アシックス:アシックス商事の子会社化とホグロフス買収
2007年〜アシックス商事への公開買付けと、尾山基社長
2006年に残った二重の国内販売網に、和田清美社長は2007年8月、アシックス商事への公開買付けで対応した。アシックスの持株比率は35.39%で、アシックス商事は持分法適用の関連会社にとどまっていた。お知らせは買付けの目的を連結子会社化と定めた。アシックスは高機能・高価格帯のスポーツシューズに集中し、アシックス商事は中価格帯以下を受け持つ分担とした。販売はアシックスがスポーツ店、アシックス商事が一般の靴専門店を主とし、上場も維持した。公開買付けは2007年9月に完了し、アシックス商事は連結子会社になった。二つの網を一本にせず、価格帯と経路で分担させたまま同じグループに収めた。
- アシックス「アシックス商事株式会社との資本・業務提携及び同社株式に対する公開買付けの開始に関するお知らせ」(2007年8月17日)
- [1]2007年8月17日、アシックスはアシックス商事と業務提携契約を結び、同社株式の公開買付けの開始を決定
- [2]アシックスはアシックス商事の発行済株式の35.39%(3,129,000株)を所有し、持分法適用関連会社としていた
- [3]本公開買付けの目的はアシックス商事を連結子会社とすること
- [4]提携の内容として、アシックスは高機能・高品質・高価格帯、アシックス商事は中価格帯以下のスポーツシューズの企画開発に集中し役割を棲み分ける
- [5]アシックスはスポーツルート、アシックス商事はシューズ専門店等の一般履物ルートでの販売が主。買付予定数に上限を設け、公開買付け後も上場を維持する方針
- アシックス 有価証券報告書 第72期(2025年12月期)【沿革】
- [6]2007年9月、持分法適用関連会社であったアシックス商事及びその子会社を連結子会社化
2008年4月1日、常務取締役の尾山基氏が代表取締役社長に就任し、和田清美氏は代表取締役会長に就任した。尾山基氏は2004年6月から、欧州の販売会社アシックスヨーロッパB.V.の代表取締役社長を務めた。2007年8月からは常務取締役として、海外担当と経営企画室担当を兼ねていた。お知らせは交代の理由に、アシックス・チャレンジ・プランに沿った海外での事業拡大を挙げた。変化への対応を速める体制づくりも、理由として併記した。交代直前の2008年3月期、連結売上高は2261億7400万円、営業利益は233億9400万円だった。国内の再編に区切りを付けた和田清美氏は、次の経営を欧州事業の経験者に委ねた。
- アシックス「代表取締役の異動に関するお知らせ」(2008年2月8日)
- [7]2008年4月1日付で和田清美氏(代表取締役社長)が代表取締役会長に、尾山基氏(常務取締役)が代表取締役社長に就任
- [8]尾山基氏は平成16年6月、当社マーケティング統括部長・アシックスヨーロッパB.V.代表取締役社長
- [9]尾山基氏は平成19年8月から常務取締役海外担当兼経営企画室担当兼マーケティング統括部長、アシックスヨーロッパB.V.代表取締役会長
- [10]異動の理由はアシックスチャレンジプランに従いグローバルでの事業拡大のため、変化とスピードに対応する体制を整えること
- [11]異動の理由はアシックスチャレンジプランに従いグローバルでの事業拡大のため、変化とスピードに対応する体制を整えること
- アシックス 有価証券報告書(2008年3月期)
- [12]2008年3月期の連結売上高226,174百万円、営業利益23,394百万円
尾山基社長の下で、アシックスは2009年3月、北欧の販売会社の全株式を欧州子会社で取得すると決めた。対象のアシックススカンジナビアASは、ノルウェーの代理店との合弁で北欧4か国に販売していた。アシックスヨーロッパB.V.が持つ30%に加え、残る70%を2,300万ユーロで取得する契約を結んだ。お知らせは理由に、経営権を得てアシックスブランドの販売を強化・拡大することを挙げた。株式は2009年8月に引き渡され、アシックススカンジナビアASは連結子会社になった。同じ2010年3月期、連結売上高は2243億9500万円、営業利益は175億8200万円に減少した。売上が減少する期にも、欧州では代理店が持っていた販売権を自社に取り込んだ。
- アシックス「当社子会社による株式の取得(孫会社化)に関するお知らせ」(2009年3月31日)
- [13]アシックスヨーロッパB.V.が2009年3月30日(現地時間)、アシックススカンジナビアASの全株式取得の株式売買契約を締結
- [14]アシックススカンジナビアASはノルウェーのバーテルオースティンASとの共同出資の販売会社で、ノルウェー・スウェーデン・デンマーク・アイスランドで販売
