第1章 年〜年

チェンジホールディングス:チェンジの設立とマザーズ上場

2003年〜大阪市北区で興したITコンサルと研修の会社と、表参道へ移した本社

2003年4月、神保吉寿氏と福留大士氏は大阪市北区で株式会社チェンジを設立し、ITプロジェクトの助言とIT人材の研修を同時に始めた。代表取締役CEOには神保吉寿氏、代表取締役COOには福留大士氏が就任。神保吉寿氏は1994年にアンダーセンコンサルティングへ入社し、2001年8月に神保コンサルティングオフィスを設立した。福留大士氏の入社は1998年で、勤め先は同じアンダーセンコンサルティングだった。社長の神保吉寿氏は2006年6月、企業変革の肝を『社員一人ひとりの行動が変容すること』と定め、研修とコンサルティングの双方で業務プロセスの可視化を軸に据えた。コンサルタントとして現場を見てきた二人にとって、研修は助言を社員の行動に移すための手段だったのだろう。

  • チェンジ 有価証券報告書【沿革】
    • [1]2003年4月 大阪市北区で設立、ITプロジェクトのコンサルティングとIT人材育成の研修を開始
  • チェンジ 有価証券報告書【役員の状況】(経歴)
    • [2]神保吉寿 1994年アンダーセンコンサルティング入社、2001年8月神保コンサルティングオフィス設立、2003年4月チェンジ設立・代表取締役CEO
    • [3]神保吉寿 1994年アンダーセンコンサルティング入社、2001年8月神保コンサルティングオフィス設立、2003年4月チェンジ設立・代表取締役CEO
  • チェンジ 有価証券報告書【役員の状況】(福留大士氏の経歴)
    • [4]福留大士 1998年アンダーセンコンサルティング入社、2003年4月チェンジ設立・代表取締役COO
  • チェンジ 社長あいさつ(2006年6月、2014年時点の公式サイト掲載)
    • [5]2006年6月 社長の神保吉寿が企業変革の肝を社員の行動の変容とし、研修とコンサルティングを2本の事業に、業務プロセスの可視化を手法に置く

チェンジは2003年12月に東京都港区表参道へ東京オフィスを開設し、2005年2月には本社も表参道へ移した。本社は2005年5月に港区外苑前、2006年7月に渋谷区宮益坂、2008年2月に渋谷区並木橋へ移り、いずれも業務拡張のための移転だった。2008年2月時点のチェンジは、国内大手企業を顧客とし、人と組織の成果を高めるためのコンサルティングと研修を手がけた。研修の考え方には、理解を実際の行動の変化へつなげる狙いを込めた。大手企業の本社が集まる東京に拠点を置くことが、顧客を広げる前提になったとみられる。

  • チェンジ 有価証券報告書【沿革】
    • [6]2003年12月表参道に東京オフィス開設、2005年2月本社を表参道へ、2005年5月外苑前・2006年7月宮益坂・2008年2月並木橋へ業務拡張のため移転
    • [7]2003年12月表参道に東京オフィス開設、2005年2月本社を表参道へ、2005年5月外苑前・2006年7月宮益坂・2008年2月並木橋へ業務拡張のため移転
  • チェンジ お知らせ 2008年2月27日「J-SOX法完全対応セミナーのご案内」
    • [8]2008年2月時点の会社紹介:国内大手企業を対象に人・組織のパフォーマンス改革のコンサルティング・研修、研修の狙いは行動変容
    • [9]2008年2月時点の会社紹介:国内大手企業を対象に人・組織のパフォーマンス改革のコンサルティング・研修、研修の狙いは行動変容

2007年2月、チェンジは総務省の研究会がまとめたICTベンチャー人材確保ガイドラインの作成に協力した。あわせて、起業支援やアントレプレナーシップの養成、経営の担い手の育成を人・組織領域の事業として掲げた。2008年3月11日には、エンプレックス株式会社と共同でJ-SOX法への対応を題にした無料セミナーを東京国際フォーラムで開催。2008年4月から内部統制報告制度の適用が始まるため、上場を目指す企業の経営者と管理部門に定員40名で参加を呼びかけた。第1部は取締役コンサルティング事業部長の金田憲治氏が担当し、チェンジのSOXCoMを使った対応を取り上げた。期限のある制度対応を入口に、上場準備企業へ研修とコンサルティングを広げる狙いがあったと推察される。

