りそなHDの決断社史:経営の意思決定を振り返る

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決断

再建の指揮は、銀行の外から来た経営者に委ねた。2003年3月期に繰延税金資産を取り崩して自己資本が国内基準を割り込み、同年5月に預金保険法102条の初適用で約1兆9,600億円の公的資金を受け入れた。旧経営陣が退任したあと、6月にJR東日本副社長の細谷英二氏が会長として招かれ、営業時間の延長やクイック決裁など、他のメガバンクが海外拡大と投資銀行業務へ向かった時期に国内リテールの業務改善へ資源を集中した。2015年6月に公的資金を完済し、2018年4月には関西みらいフィナンシャルグループを創設して関西の地銀再編を引き受けている。1996年の米国市場からの撤退で海外という選択肢を失っていたことが、この一点集中を可能にした。

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