- [15]異動前の所有割合30%、取得17,500株(取得価額2,300万ユーロ)、異動後100%
- [16]株式取得により経営権を取得し、アシックスブランド商品の販売の強化・拡大を図る
- アシックス 有価証券報告書 第72期(2025年12月期)【沿革】
- [17]2009年8月、北欧における販売体制強化のためアシックススカンジナビアAS及びその子会社を連結子会社化
- アシックス 有価証券報告書(2010年3月期)
- [18]2010年3月期の連結売上高224,395百万円、営業利益17,582百万円(前期は241,944百万円、22,628百万円)
参考文献[1]-[18]
- アシックス「アシックス商事株式会社との資本・業務提携及び同社株式に対する公開買付けの開始に関するお知らせ」(2007年8月17日)
- [1]2007年8月17日、アシックスはアシックス商事と業務提携契約を結び、同社株式の公開買付けの開始を決定
- [2]アシックスはアシックス商事の発行済株式の35.39%(3,129,000株)を所有し、持分法適用関連会社としていた
- [3]本公開買付けの目的はアシックス商事を連結子会社とすること
- [4]提携の内容として、アシックスは高機能・高品質・高価格帯、アシックス商事は中価格帯以下のスポーツシューズの企画開発に集中し役割を棲み分ける
- [5]アシックスはスポーツルート、アシックス商事はシューズ専門店等の一般履物ルートでの販売が主。買付予定数に上限を設け、公開買付け後も上場を維持する方針
- アシックス 有価証券報告書 第72期(2025年12月期)【沿革】
- [6]2007年9月、持分法適用関連会社であったアシックス商事及びその子会社を連結子会社化
- [17]2009年8月、北欧における販売体制強化のためアシックススカンジナビアAS及びその子会社を連結子会社化
- アシックス「代表取締役の異動に関するお知らせ」(2008年2月8日)
- [7]2008年4月1日付で和田清美氏(代表取締役社長)が代表取締役会長に、尾山基氏(常務取締役)が代表取締役社長に就任
- [8]尾山基氏は平成16年6月、当社マーケティング統括部長・アシックスヨーロッパB.V.代表取締役社長
- [9]尾山基氏は平成19年8月から常務取締役海外担当兼経営企画室担当兼マーケティング統括部長、アシックスヨーロッパB.V.代表取締役会長
- [10]異動の理由はアシックスチャレンジプランに従いグローバルでの事業拡大のため、変化とスピードに対応する体制を整えること
- [11]異動の理由はアシックスチャレンジプランに従いグローバルでの事業拡大のため、変化とスピードに対応する体制を整えること
- アシックス 有価証券報告書(2008年3月期)
- [12]2008年3月期の連結売上高226,174百万円、営業利益23,394百万円
- アシックス「当社子会社による株式の取得(孫会社化)に関するお知らせ」(2009年3月31日)
- [13]アシックスヨーロッパB.V.が2009年3月30日(現地時間)、アシックススカンジナビアASの全株式取得の株式売買契約を締結
- [14]アシックススカンジナビアASはノルウェーのバーテルオースティンASとの共同出資の販売会社で、ノルウェー・スウェーデン・デンマーク・アイスランドで販売
- [15]異動前の所有割合30%、取得17,500株(取得価額2,300万ユーロ)、異動後100%
- [16]株式取得により経営権を取得し、アシックスブランド商品の販売の強化・拡大を図る
- アシックス 有価証券報告書(2010年3月期)
- [18]2010年3月期の連結売上高224,395百万円、営業利益17,582百万円(前期は241,944百万円、22,628百万円)
2010年〜ホグロフスの買収と、中期経営計画AGP2015
2010年7月、アシックスはスウェーデンのアウトドア用品会社HAGLÖFS HOLDING ABの全株式取得を決めた。売主は投資会社のRatos ABで、取得価額は約1,000百万スウェーデンクローナ(約11,390百万円)だった。お知らせは理由の一つに、アウトドアがアシックスの3つの事業領域すべてにまたがる分野であることを挙げた。背景には、本格的なアウトドアの利用者の増加に加え、健康維持やファッションとしての需要の拡大があった。ホグロフスの2009年12月期の連結売上高は590百万スウェーデンクローナだった。取得は2010年8月に完了し、ホグロフスは連結子会社になった。靴とランニングの外にある需要を、自社で育てずに買収で取り込んだ。
- アシックス「HAGLÖFS HOLDING AB の株式の取得(子会社化)に関するお知らせ」(2010年7月12日)
