MonotaRO:住商グレンジャーの設立とマザーズ上場
2000年〜住友商事のeコマース担当と米Graingerが組んだ資本金1億2千万円の住商グレンジャー
住商グレンジャーは2000年10月、工場用間接資材の通信販売を目的に大阪市西区立売堀で設立された。出資は住友商事とGrainger International, Inc.の2社で、資本金は1億2千万円である。Grainger Internationalは、米国で事業所向け間接資材を販売するW.W. Grainger, Inc.の投資会社だった。設立時に取締役に就任した瀬戸欣哉氏は、米国住友商事会社で特殊鋼製品を担当した後、1999年9月から住友商事のeコマースチーム長を務めていた。瀬戸欣哉氏は後に、訪問工具商の対面販売が品揃えと価格で顧客の要望に応えきれていなかった点を、事業の成功要因に挙げた。米国の鋼材流通の経験と社内のeコマース担当という立場が、日本の工場向け資材の流通を組み替える構想につながったとみられる。
- 有価証券報告書 第26期(2025年12月期)【沿革】
- [1]2000年10月、工場用間接資材の通信販売業を目的に住友商事とGrainger International, Inc.の共同出資で住商グレンジャーを資本金1億2千万円で大阪市西区立売堀に設立
- [2]2000年10月、工場用間接資材の通信販売業を目的に住友商事とGrainger International, Inc.の共同出資で住商グレンジャーを資本金1億2千万円で大阪市西区立売堀に設立
- MonotaRO 有価証券報告書 第7期(2006年12月期)【事業等のリスク】大株主との関係
- [3]Grainger International, Inc.はW.W. Grainger, Inc.が100%所有する投資会社。W.W. Grainger, Inc.は米国で事業所向け間接資材・消耗品を販売
- MonotaRO 有価証券報告書 第7期(2006年12月期)【役員の状況】
- [4]瀬戸欣哉:1983年4月住友商事入社、1990年7月米国住友商事会社 特殊鋼製品マネージャー、1992年Precision Bar Service取締役副社長、1999年9月鉄鋼第一事業企画部eコマースチーム長、2000年10月当社取締役
- MonotaRO 第7期 年次報告書(2006年12月期)トップインタビュー 代表執行役社長 瀬戸欣哉
- [5]瀬戸欣哉社長は、工具訪問商による御用聞き型の対面販売が品揃え・価格面で顧客の要望に十分対応できず改善余地が大きかったことを事業成功の理由とした
瀬戸欣哉氏は2001年6月に住商グレンジャーの代表取締役社長に就任した。住商グレンジャーは同年8月に本社を大阪市中央区安土町へ移し、11月にインターネットによる工場用間接資材の通信販売を始めた。顧客に想定したのは製造業を中心とする中小企業で、競合は工場を回る訪問工具商である。戦略には、ネット通販で規模の経済を実現し、幅広い商材と検索のしやすさで差別化することを掲げた。2007年時点で利用客は約18万事業所に達し、その48%が従業員10人以下の事業所だった。間接資材は品目が多岐にわたり、顧客が価格よりも利便性を重んじる商品であることが、ネットで品揃えを一か所に集める売り方を選んだ理由と推察される。
- MonotaRO 有価証券報告書 第7期(2006年12月期)【役員の状況】
- [6]瀬戸欣哉は2001年6月に代表取締役社長に就任
- 有価証券報告書 第26期(2025年12月期)【沿革】
- [7]2001年8月本社を大阪市中央区安土町へ移転、2001年11月インターネットによる工場用間接資材の通信販売事業を開始
- MonotaRO 2007年12月期中間決算説明資料(2007年8月)「当社概要」「物流センター移転に関して」
- [8]主な顧客層は製造業中心の中小企業、主な競合は訪問工具商、商品は多岐にわたり顧客には価格より利便性が重要。戦略はネット通販で規模の経済を実現し幅広い商材と高い検索性で差別化
- [9]主な顧客層は製造業中心の中小企業、主な競合は訪問工具商、商品は多岐にわたり顧客には価格より利便性が重要。戦略はネット通販で規模の経済を実現し幅広い商材と高い検索性で差別化
- MonotaRO 第7期 年次報告書(2006年12月期)トップインタビュー 代表執行役社長 瀬戸欣哉
- [10]利用顧客は約18万事業所、ほとんどが従業員100人以下で48%が従業員10人以下
