セーレンの決断社史:経営の意思決定を振り返る

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決断

加工賃を受け取る会社から、在庫を負う会社へ移った。1968年5月期には売上の36%を旭化成、24%を帝人が占め、上位5社で約78%に達した。国内シェア4.9%の業界2位だが、採算は発注元の生産計画が決める。1973年10月の第一次石油危機で合繊大手の生産調整が始まると、係長だった川田達男氏が1975年に社内の反対を押し切って自動車内装材へ参入した。委託加工が白生地を預かる無在庫の賃加工であるのに対し、内装材は原糸を仕入れて織り、在庫を負ってメーカーへ納める。1975年にトヨタ自動車、1976年に日産自動車、1988年に本田技研工業へ納入を始めた。1985年5月期には単体売上383億円の31%を自動車内装材が占めている。白生地を預かる立場から原糸を買う立場へ変わったことが、値決めを発注元から自社へ移した。

  • 2003年 自社製品への転換
    業績の推移
    200220032008
    売上高(億円)5946311,129
    純利益率(%)0.3-1.43.8

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