山陽特殊製鋼:Ovako買収と日本製鉄の完全子会社化
2006年〜新日本製鐵への自己株式売却と議決権15.03%、売上高955億円への縮小と第8次中期経営計画
2006年2月、山陽特殊製鋼は新日本製鐵と業務提携を結ぶことで合意した。同年6月には自己株式を58億52百万円で新日本製鐵へ売り渡し、あわせて新日本製鐵の株式も取得した。新日本製鐵の議決権比率は15.03%となり、山陽特殊製鋼はその持分法適用関連会社に入った。当時は2005年度に始めた第6次中期連結経営計画の途上で、売上高経常利益率10%以上を安定して出せる収益構造を目標に掲げていた。2007年3月期は鉄スクラップやニッケルの値上がりで減益となったものの、経常利益率は12.6%と目標を上回った。次の第7次計画の立案にあたっては、業界の統合と再編の動きを見極めるとした。独立を保ったまま大手高炉と資本で結び、原料高と再編に備える布石だったとみられる。
- 山陽特殊製鋼 有価証券報告書 第112期(2024年3月期)【沿革】
- [1]2006年2月、新日本製鐵(現 日本製鉄)と業務提携の実施について合意
- 山陽特殊製鋼 Annual Report 2007
- [2]2006年6月、2006年2月の業務提携に基づき自己株式を新日本製鐵へ売却し、新日本製鐵の株式を取得。自己株式の売却額5,852百万円
- [3]新日本製鐵の議決権比率15.03%、2006年6月に新日本製鐵の持分法適用関連会社となる
- [4]2005年度からの3カ年の中期連結経営計画(第6次)は、ROS10%以上を安定的に達成する収益構造の確立を目指し、2008年3月期の連結経常利益目標140億円
- [5]2007年3月期は販売数量の減少と鉄スクラップ・ニッケル等の原料高で減益、連結経常利益17,947百万円、ROS12.6%
- [6]2008年度からの第7次中期連結経営計画の策定にあたり、業界の統合・再編の動向を注視するとした
2007年3月期のうちに、第二製鋼工場の生産性向上、鋼管工場の増強、自由鍛造用の加熱炉の新設を終え、第6次計画の設備は出そろった。2008年度には第7次中期連結経営計画が始まったが、その途中で需要が急減した。2010年3月期の連結売上高は955億17百万円に縮み、経常損益は36億32百万円の損失となった。翌2011年3月期には数量の戻りと原価の削減で、売上高1595億12百万円、経常利益133億96百万円まで回復した。2011年9月、社長の藤原信義氏は第8次計画の重点施策に、第7次計画の設備を生かして増産で応じる余力を持つことを加えた。好況期に整えた設備が、需要急減からの回復を1年で済ませる下地になったと考えられる。
- 山陽特殊製鋼 Annual Report 2007
- [7]2007年3月期末までに第二製鋼工場の生産性向上投資、鋼管工場の拡張、自由鍛造用の新加熱炉の設置を完了し、第6次中期連結経営計画の効率生産の条件が整った
- [8]2008年度から第7次中期連結経営計画を開始
- 山陽特殊製鋼 Annual Report 2011
- [9]2010年3月期(2009年度)の連結売上高95,517百万円、経常損失3,632百万円
- [10]2011年3月期(2010年度)は販売数量の拡大とコスト削減で連結売上高159,512百万円、経常利益13,396百万円
- [11]第8次中期経営計画の重点施策に、第7次計画で実施した設備投資を活用して需要構造の変化に応じる上方弾力性の確保を掲げた(社長 藤原信義、2011年9月)
第8次中期経営計画(2011〜2013年度)は、新興国の台頭と低炭素化による需要構造の変化を、機会とも危険とも捉えるところから出発した。軸に置いたのは価格以外の競争力である。原燃料価格の変動を販売価格へ映す鉄スクラップサーチャージ制度を広げ、中国・インド・ASEANの拠点で輸出比率を引き上げるとした。国内では2011年11月に5,000トン自由鍛造プレス機、2012年7月に60トン連続鋳造設備を完成させた。海外では2011年2月に上海へ貿易会社を設け、2012年9月にはインドのMahindra Sanyo Special Steelへ出資した。国内の設備で素材の品質を上げながら、需要の伸びる新興国に足場を置く二正面の計画だったといえる。
- 山陽特殊製鋼 Annual Report 2011
- [12]第8次中期経営計画は、新興国の台頭による世界経済の多極化と低炭素社会の進展による需要構造の変化を、事業機会であると同時にリスクと位置づけた
- [13]非価格競争力の強化、鉄スクラップサーチャージ制度の適用拡大による適正マージンの確保、中国・インド・ASEANの海外拠点整備と輸出比率の引き上げを重点施策とした
- 山陽特殊製鋼 有価証券報告書 第112期(2024年3月期)【沿革】