住商グレンジャーは2002年3月、大阪府東大阪市加納に倉庫を賃借してディストリビューションセンターを開設。2003年1月にはこの倉庫を解約し、翌2月に同市西石切町の賃借倉庫へ拠点を移した。西石切町の拠点は約2,200坪で、2006年まで13,000SKUを在庫として持った。この間、住商グレンジャーは2002年2月と2003年3月に第三者割当増資を実施し、資本金は1,536,425千円となった。売上高は2003年12月期に2,426,258千円へ増えた一方、営業損失は914,024千円に広がった。瀬戸欣哉氏は後に、売れ筋から外れた商品でも安く早く買える点を差別化の源泉に挙げた。赤字を増資で賄いながら在庫を持つ拠点を広げたのは、その品揃えと納期を支えるためだったと思われる。
- 有価証券報告書 第26期(2025年12月期)【沿革】
- [11]2002年3月東大阪市加納に倉庫を賃借しDCを開設(2003年1月解約)、2003年2月東大阪市西石切町の倉庫へDCを移転
- [12]2002年3月東大阪市加納に倉庫を賃借しDCを開設(2003年1月解約)、2003年2月東大阪市西石切町の倉庫へDCを移転
- MonotaRO 2007年12月期中間決算説明資料(2007年8月)「当社概要」「物流センター移転に関して」
- [13]2006年までの物流センターは東大阪で約2,200坪、13,000SKUを在庫
- MonotaRO 有価証券報告書 第7期(2006年12月期)【発行済株式総数、資本金等の推移】【主要な経営指標等の推移】
- [14]2002年2月1日・2003年3月21日に有償第三者割当(資本金1,536,425千円へ)。売上高 第3期872,364千円→第4期2,426,258千円、営業損失 第3期814,538千円→第4期914,024千円
- [15]2002年2月1日・2003年3月21日に有償第三者割当(資本金1,536,425千円へ)。売上高 第3期872,364千円→第4期2,426,258千円、営業損失 第3期814,538千円→第4期914,024千円
- MonotaRO 第8期 年次報告書(2007年12月期)代表執行役社長 瀬戸欣哉 ごあいさつ
- [16]瀬戸欣哉社長は、他であまり売られていない売れ筋でない商品を安く早く購入できるロングテールを差別化の源泉とした
参考文献[1]-[16]
- 有価証券報告書 第26期(2025年12月期)【沿革】
- [1]2000年10月、工場用間接資材の通信販売業を目的に住友商事とGrainger International, Inc.の共同出資で住商グレンジャーを資本金1億2千万円で大阪市西区立売堀に設立
- [2]2000年10月、工場用間接資材の通信販売業を目的に住友商事とGrainger International, Inc.の共同出資で住商グレンジャーを資本金1億2千万円で大阪市西区立売堀に設立
- [7]2001年8月本社を大阪市中央区安土町へ移転、2001年11月インターネットによる工場用間接資材の通信販売事業を開始
- [11]2002年3月東大阪市加納に倉庫を賃借しDCを開設(2003年1月解約)、2003年2月東大阪市西石切町の倉庫へDCを移転
- [12]2002年3月東大阪市加納に倉庫を賃借しDCを開設(2003年1月解約)、2003年2月東大阪市西石切町の倉庫へDCを移転
- MonotaRO 有価証券報告書 第7期(2006年12月期)【事業等のリスク】大株主との関係
- [3]Grainger International, Inc.はW.W. Grainger, Inc.が100%所有する投資会社。W.W. Grainger, Inc.は米国で事業所向け間接資材・消耗品を販売
- MonotaRO 有価証券報告書 第7期(2006年12月期)【役員の状況】
- [4]瀬戸欣哉:1983年4月住友商事入社、1990年7月米国住友商事会社 特殊鋼製品マネージャー、1992年Precision Bar Service取締役副社長、1999年9月鉄鋼第一事業企画部eコマースチーム長、2000年10月当社取締役
- [6]瀬戸欣哉は2001年6月に代表取締役社長に就任
- MonotaRO 第7期 年次報告書(2006年12月期)トップインタビュー 代表執行役社長 瀬戸欣哉
- [5]瀬戸欣哉社長は、工具訪問商による御用聞き型の対面販売が品揃え・価格面で顧客の要望に十分対応できず改善余地が大きかったことを事業成功の理由とした
- [10]利用顧客は約18万事業所、ほとんどが従業員100人以下で48%が従業員10人以下
- MonotaRO 2007年12月期中間決算説明資料(2007年8月)「当社概要」「物流センター移転に関して」