  • チェンジ お知らせ 2007年2月13日「総務省より「ICTベンチャー人材確保ガイドライン」公開のお知らせ」
    • [10]2007年2月13日 総務省研究会のICTベンチャー人材確保ガイドライン作成を支援、起業支援・アントレプレナーシップ養成・経営プロ育成のコンサルを提供していく方針
    • [11]2007年2月13日 総務省研究会のICTベンチャー人材確保ガイドライン作成を支援、起業支援・アントレプレナーシップ養成・経営プロ育成のコンサルを提供していく方針
  • チェンジ お知らせ 2008年2月27日「J-SOX法完全対応セミナーのご案内」
    • [12]2008年3月11日 エンプレックスと共催のJ-SOX法対応セミナー(東京国際フォーラム・定員40名・無料)、J-SOX法は2008年4月適用開始、対象はIPO準備企業の経営者・管理部門
    • [13]2008年3月11日 エンプレックスと共催のJ-SOX法対応セミナー(東京国際フォーラム・定員40名・無料)、J-SOX法は2008年4月適用開始、対象はIPO準備企業の経営者・管理部門
  • チェンジ お知らせ 2008年2月27日(セミナーの内容)
    • [14]第1部 講演者は取締役コンサルティング事業部長 金田憲治、SOXCoMを利用したJ-SOX法対応
参考文献[1]-[14]
  • チェンジ 有価証券報告書【沿革】
    • [1]2003年4月 大阪市北区で設立、ITプロジェクトのコンサルティングとIT人材育成の研修を開始
    • [6]2003年12月表参道に東京オフィス開設、2005年2月本社を表参道へ、2005年5月外苑前・2006年7月宮益坂・2008年2月並木橋へ業務拡張のため移転
    • [7]2003年12月表参道に東京オフィス開設、2005年2月本社を表参道へ、2005年5月外苑前・2006年7月宮益坂・2008年2月並木橋へ業務拡張のため移転
  • チェンジ 有価証券報告書【役員の状況】(経歴)
    • [2]神保吉寿 1994年アンダーセンコンサルティング入社、2001年8月神保コンサルティングオフィス設立、2003年4月チェンジ設立・代表取締役CEO
    • [3]神保吉寿 1994年アンダーセンコンサルティング入社、2001年8月神保コンサルティングオフィス設立、2003年4月チェンジ設立・代表取締役CEO
  • チェンジ 有価証券報告書【役員の状況】(福留大士氏の経歴)
    • [4]福留大士 1998年アンダーセンコンサルティング入社、2003年4月チェンジ設立・代表取締役COO
    • [5]2006年6月 社長の神保吉寿が企業変革の肝を社員の行動の変容とし、研修とコンサルティングを2本の事業に、業務プロセスの可視化を手法に置く
    • [8]2008年2月時点の会社紹介:国内大手企業を対象に人・組織のパフォーマンス改革のコンサルティング・研修、研修の狙いは行動変容
    • [9]2008年2月時点の会社紹介:国内大手企業を対象に人・組織のパフォーマンス改革のコンサルティング・研修、研修の狙いは行動変容
    • [12]2008年3月11日 エンプレックスと共催のJ-SOX法対応セミナー(東京国際フォーラム・定員40名・無料)、J-SOX法は2008年4月適用開始、対象はIPO準備企業の経営者・管理部門
    • [13]2008年3月11日 エンプレックスと共催のJ-SOX法対応セミナー(東京国際フォーラム・定員40名・無料)、J-SOX法は2008年4月適用開始、対象はIPO準備企業の経営者・管理部門
    • [10]2007年2月13日 総務省研究会のICTベンチャー人材確保ガイドライン作成を支援、起業支援・アントレプレナーシップ養成・経営プロ育成のコンサルを提供していく方針
    • [11]2007年2月13日 総務省研究会のICTベンチャー人材確保ガイドライン作成を支援、起業支援・アントレプレナーシップ養成・経営プロ育成のコンサルを提供していく方針
    • [14]第1部 講演者は取締役コンサルティング事業部長 金田憲治、SOXCoMを利用したJ-SOX法対応