- [14]2011年11月 5,000トン自由鍛造プレス機完成、2012年7月 60トン連続鋳造設備完成
- [15]2011年2月 山陽特殊鋼貿易(上海)有限公司を設立、2012年9月 Mahindra Sanyo Special Steel Pvt. Ltd.(インド)に出資
参考文献[1]-[15]
- 山陽特殊製鋼 有価証券報告書 第112期(2024年3月期)【沿革】
- [1]2006年2月、新日本製鐵(現 日本製鉄)と業務提携の実施について合意
- [14]2011年11月 5,000トン自由鍛造プレス機完成、2012年7月 60トン連続鋳造設備完成
- [15]2011年2月 山陽特殊鋼貿易(上海)有限公司を設立、2012年9月 Mahindra Sanyo Special Steel Pvt. Ltd.(インド)に出資
- 山陽特殊製鋼 Annual Report 2007
- [2]2006年6月、2006年2月の業務提携に基づき自己株式を新日本製鐵へ売却し、新日本製鐵の株式を取得。自己株式の売却額5,852百万円
- [3]新日本製鐵の議決権比率15.03%、2006年6月に新日本製鐵の持分法適用関連会社となる
- [4]2005年度からの3カ年の中期連結経営計画(第6次)は、ROS10%以上を安定的に達成する収益構造の確立を目指し、2008年3月期の連結経常利益目標140億円
- [5]2007年3月期は販売数量の減少と鉄スクラップ・ニッケル等の原料高で減益、連結経常利益17,947百万円、ROS12.6%
- [6]2008年度からの第7次中期連結経営計画の策定にあたり、業界の統合・再編の動向を注視するとした
- [7]2007年3月期末までに第二製鋼工場の生産性向上投資、鋼管工場の拡張、自由鍛造用の新加熱炉の設置を完了し、第6次中期連結経営計画の効率生産の条件が整った
- [8]2008年度から第7次中期連結経営計画を開始
- 山陽特殊製鋼 Annual Report 2011
- [9]2010年3月期(2009年度)の連結売上高95,517百万円、経常損失3,632百万円
- [10]2011年3月期(2010年度)は販売数量の拡大とコスト削減で連結売上高159,512百万円、経常利益13,396百万円
- [11]第8次中期経営計画の重点施策に、第7次計画で実施した設備投資を活用して需要構造の変化に応じる上方弾力性の確保を掲げた(社長 藤原信義、2011年9月)
- [12]第8次中期経営計画は、新興国の台頭による世界経済の多極化と低炭素社会の進展による需要構造の変化を、事業機会であると同時にリスクと位置づけた
- [13]非価格競争力の強化、鉄スクラップサーチャージ制度の適用拡大による適正マージンの確保、中国・インド・ASEANの海外拠点整備と輸出比率の引き上げを重点施策とした
2014年〜メキシコ工場と売上高目標2000億円、投資枠500億円の第10次中期経営計画とOvakoの約630億円での取得
第9次中期経営計画(2014〜2016年度)は、2013年度に1616億円だった連結売上高を2016年度に2000億円とする目標を置いた。鋼材は第7次・第8次計画で強めた生産能力で需要を取り込み、鋼材以外の事業には経営資源を積極的に配るとした。素形材事業では売上を2013年度の1.5倍にする目標を掲げ、2014年9月にタイ、2015年11月にメキシコへ現地法人を設けた。メキシコでは2016年4月、自動車産業の集まるグアナフアト州アバソロで一貫工場の建設に入った。鍛造・機械加工・熱処理を1カ所で手がける工場で、素形材の拠点はこれで6カ所になった。しかし2017年3月期の連結売上高は1386億80百万円にとどまり、目標との差は600億円を超えた。
- 山陽特殊製鋼 Annual Report 2016
- [16]第9次中期経営計画(2014〜2016年度)の財務目標、連結売上高は2013年度実績1,616億円に対し2016年度目標2,000億円
- [17]鋼材事業は第7次・第8次計画で強化した生産能力を生かして需要を取り込み、非鋼材事業には経営資源を積極投入して拡大する
- [19]2016年4月5日、グアナフアト州アバソロで鍛造・機械加工・熱処理の一貫工場の建設に着手。素形材セグメントの拠点は日本・中国・米国・インド・タイ・メキシコの6カ所となる
- [20]2016年4月5日、グアナフアト州アバソロで鍛造・機械加工・熱処理の一貫工場の建設に着手。素形材セグメントの拠点は日本・中国・米国・インド・タイ・メキシコの6カ所となる
- 山陽特殊製鋼 有価証券報告書 第112期(2024年3月期)【沿革】
- [18]素形材事業の売上を2013年度の1.5倍に拡大する施策を実施。2014年9月 Siam Sanyo Special Steel Product(タイ)、2015年11月 Sanyo Special Steel Manufacturing de México を設立