- [8]主な顧客層は製造業中心の中小企業、主な競合は訪問工具商、商品は多岐にわたり顧客には価格より利便性が重要。戦略はネット通販で規模の経済を実現し幅広い商材と高い検索性で差別化
- [9]主な顧客層は製造業中心の中小企業、主な競合は訪問工具商、商品は多岐にわたり顧客には価格より利便性が重要。戦略はネット通販で規模の経済を実現し幅広い商材と高い検索性で差別化
- [13]2006年までの物流センターは東大阪で約2,200坪、13,000SKUを在庫
- MonotaRO 有価証券報告書 第7期(2006年12月期)【発行済株式総数、資本金等の推移】【主要な経営指標等の推移】
- [14]2002年2月1日・2003年3月21日に有償第三者割当(資本金1,536,425千円へ)。売上高 第3期872,364千円→第4期2,426,258千円、営業損失 第3期814,538千円→第4期914,024千円
- [15]2002年2月1日・2003年3月21日に有償第三者割当(資本金1,536,425千円へ)。売上高 第3期872,364千円→第4期2,426,258千円、営業損失 第3期814,538千円→第4期914,024千円
- MonotaRO 第8期 年次報告書(2007年12月期)代表執行役社長 瀬戸欣哉 ごあいさつ
- [16]瀬戸欣哉社長は、他であまり売られていない売れ筋でない商品を安く早く購入できるロングテールを差別化の源泉とした
2004年〜プライベートブランド「モノタロウ」と社名変更、東証マザーズ上場
住商グレンジャーは2006年2月、社名を株式会社MonotaROに改めた。前年の2005年12月期には営業利益199,377千円を計上し、2002年12月期から3期続いた営業損失を脱した。改称後も、2006年12月期末の持株比率はGrainger Internationalが38.34%、住友商事が30.93%だった。瀬戸欣哉氏は、工場用間接資材は地味な商品で口コミが広がりにくく、名を知ってもらう努力が最も重要だと説明した。2007年8月の説明資料も、顧客の関心が薄い市場で知名度を高めることを課題に挙げた。社名とサイトの名を一つにそろえたのは、出資2社の看板より顧客に覚えられる名を優先したためと考えられる。
- 有価証券報告書 第26期(2025年12月期)【沿革】
- [17]2006年2月、会社名を株式会社MonotaROに変更
- MonotaRO 有価証券報告書 第7期(2006年12月期)【主要な経営指標等の推移】【事業等のリスク】
- [18]第6期(2005年12月期)売上高6,785,330千円・営業利益199,377千円(第3〜5期は営業損失)。2006年12月期末の持株比率 Grainger International 38.34%、住友商事30.93%
- [19]第6期(2005年12月期)売上高6,785,330千円・営業利益199,377千円(第3〜5期は営業損失)。2006年12月期末の持株比率 Grainger International 38.34%、住友商事30.93%
- MonotaRO 第7期 年次報告書(2006年12月期)トップインタビュー 代表執行役社長 瀬戸欣哉
- [20]瀬戸欣哉社長は、商品が地味で購入時の優先順位が低く口コミが期待できないため、知ってもらう努力が最も重要と説明
- MonotaRO 2007年12月期中間決算説明資料(2007年8月)「当社概要」「物流センター移転に関して」
- [21]課題は顧客にとって興味の少ない市場で知名度をあげ市場に浸透すること
MonotaROは2006年3月、委員会等設置会社へ移行した。同月には瀬戸欣哉氏が取締役代表執行役社長に就任。瀬戸欣哉氏は株主向けの年次報告書で、新たな統治の狙いを『具体的には、客観的に私ないし経営陣の仕事ぶりを監視できる委員会設置会社制度を導入。』と記した。指名・報酬・監査の3委員会は瀬戸欣哉氏を除く社外取締役で構成し、公認会計士や弁護士が監督を担った。同じ2006年6月には、個人消費者向けの専用サイトIHC.MonotaROを開設した。瀬戸欣哉氏は個人市場を重視する理由を宣伝に置き、事業者向け販売を広げる入口として個人向けサイトを位置づけた。出資2社が株式の約7割を持つなかで監督を社外に委ねたのは、上場後の少数株主に説明できる統治を先に整えるためと推測される。
- 有価証券報告書 第26期(2025年12月期)【沿革】
- [22]2006年3月委員会等設置会社へ移行、2006年6月個人消費者向け専用サイトIHC.MonotaROを開設
- [26]2006年3月委員会等設置会社へ移行、2006年6月個人消費者向け専用サイトIHC.MonotaROを開設