- [19]2010年7月12日の取締役会で、スウェーデンのアウトドア用品会社HAGLÖFS HOLDING ABの全株式取得を決議し株式売買契約を締結
- [20]取得の相手先は未上場企業向け投資ファンド事業のRatos AB、取得価額は約1,000百万スウェーデンクローナ(約11,390百万円)
- [21]アウトドアはアスレチックスポーツ・健康快適・スポーツライフスタイルの当社グループ事業領域すべてにまたがるカテゴリー
- [22]背景は本格的なアウトドアへ参加するユーザーの拡大、アウトドアを通じた健康維持へのニーズ、ファッションとしてのアウトドア商品の需要拡大
- [23]ホグロフスの平成21年12月期の連結売上高590百万スウェーデンクローナ(6,716百万円)
- アシックス 有価証券報告書 第72期(2025年12月期)【沿革】
- [24]2010年8月、グローバル規模でのアウトドア事業の強化拡大のためホグロフスホールディングAB及びその子会社を連結子会社化
ホグロフスを買収した2010年の11月、アシックスは中期経営計画「アシックス・グロース・プラン(AGP)2015」を策定した。前の計画ACPが掲げた2010年度の連結売上高3,000億円は、円高などで未達の見込みだった。一方で海外売上高は大きく拡大したと、お知らせは総括した。AGP2015は2015年度に連結売上高4,000億円以上、営業利益率10%以上を目標に置いた。組織では世界を5極に分け、世界本社を立ち上げると定めた。計画期間の直前にあたる2011年3月期、連結売上高は2353億4900万円だった。4,000億円の目標は、その1.7倍にあたる水準だった。
- アシックス「新中期経営計画「アシックス・グロース・プラン(AGP)2015」の策定について」(2010年11月16日)
- [25]2010年11月16日、新中期経営計画「アシックス・グロース・プラン(AGP)2015」を策定
- [26]ACP制定当初目標の2010年度連結売上高3,000億円は経済情勢や円高等の影響で未達の見込み
- [27]ACPのもとで海外売上高を大きく伸ばすことができ、その成果をふまえて今回のプランを策定
- [28]2015年度(2016年3月期)の目標は売上高4,000億円以上、営業利益率10%以上、ROE15%以上、ROA8%以上
- [29]世界を日本・米州・EMEA・オセアニア/東南・南アジア・東アジアの5極に分け、世界本社を立ち上げる
- アシックス 有価証券報告書(2011年3月期)
- [30]2011年3月期の連結売上高235,349百万円
AGP2015の5極体制の下で、アシックスは2012年7月に国内の組織再編を決めた。世界本社機能と日本事業を切り離し、日本事業は2012年9月設立のアシックスジャパンが承継した。国内の販売子会社7社と東京・関西の両支社の地域販売部門は、アシックス販売1社に統合した。再編の効力は2013年1月1日に生じた。お知らせは目的を、日本のマーケティングと販売の機能を強化・拡大することと記した。アシックスは、流通チャネルごとの販売施策を迅速に打つことを狙った。世界本社には、経営管理と商品開発力の強化を担わせた。
- アシックス「国内のグループ組織再編(吸収分割および吸収合併)に関するお知らせ」(2012年7月19日)
- [31]2012年7月19日の取締役会で国内の吸収分割・吸収合併によるグループ組織再編を決議。AGP2015のもと世界を5極に分けて事業を強化
- [32]世界本社機能と日本事業を分離し、2012年9月1日設立予定のアシックスジャパンを承継会社とする吸収分割を行う
- [33]国内の販売子会社7社と東京支社・関西支社の地域販売部門を1社(アシックス販売)に整理統合
- [35]日本事業(マーケティング・販売機能)を強化・拡大し、流通チャネルに応じた販売戦略・施策を迅速かつきめ細やかに実施する体制を構築する
- [36]日本事業(マーケティング・販売機能)を強化・拡大し、流通チャネルに応じた販売戦略・施策を迅速かつきめ細やかに実施する体制を構築する
- アシックス 有価証券報告書 第72期(2025年12月期)【沿革】
- [34]2012年9月アシックスジャパン設立、2013年1月に世界本社機能と日本事業を分離し吸収分割・合併を実施
- [37]分離はグローバル市場の動向を見据えた経営管理と商品開発力の強化のため
参考文献[19]-[37]
- アシックス「HAGLÖFS HOLDING AB の株式の取得(子会社化)に関するお知らせ」(2010年7月12日)
