会社化、同10月の日本カーソリューションズと東京オートリースの合併[21]など、立て続けに実施したオート事業再編の判断にも反映された。日本カーソリューションズは持株比率59.5%の連結子会社[22]となり、ニッポンレンタカーは法人車両管理・レンタカー・カーシェアを束ねる国内オート事業の主軸へ位置付けられた。

  • 東京センチュリー 有価証券報告書【沿革】
    • [20]2013年6月 ニッポンレンタカーサービスの株式を追加取得し連結子会社化
    • [21]2013年10月 日本カーソリューションズと東京オートリースが合併
    • [22]日本カーソリューションズは持株比率59.5%の連結子会社

2015年3月には米国の大手独立系リース会社CSI Leasing, Inc.の株式35%を取得[23]して持分法適用関連会社とし、翌2016年6月に追加取得して完全子会社化した[24]。CSI Leasingは米国IT機器リース市場で大手の独立系企業で、後年の国際事業の収益エンジンとなった。さらに2017年12月には米国大手航空機リース会社Aviation Capital Group LLCの持分20%を約500億円で取得し[25]、持分法適用関連会社とした。航空機リース市場は1機あたり数千万ドルから1億ドル規模のアセットを長期運用する事業領域で、当時のリース業界で航空機分野に踏み込んでいた邦銀系・商社系は限定的だった。CSIとACGの2社で『IT機器の国際展開』と『航空機ファイナンス』の2軸が形成された。

  • 東京センチュリー 有価証券報告書【沿革】
    • [23]2015年3月 CSI Leasing, Inc.の株式35%を取得し持分法適用関連会社化
    • [24]2016年6月 CSI Leasing, Inc.を追加取得し完全子会社化
    • [25]2017年12月 Aviation Capital Group LLCの持分20%を取得し持分法適用関連会社化

2016年10月、合併から7年半を経て商号を『東京センチュリー株式会社』に変更した[26]。社名から『リース』を外す決定は、IT機器・オート・航空機・不動産・環境エネルギーを束ねる総合アセットビジネス会社への自己定義の更新を意味した。2018年3月期の連結売上高は1兆122億円・経常利益790億円・純利益513億円となり、合併直後の2012年3月期対比で売上は1.4倍、純利益は2.0倍に拡大した。社名変更時の事業構成は、賃貸・割賦事業が売上の93%を占める旧来型リース構造から、IT機器・オート・国際・スペシャルティへの分散構造に置き換わる過程にあった。

  • 東京センチュリー 有価証券報告書【沿革】
    • [26]2016年10月 商号を東京センチュリー株式会社へ変更
  • 東京センチュリー 有価証券報告書【沿革】
    • [20]2013年6月 ニッポンレンタカーサービスの株式を追加取得し連結子会社化
    • [21]2013年10月 日本カーソリューションズと東京オートリースが合併
    • [22]日本カーソリューションズは持株比率59.5%の連結子会社
    • [23]2015年3月 CSI Leasing, Inc.の株式35%を取得し持分法適用関連会社化
    • [24]2016年6月 CSI Leasing, Inc.を追加取得し完全子会社化
    • [25]2017年12月 Aviation Capital Group LLCの持分20%を取得し持分法適用関連会社化
    • [26]2016年10月 商号を東京センチュリー株式会社へ変更

セグメント再編 ── 4事業分野体制で「総合アセット会社」を可視化

2018年4月にスタートした第三次中期経営計画の発表に合わせ、2019年3月期(FY18)から従来の『賃貸・割賦事業』『ファイナンス事業』『その他』の3区分を、『国内リース』『国内オート』『スペシャルティ』『国際』の4事業分野へ再編した。国内リースは情報通信機器・産業機械・商業設備を束ねる旧来型リース、国内オートは日本カーソリューションズ・ニッポンレンタカーを中核とするオートモビリティ、スペシャルティは船舶・航空機・不動産を対象とするグローバルアセット、国際は米州・アジアの現地リース会社を束ねる海外事業として整理した。商号変更と並行したセグメント再編で、外部投資家が同社の事業構造を理解しやすい情報開示に切り替わった。