- MonotaRO 有価証券報告書 第7期(2006年12月期)【役員の状況】
- [23]瀬戸欣哉は2006年3月の委員会等設置会社への移行に伴い、取締役・代表執行役社長となった
- MonotaRO 第7期 年次報告書(2006年12月期)トップインタビュー 代表執行役社長 瀬戸欣哉
- [24]委員会設置会社制度を導入し、瀬戸社長以外は社外取締役の三委員会で執行と監督を分離、監督は公認会計士・弁護士。個人市場重視の理由は宣伝で、BtoB拡大の手段
- [25]委員会設置会社制度を導入し、瀬戸社長以外は社外取締役の三委員会で執行と監督を分離、監督は公認会計士・弁護士。個人市場重視の理由は宣伝で、BtoB拡大の手段
- [27]委員会設置会社制度を導入し、瀬戸社長以外は社外取締役の三委員会で執行と監督を分離、監督は公認会計士・弁護士。個人市場重視の理由は宣伝で、BtoB拡大の手段
MonotaROは2006年12月6日、東京証券取引所マザーズに株式を上場した。上場に先立ち、2006年9月8日の臨時株主総会で資本の欠損補填を目的とする減資を決議。10月13日付で資本金を531,700,287円、資本準備金を1,607,162,571円減らした。2005年12月期末には未処理損失が2,138,862千円残っていた。瀬戸欣哉氏は上場後の年次報告書で『当社は、日本のモノづくりを支える中小製造業の産業資材の流通改革を牽引する「長距離ランナー」を目指していきます。』と株主に伝え、20年、30年先も伸び続ける会社を目標に掲げた。欠損を消して公開に臨んだのは、出資2社の増資に依存せず、市場から資金と信用を直接得るためだったと読める。
- 有価証券報告書 第26期(2025年12月期)【沿革】
- [28]2006年12月、東京証券取引所マザーズに株式を上場
- MonotaRO 平成18年12月期決算短信(非連結)2007年2月14日
- [29]2006年9月8日臨時株主総会で欠損補填目的の資本金531,700,287円・資本準備金1,607,162,571円の減少を決議、10月13日効力発生。2006年12月6日上場
- [30]2006年9月8日臨時株主総会で欠損補填目的の資本金531,700,287円・資本準備金1,607,162,571円の減少を決議、10月13日効力発生。2006年12月6日上場
- MonotaRO 有価証券報告書 第7期(2006年12月期)【主要な経営指標等の推移】
- [31]第6期(2005年12月期)末の当期未処理損失2,138,862千円
- MonotaRO 第7期 年次報告書(2006年12月期)トップインタビュー 代表執行役社長 瀬戸欣哉
- [32]瀬戸欣哉社長は中小製造業の産業資材の流通改革を牽引する長距離ランナーを目指すとし、20年30年と継続成長するエクセレントカンパニーを目標とした
参考文献[17]-[32]
- 有価証券報告書 第26期(2025年12月期)【沿革】
- [17]2006年2月、会社名を株式会社MonotaROに変更
- [22]2006年3月委員会等設置会社へ移行、2006年6月個人消費者向け専用サイトIHC.MonotaROを開設
- [26]2006年3月委員会等設置会社へ移行、2006年6月個人消費者向け専用サイトIHC.MonotaROを開設
- [28]2006年12月、東京証券取引所マザーズに株式を上場
- MonotaRO 有価証券報告書 第7期(2006年12月期)【主要な経営指標等の推移】【事業等のリスク】
- [18]第6期(2005年12月期)売上高6,785,330千円・営業利益199,377千円(第3〜5期は営業損失)。2006年12月期末の持株比率 Grainger International 38.34%、住友商事30.93%
- [19]第6期(2005年12月期)売上高6,785,330千円・営業利益199,377千円(第3〜5期は営業損失)。2006年12月期末の持株比率 Grainger International 38.34%、住友商事30.93%
- MonotaRO 第7期 年次報告書(2006年12月期)トップインタビュー 代表執行役社長 瀬戸欣哉
- [20]瀬戸欣哉社長は、商品が地味で購入時の優先順位が低く口コミが期待できないため、知ってもらう努力が最も重要と説明
- [24]委員会設置会社制度を導入し、瀬戸社長以外は社外取締役の三委員会で執行と監督を分離、監督は公認会計士・弁護士。個人市場重視の理由は宣伝で、BtoB拡大の手段