- 山陽特殊製鋼 有価証券報告書 第105期(2017年3月期)
- [21]2017年3月期の連結売上高138,680百万円
2017年5月、社長の樋口眞哉氏は第10次中期経営計画を示し、3年間の投資枠を500億円とした。この枠は、D/Eレシオを0.2倍以下に保ち、減価償却費を過去の最高水準に収めるという2つの条件から割り出していた。中身は生産構造の改革で、60トン系列の第一工場のコストを150トン系列の第二工場に近づけるとした。数量の大きな伸びは見込まず、中国・韓国の鉄鋼メーカーが力を付けるなかで、現地材では満たせない用途に的を絞った。高速鉄道や航空機に向けた軸受鋼を、世界の顧客へ売る方針である。計画期間中には第二棒線工場にRSB圧延機を入れ、小径化と小ロット化の進む受注に備えた。M&Aは在庫や熱処理などの小ぶりな案件を探すにとどめていた。
- 山陽特殊製鋼 2016年度決算および第10次中期経営計画説明会 主な質疑応答(要旨)(2017年5月19日)
- [22]2017年5月19日、社長 樋口眞哉が第10次中期経営計画を説明。計画の投資額は500億円
- [23]投資500億円の枠は、D/Eレシオ0.2倍以下と減価償却費を過去のピークに抑える水準の2点から設定
- [24]生産構造改革で60t系列(第一工場)のコストを150t系列(第二工場)に近いレベルにし、互換性のある工程を持つことでBCPにもつなげる
- [25]数量の大幅な伸びは想定せず、中国・韓国ミルの競争力が増すなか、高速鉄道・航空機など厳しい用途向けの軸受鋼をグローバルに伸ばす
- [26]数量の大幅な伸びは想定せず、中国・韓国ミルの競争力が増すなか、高速鉄道・航空機など厳しい用途向けの軸受鋼をグローバルに伸ばす
- [28]M&Aは在庫・熱処理など小ぶりの投資で良いものを探す
- 山陽特殊製鋼 2020年度決算および次期経営計画説明会 質疑応答(要旨)(2021年4月30日)
- [27]第10次中期経営計画期間の第2棒線工場投資は受注の小径化・小ロット化への対応と品質向上が目的で、RSB圧延機を導入
2018年11月、取締役常務執行役員の髙橋幸三氏は、新日鐵住金およびOvakoとの統合は競争当局の認可待ちだと説明した。2019年3月、山陽特殊製鋼は新日鐵住金の連結子会社となり、同時にスウェーデンの特殊鋼メーカーOvakoの持株会社と子会社を連結した。新日鐵住金の持株は485万1千株から2886万3千株へ増え、比率は51.34%に達した。Ovakoの株式は新日鐵住金から買い取り、当初672億円と見込んだ価格は、キャッシュ・フローに基づく調整を経て約630億円に落ち着いた。軸受鋼は山陽特殊製鋼へ、機械構造用鋼は新日鐵住金へ生産を寄せる方針も立てたが、顧客の認証が要るため本格化には2〜3年かかると見ていた。小ぶりの買収を探すとした2年前の方針を越え、親会社の傘下に入るのと引き換えに欧州の生産拠点を得た取引だった。
- 山陽特殊製鋼 2018年度第2四半期決算説明会 主な質疑応答(要旨)(2018年11月16日)
- [29]新日鐵住金・OVAKOとの統合について、競争当局の認可がおりていないため詳しい議論ができないと説明(取締役常務執行役員 高橋幸三)
- 山陽特殊製鋼 有価証券報告書 第112期(2024年3月期)【沿革】
- [30]2019年3月、新日鐵住金(現 日本製鉄)の連結子会社となる。Triako Holdco AB(現 Ovako Group AB、スウェーデン)およびその子会社を連結子会社化
- 山陽特殊製鋼 有価証券報告書 第106期(2018年3月期)【大株主の状況】/山陽特殊製鋼 有価証券報告書 第107期(2019年3月期)【大株主の状況】
- [31]新日鐵住金の所有株式数は2018年3月末4,851千株(15.06%)、2019年3月末28,863千株(51.34%)
- 山陽特殊製鋼 2019年度上期決算説明会 Q&A Summary(2019年11月21日)
- [32]Ovako株式はNippon Steel(当時 新日鐵住金)から取得し、子会社化時点のキャッシュ・フローに基づく価格調整により、当初見込み672億円に対し約630億円で取得
- [33]山陽が日本製鉄の軸受鋼の製造を、日本製鉄が山陽の機械構造用鋼の製造を引き受ける方向。受注の移管には顧客の承認が要り、大規模な実現には2〜3年かかる
参考文献[16]-[33]
- 山陽特殊製鋼 Annual Report 2016
- [16]第9次中期経営計画(2014〜2016年度)の財務目標、連結売上高は2013年度実績1,616億円に対し2016年度目標2,000億円
- [17]鋼材事業は第7次・第8次計画で強化した生産能力を生かして需要を取り込み、非鋼材事業には経営資源を積極投入して拡大する
