決断
相場を読んで船を持つ会社から、契約で運賃が先に決まる船を持つ会社へ移ってきた。1998年、売上の約5割を占める定期船部門が赤字のまま、自ら船を造れば市況を壊すと見てナビックスラインを会社ごと取り込み、事業構成を不定期専用船とエネルギー輸送へ組み替えた。安値で発注したバラ積み船がリーマンショック後に損失源へ転じ、2期連続赤字と1,254億円の特別損失を経て2013年に長期契約が主となるLNG船へ収益源を転換した。2016年には売上の4割を占めたコンテナ船を邦船3社の共同出資会社ONEへ切り出して、31%の持分法の側へ回った。1隻約200億円を約20年かけて回収するLNG船が軸になり、賭けをやめたのではなく賭けの期間が20年に伸びた。
2026年3月 エリオットの自社株買い要請
1株当たり配当金と配当性向2025 2026 年間配当金(円) 360 200 年間配当金率(%) 30.3 32.3 2017年 コンテナ船事業をONEに統合
業績の推移2016 2017 2022 売上高(兆円) 1.7 1.5 1.3 営業利益率(%) 0.1 0.2 4.3 2014年3月 自動車船カルテルで課徴金減免申請
特別損失と経常損益率2013 2014 2019 特別損失(億円) 1,254 193 62 経常損益率(%) -1.9 3.2 3.1 2013年6月 LNG船・長期契約へ転換
LNG船・長期契約へ転換中国の資源需要を読んで安値で大量発注したバラ積み船が、リーマンショック後の需給崩壊で損失源に転じた。2期連続赤字と1,254億円の特別損失を経て、変動幅の大きいスポット契約から20年近い長期契約が主となるLNG船へ収益源を転換した同じ経営論点に直面した企業 | 経営計画・中期戦略業績の推移2012 2013 2018 売上高(兆円) 1.4 1.5 1.7 営業利益率(%) -1.7 -1.0 1.4 1999年 ナビックスラインと合併
業績の推移1998 1999 2004 売上高(億円) 8,349 8,092 9,973 経常利益率(%) 1.4 2.7 9.1