- [25]委員会設置会社制度を導入し、瀬戸社長以外は社外取締役の三委員会で執行と監督を分離、監督は公認会計士・弁護士。個人市場重視の理由は宣伝で、BtoB拡大の手段
- [27]委員会設置会社制度を導入し、瀬戸社長以外は社外取締役の三委員会で執行と監督を分離、監督は公認会計士・弁護士。個人市場重視の理由は宣伝で、BtoB拡大の手段
- [32]瀬戸欣哉社長は中小製造業の産業資材の流通改革を牽引する長距離ランナーを目指すとし、20年30年と継続成長するエクセレントカンパニーを目標とした
- MonotaRO 2007年12月期中間決算説明資料(2007年8月)「当社概要」「物流センター移転に関して」
- [21]課題は顧客にとって興味の少ない市場で知名度をあげ市場に浸透すること
- MonotaRO 有価証券報告書 第7期(2006年12月期)【役員の状況】
- [23]瀬戸欣哉は2006年3月の委員会等設置会社への移行に伴い、取締役・代表執行役社長となった
- MonotaRO 平成18年12月期決算短信(非連結)2007年2月14日
- [29]2006年9月8日臨時株主総会で欠損補填目的の資本金531,700,287円・資本準備金1,607,162,571円の減少を決議、10月13日効力発生。2006年12月6日上場
- [30]2006年9月8日臨時株主総会で欠損補填目的の資本金531,700,287円・資本準備金1,607,162,571円の減少を決議、10月13日効力発生。2006年12月6日上場
- MonotaRO 有価証券報告書 第7期(2006年12月期)【主要な経営指標等の推移】
- [31]第6期(2005年12月期)末の当期未処理損失2,138,862千円
2007年〜尼崎への拠点移転と、住友商事株1,828,000株の取得で入った米Grainger傘下
MonotaROは2007年1月、物流拠点を東大阪市から兵庫県尼崎市西向島町の賃借倉庫へ移し、本社部門の一部も移した。決算短信によれば、この移転の目的は取扱能力の拡大である。尼崎の拠点は約7,500坪と東大阪の約2,200坪の3倍を超え、在庫は65,000SKUを置く計画とした。ところが旧拠点の作業員が閉鎖を前に相次いで退職し、訓練の済まない尼崎の作業員が1月から出荷を担った。その結果、出荷遅れや誤出荷が1か月近く続いた。2007年12月期の営業利益は移転費用と臨時人員の投入がかさみ、前期比4.0%増の480百万円にとどまった。MonotaROは2008年3月に本社も尼崎へ移した。混乱を承知で一度に3倍の拠点へ移ったのは、品目数の拡大を優先したためだろう。
- 有価証券報告書 第26期(2025年12月期)【沿革】
- [33]2007年1月兵庫県尼崎市西向島町の事業所兼倉庫を賃借し本社部門の一部とDCを移転、2008年3月本社を尼崎へ移転
- [39]2007年1月兵庫県尼崎市西向島町の事業所兼倉庫を賃借し本社部門の一部とDCを移転、2008年3月本社を尼崎へ移転
- MonotaRO 平成18年12月期決算短信(非連結)2007年2月14日
- [34]取扱能力の拡大を目的として2007年1月に物流拠点を東大阪市から尼崎市へ移転
- MonotaRO 2007年12月期中間決算説明資料(2007年8月)「当社概要」「物流センター移転に関して」
- [35]尼崎の物流センターは約7,500坪で65,000SKUを在庫(東大阪は約2,200坪・13,000SKU)。旧センター作業員の退職が相次ぎ、訓練不足の尼崎作業員が1月から出荷し、出荷遅れ・在庫切れ・誤出荷が1か月近く続いた
- [36]尼崎の物流センターは約7,500坪で65,000SKUを在庫(東大阪は約2,200坪・13,000SKU)。旧センター作業員の退職が相次ぎ、訓練不足の尼崎作業員が1月から出荷し、出荷遅れ・在庫切れ・誤出荷が1か月近く続いた
- [37]尼崎の物流センターは約7,500坪で65,000SKUを在庫(東大阪は約2,200坪・13,000SKU)。旧センター作業員の退職が相次ぎ、訓練不足の尼崎作業員が1月から出荷し、出荷遅れ・在庫切れ・誤出荷が1か月近く続いた
- MonotaRO 第8期 年次報告書(2007年12月期)代表執行役社長 瀬戸欣哉 ごあいさつ
- [38]第8期(2007年12月期)売上高10,897百万円(18.8%増)、営業利益480百万円(4.0%増)。物流センター移転費用・臨時人員の大量投入で販管費が一時的に増加