- [19]2016年4月5日、グアナフアト州アバソロで鍛造・機械加工・熱処理の一貫工場の建設に着手。素形材セグメントの拠点は日本・中国・米国・インド・タイ・メキシコの6カ所となる
- [20]2016年4月5日、グアナフアト州アバソロで鍛造・機械加工・熱処理の一貫工場の建設に着手。素形材セグメントの拠点は日本・中国・米国・インド・タイ・メキシコの6カ所となる
- 山陽特殊製鋼 有価証券報告書 第112期(2024年3月期)【沿革】
- [18]素形材事業の売上を2013年度の1.5倍に拡大する施策を実施。2014年9月 Siam Sanyo Special Steel Product(タイ)、2015年11月 Sanyo Special Steel Manufacturing de México を設立
- [30]2019年3月、新日鐵住金(現 日本製鉄)の連結子会社となる。Triako Holdco AB(現 Ovako Group AB、スウェーデン)およびその子会社を連結子会社化
- 山陽特殊製鋼 有価証券報告書 第105期(2017年3月期)
- [21]2017年3月期の連結売上高138,680百万円
- 山陽特殊製鋼 2016年度決算および第10次中期経営計画説明会 主な質疑応答(要旨)(2017年5月19日)
- [22]2017年5月19日、社長 樋口眞哉が第10次中期経営計画を説明。計画の投資額は500億円
- [23]投資500億円の枠は、D/Eレシオ0.2倍以下と減価償却費を過去のピークに抑える水準の2点から設定
- [24]生産構造改革で60t系列(第一工場)のコストを150t系列(第二工場)に近いレベルにし、互換性のある工程を持つことでBCPにもつなげる
- [25]数量の大幅な伸びは想定せず、中国・韓国ミルの競争力が増すなか、高速鉄道・航空機など厳しい用途向けの軸受鋼をグローバルに伸ばす
- [26]数量の大幅な伸びは想定せず、中国・韓国ミルの競争力が増すなか、高速鉄道・航空機など厳しい用途向けの軸受鋼をグローバルに伸ばす
- [28]M&Aは在庫・熱処理など小ぶりの投資で良いものを探す
- 山陽特殊製鋼 2020年度決算および次期経営計画説明会 質疑応答(要旨)(2021年4月30日)
- [27]第10次中期経営計画期間の第2棒線工場投資は受注の小径化・小ロット化への対応と品質向上が目的で、RSB圧延機を導入
- 山陽特殊製鋼 2018年度第2四半期決算説明会 主な質疑応答(要旨)(2018年11月16日)
- [29]新日鐵住金・OVAKOとの統合について、競争当局の認可がおりていないため詳しい議論ができないと説明(取締役常務執行役員 高橋幸三)
- 山陽特殊製鋼 有価証券報告書 第106期(2018年3月期)【大株主の状況】/山陽特殊製鋼 有価証券報告書 第107期(2019年3月期)【大株主の状況】
- [31]新日鐵住金の所有株式数は2018年3月末4,851千株(15.06%)、2019年3月末28,863千株(51.34%)
- 山陽特殊製鋼 2019年度上期決算説明会 Q&A Summary(2019年11月21日)
- [32]Ovako株式はNippon Steel(当時 新日鐵住金)から取得し、子会社化時点のキャッシュ・フローに基づく価格調整により、当初見込み672億円に対し約630億円で取得
- [33]山陽が日本製鉄の軸受鋼の製造を、日本製鉄が山陽の機械構造用鋼の製造を引き受ける方向。受注の移管には顧客の承認が要り、大規模な実現には2〜3年かかる
2019年〜Ovakoの2期連続営業赤字と3社シナジー100億円、2025年中期経営計画の見直しと日本製鉄の完全子会社化
Ovakoを連結した2019年度、欧州では自動車販売の減少と顧客の在庫調整が重なった。Ovakoの売上数量は前年度比15%減り、経常損益は9億円の損失となった。単体も2019年度下期から在庫を減らす減産に入っており、2020年4〜6月期の単体売上数量はリーマン・ショック並みの13万7千トンまで減少した。2020年7月、樋口氏はOvakoの2020年度の営業損益を35億円の損失と見込んだ。翌年度にのれん償却額25億円を上回る営業利益を出せなければ、減損の兆候に当たるとも説明した。インドの子会社MSSSは2019年度にのれんを一括償却し、2021年4月には固定資産の減損に至った。買収から1年余りで、海外2拠点の資産価値が同時に問われた。
- 山陽特殊製鋼 2020年度第1四半期決算説明会 社長冒頭コメントおよび主な質疑応答(要旨)(2020年7月31日)
- [34]2019年度の欧州特殊鋼需要は規制変更に伴う自動車販売の減少等で低迷し、顧客の在庫調整が年末まで継続。Ovakoの2019年度売上数量は前年度比15%減、経常利益は9億円の赤字