- [19]2010年7月12日の取締役会で、スウェーデンのアウトドア用品会社HAGLÖFS HOLDING ABの全株式取得を決議し株式売買契約を締結
- [20]取得の相手先は未上場企業向け投資ファンド事業のRatos AB、取得価額は約1,000百万スウェーデンクローナ(約11,390百万円)
- [21]アウトドアはアスレチックスポーツ・健康快適・スポーツライフスタイルの当社グループ事業領域すべてにまたがるカテゴリー
- [22]背景は本格的なアウトドアへ参加するユーザーの拡大、アウトドアを通じた健康維持へのニーズ、ファッションとしてのアウトドア商品の需要拡大
- [23]ホグロフスの平成21年12月期の連結売上高590百万スウェーデンクローナ(6,716百万円)
- アシックス 有価証券報告書 第72期(2025年12月期)【沿革】
- [24]2010年8月、グローバル規模でのアウトドア事業の強化拡大のためホグロフスホールディングAB及びその子会社を連結子会社化
- [34]2012年9月アシックスジャパン設立、2013年1月に世界本社機能と日本事業を分離し吸収分割・合併を実施
- [37]分離はグローバル市場の動向を見据えた経営管理と商品開発力の強化のため
- アシックス「新中期経営計画「アシックス・グロース・プラン(AGP)2015」の策定について」(2010年11月16日)
- [25]2010年11月16日、新中期経営計画「アシックス・グロース・プラン(AGP)2015」を策定
- [26]ACP制定当初目標の2010年度連結売上高3,000億円は経済情勢や円高等の影響で未達の見込み
- [27]ACPのもとで海外売上高を大きく伸ばすことができ、その成果をふまえて今回のプランを策定
- [28]2015年度(2016年3月期)の目標は売上高4,000億円以上、営業利益率10%以上、ROE15%以上、ROA8%以上
- [29]世界を日本・米州・EMEA・オセアニア/東南・南アジア・東アジアの5極に分け、世界本社を立ち上げる
- アシックス 有価証券報告書(2011年3月期)
- [30]2011年3月期の連結売上高235,349百万円
- アシックス「国内のグループ組織再編(吸収分割および吸収合併)に関するお知らせ」(2012年7月19日)
- [31]2012年7月19日の取締役会で国内の吸収分割・吸収合併によるグループ組織再編を決議。AGP2015のもと世界を5極に分けて事業を強化
- [32]世界本社機能と日本事業を分離し、2012年9月1日設立予定のアシックスジャパンを承継会社とする吸収分割を行う
- [33]国内の販売子会社7社と東京支社・関西支社の地域販売部門を1社(アシックス販売)に整理統合
- [35]日本事業(マーケティング・販売機能)を強化・拡大し、流通チャネルに応じた販売戦略・施策を迅速かつきめ細やかに実施する体制を構築する
- [36]日本事業(マーケティング・販売機能)を強化・拡大し、流通チャネルに応じた販売戦略・施策を迅速かつきめ細やかに実施する体制を構築する
2013年〜アシックス商事の完全子会社化と、売上高4285億円のAGP2020
2013年11月、アシックスは連結子会社のアシックス商事を完全子会社にするため、公開買付けを決めた。間接所有を含む所有割合は52.69%で、アシックス商事は東京証券取引所市場第二部に上場していた。お知らせは狙いを、AGP2015の目標必達に向けた経営資源の集中と、商品開発やマーケティングでの協業と記した。完全子会社化は『両社の親子上場に係る潜在的な利益相反問題の可能性を排除』する手段でもあると説明した。公開買付けで取得できなかった株式は株式交換で取得し、2014年3月に完全子会社化を終えた。2007年に上場維持を前提とした分担の関係は、6年余りで一体の経営へ改められた。
- アシックス「当社子会社であるアシックス商事株式会社(証券コード9814)株券に対する公開買付けの開始に関するお知らせ」(2013年11月6日)
- [38]2013年11月6日の取締役会で、アシックス商事の完全子会社化を目的とする公開買付けの実施を決議
- [39]山陰アシックス工業を通じた間接所有分と合わせ所有株式割合52.69%、アシックス商事は東京証券取引所市場第二部に上場
- [40]AGP2015目標必達のため完全子会社化し、経営資源の集中、商品イノベーション、管理、マーケティング等の協業を通じて成長速度の加速と競争基盤の拡充を目指す
- [41]完全子会社化は親子上場に係る潜在的な利益相反問題の可能性を排除し、上場維持コストの負担を軽減する
- アシックス 有価証券報告書 第72期(2025年12月期)【沿革】
- [42]2014年3月、公開買付け及び株式交換によりアシックス商事及びその子会社を完全子会社化