2008年12月期末の持株比率は、Grainger International, Inc.が38.34%、住友商事が30.92%だった。2009年に住友商事が示した意向は、投資方針の変更に伴うMonotaRO株の全株売却である。株価の混乱を避けるため、MonotaROは2009年8月に住友商事の保有株1,828,000株を1,599百万円で取得し、消却した。並行してGrainger Japan, Inc.が公開買付で380,000株を取得し、Grainger側の保有を52.85%へ引き上げた。この結果、W.W. Grainger, Inc.は2009年9月に過半数を間接所有する親会社となった。W.W. Grainger, Inc.は関係の安定を子会社化の目的に挙げた。
- MonotaRO 四半期報告書 第10期 第3四半期(2009年7月1日〜9月30日)【事業等のリスク】大株主との関係
- [40]2008年12月期末の持株比率 Grainger International 38.34%・住友商事30.92%。住友商事は投資方針を変更し全株売却の意向。株価混乱の回避等を考慮し2009年8月7日に住友商事保有株1,828,000株を1株875円(総額1,599百万円)で自己株式取得・消却。Graingerは関係の安定化を目的に子会社化
- [41]2008年12月期末の持株比率 Grainger International 38.34%・住友商事30.92%。住友商事は投資方針を変更し全株売却の意向。株価混乱の回避等を考慮し2009年8月7日に住友商事保有株1,828,000株を1株875円(総額1,599百万円)で自己株式取得・消却。Graingerは関係の安定化を目的に子会社化
- [42]2008年12月期末の持株比率 Grainger International 38.34%・住友商事30.92%。住友商事は投資方針を変更し全株売却の意向。株価混乱の回避等を考慮し2009年8月7日に住友商事保有株1,828,000株を1株875円(総額1,599百万円)で自己株式取得・消却。Graingerは関係の安定化を目的に子会社化
- [45]2008年12月期末の持株比率 Grainger International 38.34%・住友商事30.92%。住友商事は投資方針を変更し全株売却の意向。株価混乱の回避等を考慮し2009年8月7日に住友商事保有株1,828,000株を1株875円(総額1,599百万円)で自己株式取得・消却。Graingerは関係の安定化を目的に子会社化
- MonotaRO 四半期報告書 第10期 第3四半期(2009年7月1日〜9月30日)【関係会社の状況】
- [43]Grainger Japan, Inc.が公開買付で380,000株を取得し、Grainger International保有分と合わせ52.85%を間接所有、2009年9月14日に親会社に該当
- 有価証券報告書 第26期(2025年12月期)【沿革】
- [44]2009年9月、W.W. Grainger, Inc.が発行済株式総数の過半数を間接所有し親会社となる
MonotaROは2009年12月、東京証券取引所市場第一部へ市場を変更した。前年の2008年12月期は売上高14,068百万円、営業利益1,168百万円で、税務上の欠損金の解消を受けた設立以来初めての配当の期にあたる。瀬戸欣哉氏は2009年12月期について、既存顧客の売上高が25%程度減少するとの見通しを示した。そのうえで、不況を新規顧客獲得の機会と捉え、月間1万事業所の獲得を重点施策に掲げた。W.W. Grainger, Inc.は、設立以来の事業成長を評価し、MonotaROの経営方針と事業戦略を尊重する考えを持つとされた。親会社の交代直後に上位市場へ移ったのは、Grainger傘下でも独立した上場会社として資金と人材を調達する力を保つ判断だったと解される。
- 有価証券報告書 第26期(2025年12月期)【沿革】
- [46]2009年12月、東京証券取引所市場第一部に市場変更
- MonotaRO 第9期 年次報告書(2008年12月期)代表執行役社長 瀬戸欣哉 ごあいさつ
- [47]2008年12月期 売上高14,068百万円(29.1%増)・営業利益1,168百万円、税務上の欠損金解消で初配当1株5,000円。2009年12月期は既存顧客売上25%程度減少を見込み、新規顧客の月間1万事業所獲得を重点施策とする
- [48]2008年12月期 売上高14,068百万円(29.1%増)・営業利益1,168百万円、税務上の欠損金解消で初配当1株5,000円。2009年12月期は既存顧客売上25%程度減少を見込み、新規顧客の月間1万事業所獲得を重点施策とする