- [35]2019年度の欧州特殊鋼需要は規制変更に伴う自動車販売の減少等で低迷し、顧客の在庫調整が年末まで継続。Ovakoの2019年度売上数量は前年度比15%減、経常利益は9億円の赤字
- [36]2019年度下期から在庫圧縮を目的とした生産抑制を実施。2020年度第1四半期の単体販売数量13万7千tはリーマンショック並みの低水準
- [37]Ovakoの2020年度営業利益は35億円の赤字見通しで営業赤字は2期連続となり、来年度にのれん償却額25億円を上回る営業利益を計上できないと減損の兆候ありとなる(社長 樋口眞哉)
- [38]Ovakoの2020年度営業利益は35億円の赤字見通しで営業赤字は2期連続となり、来年度にのれん償却額25億円を上回る営業利益を計上できないと減損の兆候ありとなる(社長 樋口眞哉)
- 山陽特殊製鋼 2020年度第1四半期決算説明会 社長冒頭コメントおよび主な質疑応答(要旨)(2020年7月31日)/山陽特殊製鋼 2020年度決算および次期経営計画説明会 質疑応答(要旨)(2021年4月30日)
- [39]MSSSは2019年度にのれんを一括償却。2021年4月、新型コロナウイルスの再拡大による酸素供給の停止などを踏まえ固定資産の減損を実施
2021年4月、樋口氏は2025年度までの次期経営計画を示し、単体の販売数量を月7万5千トンと置いた。在庫調整が始まった2019年度上期の水準で、少子高齢化・地産地消・EV化で需要全体が細るという見方に立っていた。数量が低くても一定の利益を出せるよう、損益分岐点を下げることが眼目だった。山陽特殊製鋼・Ovako・日本製鉄の3社では、100億円程度の相乗効果を2024年度までに出しきる段取りを組んだ。Ovakoは2022年1月に製造工程のカーボンニュートラルへ移り、全鋼材に気候サーチャージを乗せた。2023年9月には脱化石電力で水素をつくるプラントを動かした。赤字を問われたOvakoは、欧州の脱炭素規制を販売条件に変える拠点へ位置づけが移ったとみられる。
- 山陽特殊製鋼 2020年度決算および次期経営計画説明会 質疑応答(要旨)(2021年4月30日)
- [40]2021年4月30日、社長 樋口眞哉が次期経営計画を説明。単独の販売数量75千トン/月
- [41]75千トン/月は在庫調整に入り始めた2019年度上期の水準。3社連携のシナジーは織り込んだが、少子高齢化・地産地消・EV化の進展で全体として需要が減少するとみた
- [42]損益分岐点を下げ、この数量レベルでも一定の利益を出せる企業基盤を確立する
- 山陽特殊製鋼 統合報告書 2024
- [43]当社・OVAKO・日本製鉄の3社で100億円程度のシナジーを、3年目(2021年度)に50%、6年目(2024年度)に100%発揮する計画
- 山陽特殊製鋼 統合報告書 2024/山陽特殊製鋼 2021年度第3四半期決算説明会 質疑応答(要旨)(2022年1月27日)
- [44]OVAKOは2022年1月にカーボンニュートラルに移行し全鋼材に気候サーチャージを適用、2023年9月に脱化石電力による水の電気分解で水素を生成するプラントを稼働
- [45]OVAKOは2022年1月にカーボンニュートラルに移行し全鋼材に気候サーチャージを適用、2023年9月に脱化石電力による水の電気分解で水素を生成するプラントを稼働
2023年7月28日、山陽特殊製鋼は資源価格の高騰やEV化の加速と、業績の計画超過を踏まえて2025年中期経営計画を見直した。2024年3月期は販売数量の減少とOvakoの一過性利益の縮小が響き、連結経常利益は前期比167億円減の121億円となった。2025年1月、取締役常務執行役員の八並敬之氏は、需要が過去の水準まで回復しない前提で施策を組むと説明した。Ovakoでは人員削減を前倒しで進めていた。同年3月19日には親会社の日本製鉄による公開買付けの結果を公表し、3月28日には株式売渡請求の承認と上場廃止を知らせた。4月22日に上場廃止を知らせ、日本製鉄の完全子会社となった。2006年に議決権15%で始まった資本関係は、19年をかけて全株式の保有に行き着いた。
- 山陽特殊製鋼 統合報告書 2024
- [46]資源価格のインフレ、人的資源の制約拡大、EV化・カーボンニュートラルの加速などの環境変化と、足下の業績が当初計画を過達していることを踏まえ、2023年7月28日に2025年中期経営計画を見直した
- [47]2023年度は売上数量の減少、販売構成の悪化、OVAKOの売上数量の減少や一過性影響の縮小などにより、連結経常利益は前期比167億円減の121億円
- 山陽特殊製鋼 2024年度第3四半期決算説明会 質疑応答(要旨)(2025年1月31日)