AGP2015の最終年度にあたる2015年12月期、連結売上高は4284億9600万円となった。計画が目標とした4,000億円以上を、売上高では達成した。この間の2014年に、アシックスは決算期を3月から12月に変えた。尾山基社長は2016年2月、中期経営計画「ASICS Growth Plan (AGP) 2020」を策定した。2020年度の目標は、連結売上高7,500億円以上と営業利益率10%以上に置いた。コア戦略の第一には、商品企画から販売までを消費者との直接の接点を起点に改める方針を掲げた。
- アシックス 有価証券報告書(2015年12月期)
- [43]2015年12月期の連結売上高428,496百万円
- アシックス「新中期経営計画「アシックス・グロース・プラン(AGP)2015」の策定について」(2010年11月16日)
- [44]AGP2015の2015年度の売上高目標は4,000億円以上
- アシックス 有価証券報告書(2014年12月期)
- [45]2014年3月期の次の期が2014年12月期(決算期を3月から12月に変更)
- アシックス「新中期経営計画「ASICS Growth Plan (AGP) 2020」の策定について」(2016年2月12日)
- [46]平成28年2月12日、代表取締役社長CEO尾山基氏の名で新中期経営計画AGP2020の策定を公表。実効期間は2016年1月1日から2020年12月31日
- [47]財務目標は売上高7,500億円以上、営業利益率10%以上、ROE15%以上
- [48]コア戦略の(1)はDTCマインドへの転換。商品企画から販売まですべてのプロセスをお客様と直接的なコミュニケーションが可能なDTC起点に転換する
売上高が4,000億円を超えた2015年12月期も、採算は計画の水準に達しなかった。営業利益は274億4800万円で、売上高営業利益率は6.4%とAGP2015の目標10%以上を下回った。親会社株主に帰属する当期純利益は102億3700万円だった。営業外費用61億5000万円と特別損失53億3700万円が、最終利益を押し下げた。AGP2020も営業利益率10%以上を掲げ、データに基づく意思決定で収益性を高めるとした。売上の規模と利益の開きを埋める課題は、次の計画期間へ持ち越された。
- アシックス 有価証券報告書(2015年12月期)
- [49]2015年12月期の連結売上高428,496百万円、営業利益27,448百万円
- [51]2015年12月期の親会社株主に帰属する当期純利益10,237百万円
- [52]2015年12月期の営業外費用6,150百万円、特別損失5,337百万円、経常利益22,533百万円
- アシックス「新中期経営計画「アシックス・グロース・プラン(AGP)2015」の策定について」(2010年11月16日)
- [50]AGP2015の営業利益率目標は10%以上(2015年12月期実績は27,448÷428,496=6.4%)
- アシックス「新中期経営計画「ASICS Growth Plan (AGP) 2020」の策定について」(2016年2月12日)
- [53]AGP2020の営業利益率目標10%以上。卓越したオペレーションの追求として、データに基づいた意思決定により収益性を高める
参考文献[38]-[53]
- アシックス「当社子会社であるアシックス商事株式会社(証券コード9814)株券に対する公開買付けの開始に関するお知らせ」(2013年11月6日)
- [38]2013年11月6日の取締役会で、アシックス商事の完全子会社化を目的とする公開買付けの実施を決議
- [39]山陰アシックス工業を通じた間接所有分と合わせ所有株式割合52.69%、アシックス商事は東京証券取引所市場第二部に上場
- [40]AGP2015目標必達のため完全子会社化し、経営資源の集中、商品イノベーション、管理、マーケティング等の協業を通じて成長速度の加速と競争基盤の拡充を目指す
- [41]完全子会社化は親子上場に係る潜在的な利益相反問題の可能性を排除し、上場維持コストの負担を軽減する
- アシックス 有価証券報告書 第72期(2025年12月期)【沿革】
- [42]2014年3月、公開買付け及び株式交換によりアシックス商事及びその子会社を完全子会社化
- アシックス 有価証券報告書(2015年12月期)
- [43]2015年12月期の連結売上高428,496百万円
- [49]2015年12月期の連結売上高428,496百万円、営業利益27,448百万円
- [51]2015年12月期の親会社株主に帰属する当期純利益10,237百万円