- [49]2008年12月期 売上高14,068百万円(29.1%増)・営業利益1,168百万円、税務上の欠損金解消で初配当1株5,000円。2009年12月期は既存顧客売上25%程度減少を見込み、新規顧客の月間1万事業所獲得を重点施策とする
- MonotaRO 四半期報告書 第10期 第3四半期(2009年7月1日〜9月30日)【事業等のリスク】大株主との関係
- [50]Graingerは当社の設立以来の事業成長を評価し、当社の経営方針・事業戦略を尊重する考えを有していると当社は認識
参考文献[33]-[50]
- 有価証券報告書 第26期(2025年12月期)【沿革】
- [33]2007年1月兵庫県尼崎市西向島町の事業所兼倉庫を賃借し本社部門の一部とDCを移転、2008年3月本社を尼崎へ移転
- [39]2007年1月兵庫県尼崎市西向島町の事業所兼倉庫を賃借し本社部門の一部とDCを移転、2008年3月本社を尼崎へ移転
- [44]2009年9月、W.W. Grainger, Inc.が発行済株式総数の過半数を間接所有し親会社となる
- [46]2009年12月、東京証券取引所市場第一部に市場変更
- MonotaRO 平成18年12月期決算短信(非連結)2007年2月14日
- [34]取扱能力の拡大を目的として2007年1月に物流拠点を東大阪市から尼崎市へ移転
- MonotaRO 2007年12月期中間決算説明資料(2007年8月)「当社概要」「物流センター移転に関して」
- [35]尼崎の物流センターは約7,500坪で65,000SKUを在庫(東大阪は約2,200坪・13,000SKU)。旧センター作業員の退職が相次ぎ、訓練不足の尼崎作業員が1月から出荷し、出荷遅れ・在庫切れ・誤出荷が1か月近く続いた
- [36]尼崎の物流センターは約7,500坪で65,000SKUを在庫(東大阪は約2,200坪・13,000SKU)。旧センター作業員の退職が相次ぎ、訓練不足の尼崎作業員が1月から出荷し、出荷遅れ・在庫切れ・誤出荷が1か月近く続いた
- [37]尼崎の物流センターは約7,500坪で65,000SKUを在庫(東大阪は約2,200坪・13,000SKU)。旧センター作業員の退職が相次ぎ、訓練不足の尼崎作業員が1月から出荷し、出荷遅れ・在庫切れ・誤出荷が1か月近く続いた
- MonotaRO 第8期 年次報告書(2007年12月期)代表執行役社長 瀬戸欣哉 ごあいさつ
- [38]第8期(2007年12月期)売上高10,897百万円(18.8%増)、営業利益480百万円(4.0%増)。物流センター移転費用・臨時人員の大量投入で販管費が一時的に増加
- MonotaRO 四半期報告書 第10期 第3四半期(2009年7月1日〜9月30日)【事業等のリスク】大株主との関係
- [40]2008年12月期末の持株比率 Grainger International 38.34%・住友商事30.92%。住友商事は投資方針を変更し全株売却の意向。株価混乱の回避等を考慮し2009年8月7日に住友商事保有株1,828,000株を1株875円(総額1,599百万円)で自己株式取得・消却。Graingerは関係の安定化を目的に子会社化
- [41]2008年12月期末の持株比率 Grainger International 38.34%・住友商事30.92%。住友商事は投資方針を変更し全株売却の意向。株価混乱の回避等を考慮し2009年8月7日に住友商事保有株1,828,000株を1株875円(総額1,599百万円)で自己株式取得・消却。Graingerは関係の安定化を目的に子会社化
- [42]2008年12月期末の持株比率 Grainger International 38.34%・住友商事30.92%。住友商事は投資方針を変更し全株売却の意向。株価混乱の回避等を考慮し2009年8月7日に住友商事保有株1,828,000株を1株875円(総額1,599百万円)で自己株式取得・消却。Graingerは関係の安定化を目的に子会社化
- [45]2008年12月期末の持株比率 Grainger International 38.34%・住友商事30.92%。住友商事は投資方針を変更し全株売却の意向。株価混乱の回避等を考慮し2009年8月7日に住友商事保有株1,828,000株を1株875円(総額1,599百万円)で自己株式取得・消却。Graingerは関係の安定化を目的に子会社化
- [50]Graingerは当社の設立以来の事業成長を評価し、当社の経営方針・事業戦略を尊重する考えを有していると当社は認識
- MonotaRO 四半期報告書 第10期 第3四半期(2009年7月1日〜9月30日)【関係会社の状況】
