- 創業
- 1958年、伊藤雅俊氏が株式会社ヨーカ堂を設立し、以後34年にわたって社長を務めた。1992年に総会屋への利益供与事件で引責辞任してからは、創業家から社長は出ていない。2005年発足の持株会社でも同じで、二男の伊藤順朗氏が2025年に就いたのは会長職である。
- 登用
- 持株会社の社長はまだ3代しかいない。村田紀敏氏はイトーヨーカ堂、井阪隆一氏はセブン-イレブン・ジャパンの生え抜きで、いずれも中核事業会社の役員を通ってきた。2025年就任のスティーブン・ヘイズ・デイカス氏は社外取締役からの横滑りで、外部出身も日本人以外も初めてである。
- 任期
- 長期政権を敷いたのは社長ではなく会長だった。1973年にセブン-イレブンを日本へ持ち込んだ鈴木敏文氏が2016年まで24年グループの頂点にあり、その間の社長の任期は約11年。以後は井阪隆一氏が9年、2025年就任のスティーブン・ヘイズ・デイカス氏が現任で、社長がトップである期間はまだ10年に満たない。
- 含意
- 2016年4月、鈴木敏文氏が出した井阪隆一氏の交代人事案は、取締役会で賛成7・反対6・棄権2となり否決された。任意の指名委員会で承認が得られなかった事実が社外取締役を動かしている。答申しかできない委員会でも実力者を退場させた社だが、いまはその委員会に現社長も入っており、選ぶ側と選ばれる側は分かれきっていない。
歴代社長2005年201020202026年
2005〜2014年・10年/生え抜き
2015〜2024年・10年/生え抜き
2025年〜現在・2年/外部出身