- [52]2015年12月期の営業外費用6,150百万円、特別損失5,337百万円、経常利益22,533百万円
- アシックス「新中期経営計画「アシックス・グロース・プラン(AGP)2015」の策定について」(2010年11月16日)
- [44]AGP2015の2015年度の売上高目標は4,000億円以上
- [50]AGP2015の営業利益率目標は10%以上(2015年12月期実績は27,448÷428,496=6.4%)
- アシックス 有価証券報告書(2014年12月期)
- [45]2014年3月期の次の期が2014年12月期(決算期を3月から12月に変更)
- アシックス「新中期経営計画「ASICS Growth Plan (AGP) 2020」の策定について」(2016年2月12日)
- [46]平成28年2月12日、代表取締役社長CEO尾山基氏の名で新中期経営計画AGP2020の策定を公表。実効期間は2016年1月1日から2020年12月31日
- [47]財務目標は売上高7,500億円以上、営業利益率10%以上、ROE15%以上
- [48]コア戦略の(1)はDTCマインドへの転換。商品企画から販売まですべてのプロセスをお客様と直接的なコミュニケーションが可能なDTC起点に転換する
- [53]AGP2020の営業利益率目標10%以上。卓越したオペレーションの追求として、データに基づいた意思決定により収益性を高める
2007年〜2015年の業績
| 決算期 | 区分 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 純利益 | 主な投資 | ||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 億円 | YoY | 億円 | 億円 | 利益率 | 億円 | |||
| 2007年03月期 | 連結 | 1,945 | n/a | 202 | 222 | 11.4% | 139 | n/a |
| 2008年03月期 | 連結 | 2,262 | +16.3% | 234 | 211 | 9.3% | 131 | n/a |
| 2009年03月期 | 連結 | 2,419 | +6.9% | 226 | 210 | 8.7% | 131 | n/a |
| 2010年03月期 | 連結 | 2,244 | ▲7.2% | 176 | 182 | 8.1% | 83 | n/a |
| 2011年03月期 | 連結 | 2,353 | +4.9% | 216 | 195 | 8.3% | 110 | n/a |
| 2012年03月期 | 連結 | 2,478 | +5.3% | 196 | 197 | 7.9% | 126 | n/a |
| 2013年03月期 | 連結 | 2,602 | +5.0% | 187 | 205 | 7.9% | 138 | n/a |
| 2014年12月期 | 連結 | 3,541 | +36.1% | 305 | 343 | 9.7% | 223 | n/a |
| 2015年12月期 | 連結 | 4,285 | +21.0% | 274 | 225 | 5.3% | 102 | n/a |
出典・参考
14件
- アシックス 有価証券報告書(2008年3月期)
- アシックス 有価証券報告書(2010年3月期)
- アシックス 有価証券報告書(2011年3月期)
- アシックス 有価証券報告書(2014年12月期)
- アシックス 有価証券報告書(2015年12月期)
- アシックス 有価証券報告書 第72期(2025年12月期)【沿革】
- アシックス「アシックス商事株式会社との資本・業務提携及び同社株式に対する公開買付けの開始に関するお知らせ」(2007年8月17日)
- アシックス「代表取締役の異動に関するお知らせ」(2008年2月8日)
- アシックス「当社子会社による株式の取得(孫会社化)に関するお知らせ」(2009年3月31日)
- アシックス「HAGLÖFS HOLDING AB の株式の取得(子会社化)に関するお知らせ」(2010年7月12日)
- アシックス「新中期経営計画「アシックス・グロース・プラン(AGP)2015」の策定について」(2010年11月16日)
- アシックス「国内のグループ組織再編(吸収分割および吸収合併)に関するお知らせ」(2012年7月19日)
- アシックス「当社子会社であるアシックス商事株式会社(証券コード9814)株券に対する公開買付けの開始に関するお知らせ」(2013年11月6日)
- アシックス「新中期経営計画「ASICS Growth Plan (AGP) 2020」の策定について」(2016年2月12日)