- [48]全体としては過去の需要水準には戻らないという前提で施策を検討する必要がある。OVAKOでは欧州の数量リスクを踏まえ人員削減等のコストダウン施策を前倒しで実施(取締役常務執行役員 八並敬之)
- [49]全体としては過去の需要水準には戻らないという前提で施策を検討する必要がある。OVAKOでは欧州の数量リスクを踏まえ人員削減等のコストダウン施策を前倒しで実施(取締役常務執行役員 八並敬之)
- 山陽特殊製鋼 お知らせ「当社親会社である日本製鉄株式会社による当社株式に対する公開買付けの結果に関するお知らせ」(2025年3月19日)/山陽特殊製鋼 お知らせ「日本製鉄株式会社による当社株式に係る株式売渡請求を行うことの決定、当該株式売渡請求に係る承認及び当社株式の上場廃止に関するお知らせ」(2025年3月28日)
- [50]2025年3月19日に日本製鉄による公開買付けの結果を、3月28日に日本製鉄による株式売渡請求の決定・当該請求の承認・上場廃止を公表
- 山陽特殊製鋼 お知らせ「当社株式の上場廃止のお知らせ」(2025年4月22日)/山陽特殊製鋼 お知らせ「日本製鉄株式会社による当社株式に係る株式売渡請求を行うことの決定、当該株式売渡請求に係る承認及び当社株式の上場廃止に関するお知らせ」(2025年3月28日)
- [51]2025年4月22日、当社株式の上場廃止を公表。株式売渡請求により日本製鉄が全株式を取得
参考文献[34]-[51]
- 山陽特殊製鋼 2020年度第1四半期決算説明会 社長冒頭コメントおよび主な質疑応答(要旨)(2020年7月31日)
- [34]2019年度の欧州特殊鋼需要は規制変更に伴う自動車販売の減少等で低迷し、顧客の在庫調整が年末まで継続。Ovakoの2019年度売上数量は前年度比15%減、経常利益は9億円の赤字
- [35]2019年度の欧州特殊鋼需要は規制変更に伴う自動車販売の減少等で低迷し、顧客の在庫調整が年末まで継続。Ovakoの2019年度売上数量は前年度比15%減、経常利益は9億円の赤字
- [36]2019年度下期から在庫圧縮を目的とした生産抑制を実施。2020年度第1四半期の単体販売数量13万7千tはリーマンショック並みの低水準
- [37]Ovakoの2020年度営業利益は35億円の赤字見通しで営業赤字は2期連続となり、来年度にのれん償却額25億円を上回る営業利益を計上できないと減損の兆候ありとなる(社長 樋口眞哉)
- [38]Ovakoの2020年度営業利益は35億円の赤字見通しで営業赤字は2期連続となり、来年度にのれん償却額25億円を上回る営業利益を計上できないと減損の兆候ありとなる(社長 樋口眞哉)
- 山陽特殊製鋼 2020年度第1四半期決算説明会 社長冒頭コメントおよび主な質疑応答(要旨)(2020年7月31日)/山陽特殊製鋼 2020年度決算および次期経営計画説明会 質疑応答(要旨)(2021年4月30日)
- [39]MSSSは2019年度にのれんを一括償却。2021年4月、新型コロナウイルスの再拡大による酸素供給の停止などを踏まえ固定資産の減損を実施
- 山陽特殊製鋼 2020年度決算および次期経営計画説明会 質疑応答(要旨)(2021年4月30日)
- [40]2021年4月30日、社長 樋口眞哉が次期経営計画を説明。単独の販売数量75千トン/月
- [41]75千トン/月は在庫調整に入り始めた2019年度上期の水準。3社連携のシナジーは織り込んだが、少子高齢化・地産地消・EV化の進展で全体として需要が減少するとみた
- [42]損益分岐点を下げ、この数量レベルでも一定の利益を出せる企業基盤を確立する
- 山陽特殊製鋼 統合報告書 2024
- [43]当社・OVAKO・日本製鉄の3社で100億円程度のシナジーを、3年目(2021年度)に50%、6年目(2024年度)に100%発揮する計画
- [46]資源価格のインフレ、人的資源の制約拡大、EV化・カーボンニュートラルの加速などの環境変化と、足下の業績が当初計画を過達していることを踏まえ、2023年7月28日に2025年中期経営計画を見直した
- [47]2023年度は売上数量の減少、販売構成の悪化、OVAKOの売上数量の減少や一過性影響の縮小などにより、連結経常利益は前期比167億円減の121億円
- 山陽特殊製鋼 統合報告書 2024/山陽特殊製鋼 2021年度第3四半期決算説明会 質疑応答(要旨)(2022年1月27日)
- [44]OVAKOは2022年1月にカーボンニュートラルに移行し全鋼材に気候サーチャージを適用、2023年9月に脱化石電力による水の電気分解で水素を生成するプラントを稼働
- [45]OVAKOは2022年1月にカーボンニュートラルに移行し全鋼材に気候サーチャージを適用、2023年9月に脱化石電力による水の電気分解で水素を生成するプラントを稼働
- 山陽特殊製鋼 2024年度第3四半期決算説明会 質疑応答(要旨)(2025年1月31日)
