- 1949年源流(鬼塚商会発足)以来の歴代社長は7名。創業者・初代の鬼塚喜八郎氏(1949〜1992年)が43年間率いた創業期、第2代・三原聖治氏(1992〜1996)、第3代・高橋義行氏(1996〜2001)、第4代・和田清美氏(2001〜2008)、第5代・尾山基氏(2008〜2018、晩年は会長兼社長CEO)、第6代・廣田康人氏(2018〜2024年1月社長COO、2024年1月以降会長CEO)、第7代・富永満之氏(2024年1月〜現任、社長COO)。創業家の鬼塚家以外のプロ経営者が承継してきた点が、同業のヨネックス(米山家3代承継)と対照的である。
- 第5代・尾山基氏(1951年2月生、日商岩井(現 双日)を経てアシックス)は2008年から2018年まで10年間社長を務め、晩年の2016年からは代表取締役会長兼社長CEOとして経営の中軸を担った。長期ビジョンVISION 2030と「中期経営計画2023」を策定し、サステナビリティを経営の中核に置く方針を提示した。
- 第6代・廣田康人氏(1956年11月生、三菱商事入社)は2018年に社長COOとして就任、2024年1月に会長CEOへ移行。在任6年で営業利益を105億円(FY18)→1,001億円(FY24)と約9.5倍に拡大、FY18・FY20の連続赤字からの劇的な反転を主導した。在任末期に株式分割・自己株式取得500億円・財団設立等の資本政策を集中実行した。
- 第7代・富永満之氏(1962年3月生、アンダーセン・コンサルティング(現アクセンチュア)ニューヨークオフィス入社)は2024年1月に社長COOへ就任。アシックス初の外資系コンサルティング出身社長で、中期経営計画2026最終年度(2026年)の数値目標達成と次期中計策定を主導している。