- [43]Grainger Japan, Inc.が公開買付で380,000株を取得し、Grainger International保有分と合わせ52.85%を間接所有、2009年9月14日に親会社に該当
- MonotaRO 第9期 年次報告書(2008年12月期)代表執行役社長 瀬戸欣哉 ごあいさつ
- [47]2008年12月期 売上高14,068百万円(29.1%増)・営業利益1,168百万円、税務上の欠損金解消で初配当1株5,000円。2009年12月期は既存顧客売上25%程度減少を見込み、新規顧客の月間1万事業所獲得を重点施策とする
- [48]2008年12月期 売上高14,068百万円(29.1%増)・営業利益1,168百万円、税務上の欠損金解消で初配当1株5,000円。2009年12月期は既存顧客売上25%程度減少を見込み、新規顧客の月間1万事業所獲得を重点施策とする
- [49]2008年12月期 売上高14,068百万円(29.1%増)・営業利益1,168百万円、税務上の欠損金解消で初配当1株5,000円。2009年12月期は既存顧客売上25%程度減少を見込み、新規顧客の月間1万事業所獲得を重点施策とする
2000年〜2009年の業績
| 決算期 | 区分 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 純利益 | 主な投資 | ||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 億円 | YoY | 億円 | 利益率 | 億円 | 億円 | |||
| 2000年 | n/a | n/a | n/a | n/a | n/a | n/a | n/a | n/a |
| 2001年 | n/a | n/a | n/a | n/a | n/a | n/a | n/a | n/a |
| 2002年 | n/a | n/a | n/a | n/a | n/a | n/a | n/a | n/a |
| 2003年 | n/a | n/a | n/a | n/a | n/a | n/a | n/a | 東大阪市西石切町の倉庫へディストリビューションセンターを移転(2003/02) |
| 2004年 | n/a | n/a | n/a | n/a | n/a | n/a | n/a | n/a |
| 2005年 | n/a | n/a | n/a | n/a | n/a | n/a | n/a | n/a |
| 2006年12月期 | 単体 | 92 | n/a | 5 | 5.4% | 5 | 5 | n/a |
| 2007年12月期 | 単体 | 109 | +18.5% | 5 | 4.6% | 5 | 5 | n/a |
| 2008年12月期 | 単体 | 141 | +29.4% | 12 | 8.5% | 12 | 11 | n/a |
| 2009年12月期 | 単体 | 142 | +0.7% | 9 | 6.3% | 9 | 5 | n/a |
出典・参考
13件
- MonotaRO 有価証券報告書 第7期(2006年12月期)【事業等のリスク】大株主との関係
- MonotaRO 有価証券報告書 第7期(2006年12月期)【役員の状況】
- MonotaRO 有価証券報告書 第7期(2006年12月期)【発行済株式総数、資本金等の推移】【主要な経営指標等の推移】
- MonotaRO 有価証券報告書 第7期(2006年12月期)【主要な経営指標等の推移】【事業等のリスク】
- MonotaRO 有価証券報告書 第7期(2006年12月期)【主要な経営指標等の推移】
- MonotaRO 2007年12月期中間決算説明資料(2007年8月)「当社概要」「物流センター移転に関して」
- MonotaRO 平成18年12月期決算短信(非連結)2007年2月14日
- 有価証券報告書 第26期(2025年12月期)【沿革】
- MonotaRO 第7期 年次報告書(2006年12月期)トップインタビュー 代表執行役社長 瀬戸欣哉
- MonotaRO 第8期 年次報告書(2007年12月期)代表執行役社長 瀬戸欣哉 ごあいさつ
- MonotaRO 第9期 年次報告書(2008年12月期)代表執行役社長 瀬戸欣哉 ごあいさつ
- MonotaRO 四半期報告書 第10期 第3四半期(2009年7月1日〜9月30日)【事業等のリスク】大株主との関係
- MonotaRO 四半期報告書 第10期 第3四半期(2009年7月1日〜9月30日)【関係会社の状況】