- [48]全体としては過去の需要水準には戻らないという前提で施策を検討する必要がある。OVAKOでは欧州の数量リスクを踏まえ人員削減等のコストダウン施策を前倒しで実施(取締役常務執行役員 八並敬之)
- [49]全体としては過去の需要水準には戻らないという前提で施策を検討する必要がある。OVAKOでは欧州の数量リスクを踏まえ人員削減等のコストダウン施策を前倒しで実施(取締役常務執行役員 八並敬之)
- 山陽特殊製鋼 お知らせ「当社親会社である日本製鉄株式会社による当社株式に対する公開買付けの結果に関するお知らせ」(2025年3月19日)/山陽特殊製鋼 お知らせ「日本製鉄株式会社による当社株式に係る株式売渡請求を行うことの決定、当該株式売渡請求に係る承認及び当社株式の上場廃止に関するお知らせ」(2025年3月28日)
- [50]2025年3月19日に日本製鉄による公開買付けの結果を、3月28日に日本製鉄による株式売渡請求の決定・当該請求の承認・上場廃止を公表
- 山陽特殊製鋼 お知らせ「当社株式の上場廃止のお知らせ」(2025年4月22日)/山陽特殊製鋼 お知らせ「日本製鉄株式会社による当社株式に係る株式売渡請求を行うことの決定、当該株式売渡請求に係る承認及び当社株式の上場廃止に関するお知らせ」(2025年3月28日)
- [51]2025年4月22日、当社株式の上場廃止を公表。株式売渡請求により日本製鉄が全株式を取得
筆者考察
山陽特殊製鋼の2006年からの20年は、規模を自前で広げきれなかった軸受鋼の専業メーカーが、独立と引き換えに規模を得た過程である。第9次中期経営計画はタイとメキシコに素形材の拠点を設け、連結売上高2000億円を目標に置いた。だが2017年3月期の実績は1386億円にとどまり、自前の海外展開では600億円余りの差を埋められなかった。その規模は、2019年にスウェーデンのOvakoを約630億円で連結したことで一度に手に入った。ただしその株式の売り手は新日鐵住金であり、同じ月に山陽特殊製鋼はその連結子会社となった。欧州の工場と親会社を、一つの取引で同時に受け入れたのである。
規模を得たあとの計画は、量を追わなかった。2021年の次期経営計画は単体の販売数量を在庫調整期並みの月7万5千トンに置き、損益分岐点を下げることを眼目にした。低い操業度でも利益を出す体制づくりは2002年の新中期経営計画と同じ発想で、高清浄度の軸受鋼で優位を守るという専業メーカーの構えは20年を通じて変わらなかった。変わったのは、会社を誰が持つかという資本の側である。新日本製鐵の持株比率は2006年から2018年まで15%前後で据え置かれ、2019年に51.34%、2025年に全株へと移った。事業の守り方を保ったまま、経営の決定権だけが3段階を経て親会社へ渡ったといえる。
- 各年3月末の大株主の状況における、発行済株式総数に対する所有株式数の割合。2025年4月は株式売渡請求による完全子会社化後の値。
- 出所は山陽特殊製鋼 有価証券報告書 第94期(2006年3月期)・第98期(2010年3月期)・第106期(2018年3月期)・第107期(2019年3月期)・第112期(2024年3月期)の【大株主の状況】と、山陽特殊製鋼 お知らせ「日本製鉄株式会社による当社株式に係る株式売渡請求を行うことの決定、当該株式売渡請求に係る承認及び当社株式の上場廃止に関するお知らせ」(2025年3月28日)。
2006年〜2025年の業績
| 決算期 | 区分 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 純利益 | 主な投資 | ||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 億円 | YoY | 億円 | 億円 | 億円 | 利益率 | |||
| 2006年03月期 | 連結 | 1,343 | n/a | n/a | 190 | 113 | 8.4% | n/a |
| 2007年03月期 | 連結 | 1,424 | +6.0% | n/a | 179 | 87 | 6.1% | n/a |
| 2008年03月期 | 連結 | 1,684 | +18.3% | n/a | 130 | 72 | 4.3% | n/a |
| 2009年03月期 | 連結 | 1,627 | ▲3.4% | n/a | 48 | ▲10 | ▲0.6% | n/a |
| 2010年03月期 | 連結 | 955 | ▲41.3% | n/a | ▲36 | ▲26 | ▲2.7% | n/a |
| 2011年03月期 | 連結 | 1,595 | +67.0% | n/a | 134 | 78 | 4.9% | 山陽特殊鋼貿易(上海)有限公司を設立(2011/02) |
