決断
一つの製品への集中投資を、持ち主が替わっても崩さなかった。2000年に米サンディスクと協業を始め、2001年に東芝が汎用DRAMから撤退してNANDへ集中したことで、四日市はNAND専用の拠点に変わる。2007年に開発した3次元技術をBiCS FLASHとして製品化し、平面の微細化ではなく積層で大容量化する技術へ経営資源を集中した。一方で株主の構成は動き続け、2018年の売却でベインキャピタル主導の連合の傘下に入り、2024年12月には4年越しの上場を達成。東芝から投資ファンド、そして市場へと所有者が移る間も投資先を替えなかったことが、専業メーカーとしての姿を保たせている。
2024年11月 東証プライムへ上場
持分と資産合計2024 2025 2026 親会社の所有者に帰属する持分(億円) 4,496 7,376 13,989 持分以外の資産(億円) 24,153 21,821 22,911 親会社の所有者に帰属する持分率(%) 15.7 25.3 37.9 2023年 ウエスタンデジタルと破談
売上収益と営業利益率2023 2024 2026 売上収益(億円) 12,821 10,766 23,376 営業利益率(%) -7.7 -23.5 37.2 2007年6月 BiCS FLASHへの積層転換
電子デバイス部門の資本的支出と営業利益率2007 2008 2013 資本的支出(億円) 2,697 3,674 1,256 営業利益率(%) 7.6 4.5 7.3 2000年5月 サンディスクとNAND生産で合弁