2009年〜9月決算への切り替えと、売上15.5億円で臨んだ東証マザーズ上場

2014年1月時点のサービスは、研修とeラーニングのほか、iOS導入支援、Good導入支援、インド進出支援に及んだ。2014年3月期の売上高は1,029.1百万円、経常利益は119.42百万円だった。チェンジは同じ2014年に決算期を3月から9月へ移し、4月から9月までの6か月の変則決算で売上高711.18百万円を計上した。2014年9月には、業務拡張のため本社を東京都港区虎ノ門へ移転。決算期の変更も本社の移転も、2年後の2016年9月の株式上場に向けた備えだったと思われる。

  • チェンジ 公式サイト サービス案内(2014年1月時点)
    • [15]2014年1月時点のサービス:研修/Eラーニング、iOS導入支援、Good導入支援、インド進出支援
  • チェンジ 有価証券報告書(損益計算書)
    • [16]2014年3月期 売上高1,029.1百万円・経常利益119.42百万円、2014年9月期(6か月)売上高711.18百万円
    • [17]2014年3月期 売上高1,029.1百万円・経常利益119.42百万円、2014年9月期(6か月)売上高711.18百万円
  • チェンジ 有価証券報告書【沿革】
    • [18]2014年9月 業務拡張のため本社を港区虎ノ門へ移転

2015年12月、神保吉寿氏は代表取締役兼執行役員会長に、福留大士氏は代表取締役兼執行役員社長に就任した。これで、創業以来のCEOとCOOによる2人代表の体制は、会長と社長の体制へ切り替わった。社長の福留大士氏は2016年4月、新しい技術を使って日本企業の業務の進め方と事業モデルを組み替える方針を示した。日本経済の再興の道筋については、『全産業のソフトウェア化と部品化を行うことによってしか、日本経済の再興は不可能です』と言い切った。同じ2016年4月には、ジグソー株式会社と戦略的資本・事業提携を結んだ。ITによる業務変革へ事業を移す局面で、執行の責任を社長の福留大士氏に一本化したと考えられる。

  • チェンジ 有価証券報告書【役員の状況】(経歴)
    • [19]2015年12月 神保吉寿が代表取締役兼執行役員会長、福留大士が代表取締役兼執行役員社長に就任(創業時はCEO・COO)
    • [20]2015年12月 神保吉寿が代表取締役兼執行役員会長、福留大士が代表取締役兼執行役員社長に就任(創業時はCEO・COO)
  • チェンジ 社長メッセージ(2016年4月)
    • [21]2016年4月 社長の福留大士が新しいテクノロジーで日本企業の業務オペレーションとビジネスモデルを変革する方針を示す
    • [22]2016年4月 社長の福留大士が新しいテクノロジーで日本企業の業務オペレーションとビジネスモデルを変革する方針を示す
  • チェンジ お知らせ一覧(2016年)
    • [23]2016年4月22日 ジグソーとの戦略的資本・事業提携を発表

チェンジは2016年8月22日に東京証券取引所マザーズ市場への上場承認を公表し、9月27日に上場した。上場直後、社長の福留大士氏は新しいIT技術で日本企業を変革するNEW-ITトランスフォーメーション事業を加速する方針を株主へ掲げた。上場の年にあたる2016年9月期は、売上高1,550.2百万円、営業利益186.66百万円を計上した。同じ2016年には三重県と地域経済分析システムの普及促進業務、鹿児島県と地域データ利活用促進業務の委託契約を結んだ。上場で得た信用と自治体との取引が、次の章の自治体向け事業とM&Aによるグループ拡大の足場になったのだと推し量れる。