| 2012年03月期 | 連結 | 1,718 | +7.7% | n/a | 110 | 64 | 3.7% | Sanyo Special Steel India Pvt. Ltd.を設立(2012/01) |
| 2013年03月期 | 連結 | 1,383 | ▲19.5% | n/a | 17 | 5 | 0.4% | n/a |
| 2014年03月期 | 連結 | 1,616 | +16.8% | n/a | 67 | 41 | 2.5% | n/a |
| 2015年03月期 | 連結 | 1,715 | +6.1% | n/a | 97 | 65 | 3.8% | Siam Sanyo Special Steel Productを設立(2014/09) |
| 2016年03月期 | 連結 | 1,491 | ▲13.1% | 122 | 115 | 74 | 5.0% | Sanyo Special Steel Manufacturing de Méxicoを設立(2015/11) |
| 2017年03月期 | 連結 | 1,387 | ▲7.0% | 117 | 117 | 78 | 5.6% | n/a |
| 2018年03月期 | 連結 | 1,575 | +13.6% | 110 | 107 | 70 | 4.4% | n/a |
| 2019年03月期 | 連結 | 1,858 | +18.0% | 101 | 94 | 77 | 4.1% | n/a |
| 2020年03月期 | 連結 | 2,625 | +41.3% | ▲14 | ▲15 | ▲37 | ▲1.4% | n/a |
| 2021年03月期 | 連結 | 2,107 | ▲19.7% | ▲55 | ▲48 | ▲69 | ▲3.3% | n/a |
| 2022年03月期 | 連結 | 3,633 | +72.4% | 214 | 217 | 153 | 4.2% | n/a |
| 2023年03月期 | 連結 | 3,938 | +8.4% | 285 | 289 | 207 | 5.3% | n/a |
| 2024年03月期 | 連結 | 3,538 | ▲10.2% | 114 | 121 | 91 | 2.6% | n/a |
| 2025年03月期 | 単体 | n/a | n/a | n/a | n/a | n/a | n/a | n/a |
出典・参考
17件
- 山陽特殊製鋼 有価証券報告書 第105期(2017年3月期)
- 山陽特殊製鋼 2018年度第2四半期決算説明会 主な質疑応答(要旨)(2018年11月16日)
- 山陽特殊製鋼 有価証券報告書 第106期(2018年3月期)【大株主の状況】/山陽特殊製鋼 有価証券報告書 第107期(2019年3月期)【大株主の状況】
- 山陽特殊製鋼 2019年度上期決算説明会 Q&A Summary(2019年11月21日)
- 山陽特殊製鋼 2020年度第1四半期決算説明会 社長冒頭コメントおよび主な質疑応答(要旨)(2020年7月31日)
- 山陽特殊製鋼 2020年度第1四半期決算説明会 社長冒頭コメントおよび主な質疑応答(要旨)(2020年7月31日)/山陽特殊製鋼 2020年度決算および次期経営計画説明会 質疑応答(要旨)(2021年4月30日)
- 山陽特殊製鋼 有価証券報告書 第112期(2024年3月期)【沿革】
- 山陽特殊製鋼 統合報告書 2024
- 山陽特殊製鋼 統合報告書 2024/山陽特殊製鋼 2021年度第3四半期決算説明会 質疑応答(要旨)(2022年1月27日)
- 山陽特殊製鋼 2024年度第3四半期決算説明会 質疑応答(要旨)(2025年1月31日)
- 山陽特殊製鋼 Annual Report 2007
- 山陽特殊製鋼 Annual Report 2011
- 山陽特殊製鋼 Annual Report 2016
- 山陽特殊製鋼 2016年度決算および第10次中期経営計画説明会 主な質疑応答(要旨)(2017年5月19日)
- 山陽特殊製鋼 2020年度決算および次期経営計画説明会 質疑応答(要旨)(2021年4月30日)
- 山陽特殊製鋼 お知らせ「当社親会社である日本製鉄株式会社による当社株式に対する公開買付けの結果に関するお知らせ」(2025年3月19日)/山陽特殊製鋼 お知らせ「日本製鉄株式会社による当社株式に係る株式売渡請求を行うことの決定、当該株式売渡請求に係る承認及び当社株式の上場廃止に関するお知らせ」(2025年3月28日)
- 山陽特殊製鋼 お知らせ「当社株式の上場廃止のお知らせ」(2025年4月22日)/山陽特殊製鋼 お知らせ「日本製鉄株式会社による当社株式に係る株式売渡請求を行うことの決定、当該株式売渡請求に係る承認及び当社株式の上場廃止に関するお知らせ」(2025年3月28日)