セグメント再編後の2019年3月期決算では、スペシャルティ事業のセグメント利益が389億円とグループ最大の収益源となった。国内リース277億円・国内オート198億円・国際73億円を上回り、ACGを中心とする航空機ファイナンスが利益貢献度で頭一つ抜けた事実は、旧来型リース会社からアセットファイナンス事業会社への業態転換を数字で裏付けた。2018年7月には神鋼不動産株式会社の株式70%を取得して連結子会社化(現TC神鋼不動産)し[27]、不動産アセット運用の機能を内製化した。商社・銀行系リース会社という出自から、10年で航空機・船舶・不動産・海外IT機器を束ねるグローバルアセット会社へ事業の見え方を切り替えた帰結が、2019年3月期の事業分野別開示にあらわれた。

  • 東京センチュリー 有価証券報告書【沿革】
    • [27]2018年7月 神鋼不動産株式会社の株式70%を取得し連結子会社化(現TC神鋼不動産)
  • 東京センチュリー 有価証券報告書【沿革】
    • [27]2018年7月 神鋼不動産株式会社の株式70%を取得し連結子会社化(現TC神鋼不動産)

API for AI Agents — 認証不要、URLをGETするだけで機械可読なJSONをトークン消費を抑えつつ取得できます。

東京センチュリーの沿革1969〜2023年における主な出来事を抜粋

時代年月社長・CEO出来事重要度
1969〜2008年商社・銀行・生保4社の共同出資で発足した社内ベンチャーセンチュリー・リーシング・システムを設立
自動車リース部門を分離しセンチュリー・オート・リースを設立
福田光昭設立34年目の東京証券取引所第二部上場

2003年9月18日、センチュリー・リーシング・システム(現東京センチュリー)が東京証券取引所市場第二部へ株式を上場した。新株1,000万株を発行価格800円で公募し、払込金総額は75億2,000万円であった。設立から34年、それまで同社株は非上場・非登録であった。

詳細を読む
★★★
福田光昭東京証券取引所市場第一部銘柄に指定
福田光昭自動車リース子会社をNTTとの50対50合弁へ組み替えた対等合併

2005年1月31日、日本電信電話(NTT)・エヌ・ティ・ティ・オートリース・センチュリー・リーシング・システム・センチュリー・オート・リースの4社が合併覚書を締結し、同年10月1日にNTTオートリースとセンチュリー・オート・リースが合併して日本カーソリューションズが発足した。

詳細を読む
★★★
福田光昭日本カーソリューションズが発足
新居尊夫中国上海市に盛世利租賃有限公司を設立
2009〜2018年東京リース合併で得たグローバルアセット会社への跳躍台浅田俊一リーマン破綻の2週間後に決めた東京リースとの合併

2008年9月29日、センチュリー・リーシング・システムと東京リースが2009年4月1日付で合併する基本合意を発表した。リーマン・ブラザーズの破綻から2週間後の発表であった。2009年1月23日に合併契約を締結し、同年4月1日に東京センチュリーリースが発足した。

詳細を読む
★★★
浅田俊一IHIファイナンスサポートの株式66.5%を取得し連結子会社化
浅田俊一PT. Century Tokyo Leasing Indonesiaを設立
浅田俊一京セラと太陽光発電事業会社である京セラTCLソーラーを設立★★
浅田俊一GA Telesis LLCへの出資を行い持分法適用関連会社化
浅田俊一ニッポンレンタカーサービスを子会社化
浅田俊一日本カーソリューションズと東京オートリースが合併★★
浅田俊一CSI Leasing, Inc.の株式35%を取得し持分法適用関連会社化
浅田俊一CSI Leasing Inc.を完全子会社化★★
浅田俊一Aviation Capital Group LLCの持分20%を取得し持分法適用関連会社化★★
浅田俊一神鋼不動産の株式70%を取得し連結子会社化
2019〜2024年ACG3200億円の代償と回復、NTTを株主に迎えた次の10年浅田俊一Aviation Capital Group LLCを完全子会社化★★
浅田俊一日本電信電話と資本業務提携契約を締結し第三者割当増資を実施★★
野上誠NTT・TCリースの株式50%を取得し持分法適用関連会社化
馬場高一東銀リースの株式25%を取得し持分法適用関連会社化
馬場高一TRYを完全子会社化しEPC Japanに商号変更
出典・参考

免責事項およびポリシー