決断
ドラッグストアの売場に、食品スーパーの品ぞろえを重ねてきた。食品スーパーが密集する都市部でも生鮮3品を置き、来店の頻度を上げてから医薬品と調剤で利益を取る組み立てである。2011年6月に入社した廣瀬泰三氏を2012年8月に創業家によらない後継として社長に迎え、この"医・食"の売場を全店へ広げた。廣瀬泰三氏は東京薬科大学を出た薬剤師で、コーエイドラッグと住商ドラッグストアーズの社長を経ている。就任時に20%台だった調剤併設率は13年で55%水準まで上がり、食品の売上比率も40%へ達した。安い食品で毎週来る客を作り、その客の処方箋を同じ店で受けたことが、日用品の値引き競争に依存しない粗利の構成を生んだ。
2025年7月 Next STAGEで大型化転換
Next STAGEで大型化転換毎年数十店の新規出店で規模を伸ばす十数年来の成長手法が大型化と物件確保の壁で計画未達となるなか、出店数で規模を追う設計をやめ、既存店の大型化・食品と調剤の深耕・M&A併用へ成長モデルを組み替えた中期経営計画(2030年5月期の目標は本稿の時点で未達成)同じ経営論点に直面した企業 | 経営計画・中期戦略業績の推移2024 2025 2026 売上高(億円) 4,223 4,571 4,971 営業利益率(%) 4.8 4.9 4.8 2012年8月 医薬品と食品の併売店へ転換
ドラッグストア店舗数と調剤薬局の併設率2012 2013 2018 ドラッグストア店舗数(店) 354 379 559 ドラッグストアへの併設調剤薬局率(%) 11.0 16.9 26.7