  • チェンジ お知らせ一覧(2016年)
    • [24]2016年8月22日 東証マザーズ上場承認のお知らせ、2016年9月27日 上場のご挨拶
  • チェンジ 社長メッセージ「株主・投資家の皆さまへ」(2016年10月時点)
    • [25]2016年9月27日東証マザーズ上場、NEW-ITトランスフォーメーション事業を加速させる方針(社長 福留大士)
  • チェンジ 有価証券報告書(損益計算書)
    • [26]2016年9月期 売上高1,550.2百万円・営業利益186.66百万円
  • チェンジ お知らせ一覧(2016年・自治体との委託契約)
    • [27]2016年7月 三重県と地域経済分析システム普及促進業務の委託契約、2016年10月 南国殖産との共同企業体で鹿児島県と地域データ利活用促進業務の委託契約
参考文献[15]-[27]
    • [15]2014年1月時点のサービス:研修/Eラーニング、iOS導入支援、Good導入支援、インド進出支援
  • チェンジ 有価証券報告書(損益計算書)
    • [16]2014年3月期 売上高1,029.1百万円・経常利益119.42百万円、2014年9月期(6か月)売上高711.18百万円
    • [17]2014年3月期 売上高1,029.1百万円・経常利益119.42百万円、2014年9月期(6か月)売上高711.18百万円
    • [26]2016年9月期 売上高1,550.2百万円・営業利益186.66百万円
  • チェンジ 有価証券報告書【沿革】
    • [18]2014年9月 業務拡張のため本社を港区虎ノ門へ移転
  • チェンジ 有価証券報告書【役員の状況】(経歴)
    • [19]2015年12月 神保吉寿が代表取締役兼執行役員会長、福留大士が代表取締役兼執行役員社長に就任(創業時はCEO・COO)
    • [20]2015年12月 神保吉寿が代表取締役兼執行役員会長、福留大士が代表取締役兼執行役員社長に就任(創業時はCEO・COO)
    • [21]2016年4月 社長の福留大士が新しいテクノロジーで日本企業の業務オペレーションとビジネスモデルを変革する方針を示す
    • [22]2016年4月 社長の福留大士が新しいテクノロジーで日本企業の業務オペレーションとビジネスモデルを変革する方針を示す
    • [23]2016年4月22日 ジグソーとの戦略的資本・事業提携を発表
    • [24]2016年8月22日 東証マザーズ上場承認のお知らせ、2016年9月27日 上場のご挨拶
    • [25]2016年9月27日東証マザーズ上場、NEW-ITトランスフォーメーション事業を加速させる方針(社長 福留大士)
    • [27]2016年7月 三重県と地域経済分析システム普及促進業務の委託契約、2016年10月 南国殖産との共同企業体で鹿児島県と地域データ利活用促進業務の委託契約

2003年〜2017年の業績

決算期 区分 売上高 営業利益経常利益純利益 主な投資
億円 YoY 億円 億円 億円 利益率
2003年03月期 単体 n/a n/a n/a n/a n/a n/a n/a
2004年03月期 単体 n/a n/a n/a n/a n/a n/a n/a
2005年03月期 単体 n/a n/a n/a n/a n/a n/a n/a
2006年03月期 単体 n/a n/a n/a n/a n/a n/a n/a
2007年03月期 単体 n/a n/a n/a n/a n/a n/a n/a
2008年03月期 単体 n/a n/a n/a n/a n/a n/a n/a
2009年03月期 単体 n/a n/a n/a n/a n/a n/a n/a
2010年03月期 単体 n/a n/a n/a n/a n/a n/a n/a
2011年03月期 単体 n/a n/a n/a n/a n/a n/a n/a
2012年03月期 単体 n/a n/a n/a n/a n/a n/a n/a
2013年03月期 単体 9 n/a n/a 1 ▲1 ▲11.1% n/a
2014年09月期 単体 7 ▲22.2% n/a 1 0 0.0% n/a
2015年09月期 単体 14 +100.0% 1 1 1 7.1% n/a
2016年09月期 単体 16 +14.3% 2 2 1 6.3% n/a
2017年09月期 単体 20 +25.0% 3 3 2 10.0% n/a

出典・参考

13件
出典・参考
  • チェンジ 有価証券報告書【沿革】
  • チェンジ 有価証券報告書【役員の状況】(経歴)
  • チェンジ 有価証券報告書【役員の状況】(福留大士氏の経歴)
  • チェンジ 有価証券報告書(損益計算書)
  • チェンジ 社長あいさつ(2006年6月、2014年時点の公式サイト掲載)
  • チェンジ お知らせ 2007年2月13日「総務省より「ICTベンチャー人材確保ガイドライン」公開のお知らせ」
  • チェンジ お知らせ 2008年2月27日「J-SOX法完全対応セミナーのご案内」
  • チェンジ お知らせ 2008年2月27日(セミナーの内容)
  • チェンジ 公式サイト サービス案内(2014年1月時点)
  • チェンジ 社長メッセージ(2016年4月)
  • チェンジ お知らせ一覧(2016年)
  • チェンジ 社長メッセージ「株主・投資家の皆さまへ」(2016年10月時点)
  • チェンジ お知らせ一覧(2016年・自治体との委託契約)

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